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2025.03.20

CYCLING A GO GO Vol.33「中学生の時に親に買ってもらったのはロードマンで、今の愛車はボードマン」

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■CYCLING A GO GO / サイクリング ア ゴーゴー Vol.33
「中学生の時に親に買ってもらったのはロードマンで、今の愛車はボードマン」
-20.Mar.2025- 

 毎月20日は、相良さんことMr.チャガラさんのロード自転車の連載です。

 
 Mr.チャガラさんは自分が会社員時代の同僚(Mr.チャガラさんはデザイン界の巨匠大貫さんと仕事をされていました)。今は自転車ロードレース界でスポンサーシップ・エージェントの仕事をされており、最近自分でもロードレーサーを購入しロード自転車ライフを楽しんでいます。

 

 そんなMr.チャガラさん、今回も何か起きたみたいです。あ、アップが遅れてすみません!

 

■中学生の時に親に買ってもらったのはロードマンで、今の愛車はボードマン 

忘れた1枚

 
 非常にこまった、今月も自転車に乗っていないからライディングレポートが書けない。(そして一度書いた原稿が保存されず消えてしまった)
自動車で近所を週末走ると結構サイクリストのみなさまが颯爽と走っているのを見かけます。冬の寒さが緩んだほんの一瞬を狙ってライドにでかけるのです。そんなアクティブなサイクリストに対して、道路は怖い、外はまだ寒いと言い訳を思いつきながら、こたつサイクリストを決め込んでいるMr.チャガラです。でも、あとちょっとで3年の連載やんか、ここで連載に穴をあけるのは惜しい!ということで苦肉の策、過去の画像やネットの画像を拝借しながら今回はレポートをします。この手法は今トラブルを抱えて大手クライアントから総スカンを食らっている某テレビ局が過去映像の再編集を中心に低予算でコンテンツをつくりあげる手法に似ています。今日は、私も含めて多くの人が知らないストーリーをお届けします。

 

■まずはブリヂストンのロードマン 

 自転車はいつの時代でも、知らない場所に連れて行ってくれるお友達。中学生の時に親にお願いして買ってもらった自転車がブリヂストンのロードマン。小学生から中学生になり体格も大きくなって、古い自転車は乗りたくない、いっちょ前にブランド物を意識するようになり、なによりカッコいいものに憧れる。そんなときに登場したのがロードマン。どういうものだったかは写真で紹介しないとわかりませんが生憎子供の頃の写真がどこにあるのかわからないし、撮った記憶もない。ということでネットを検索したら当時のカタログがあるではありませんか。しかもそこに書かれた記事もとても興味深く時代の空気がそのまま表現されている。Mr.チャガラは早速サイトを運営されているGAMIさんにメールを書き、画像使用の承諾をいただきました。

 
   
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▲カタログを見ると好きなパーツを組み合わせて、Myチャリンコをカスタマイズできるなんて、こだわり心をくすぐる素敵な一台。Mr.チャガラは鮮やかな黄色のロードマンでした。詳しい解説は是非GAMIさんのサイトを見てくださいね。彼は本物のサイクリスト!https://cyclotourist.web.fc2.com/catarogue/part103/index.html

 

 Mr.チャガラはこのロードマンに乗って東京都杉並区荻窪から江の島まで日帰りツアーをした中学生時代がありました。今よりもアグレッシブでサイクリストしているではないか。この時も車道から歩道にあがるとき転倒していますが、ひるむことなく走り続けました。ヘルメットもなく装備も普通の服で、ダンプカーは横を通り、子供時代はたくましいとしか言えません。

 

■今日の本題は、ボードマン。ボードマンって何? 

 冒頭にあったこの自転車は女子サイクルチームのGMをやっている人が持っていた自転車(多分、元試乗車)を譲ってもらったものです。かつてボードマンは世界展開していて日本でも販売機会をうかがっていたイギリスのブランドです。今は本国イギリスを中心とした自転車メーカーのようです。手元にこの自転車がくるまではボードマンという言葉も知らず、ロードマンみたいでいいなあ、という程度の感じでした。今回初めて自分の自転車ブランドとはどんなものか起源を探ります。まずは現在のボードマンのホームページを見てみましょう。

 
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▲これが、ボードマンのHP。なかなかシーンを感じさせる写真です。https://www.boardmanbikes.com/gb_en/ 

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▲ロードバイク、オフロードバイク、趣味通勤通学バイクの3タイプが用意されています。 

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▲左側はカーボンフレームの最高級タイプ。5,500ポンドというと1ポンド195円として、1,072,500円!当然アルミフレームのマイバイクはこんなに高くなかった。女性用というのもあるぞ、実はMr.チャガラのボードマンは女性用。Wao! 

 

■クリス・ボードマンはレジェンドだった 

 ボードマンは、オリンピック金メダリストにして、単独で1時間の間にどれだけバンクを周回出来たのかを競う種目のアワーレコードの記録保持者だったこともあり、ツール・ド・フランスのチャンピオンでもありました。そんなレジェンドが監修するバイクがボードマンです。彼の経歴はオリンピックのサイトで紹介されていましたので機械翻訳でお届けします。

 

 クリス・ボードマンは1992年のオリンピックで、ロータスが製造した新しい非常に高価な空力自転車で相手を追い越して個人追跡競技で優勝し、注目を集めました。翌年、彼は同胞のグレアム・オブリーから1週間前の世界1時間記録を奪い、1996年と2000年にその記録を取り戻しました。後者は、いくつかのハイテク改良を禁止する新しいUCI規則の下で行われ、エディ・メルクスが設定した名高い記録を破りました。ボードマンはロードのタイムトライアルで有名になり、ツール・ド・フランスのプロローグ(短いタイムトライアル)で3回(1994年、1997年、1998年)優勝し、1994年のタイムトライアルの世界タイトルと1996年のグランプリ・デ・ネイションズも獲得しました。ボードマンはまた、個人追跡競技で2度(1994年、1996年)世界チャンピオンになり、1996年のアトランタオリンピックのロードタイムトライアルで銅メダルを獲得しました。彼は骨粗鬆症の問題のためにやや早く引退し、それ以来、英国トラックチームの技術顧問を務めています
https://www.olympics.com/en/athletes/christopher-miles-boardman

 

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▲これぞバルセロナ・オリンピックの奇跡!といってもボードマンの金メダルが奇跡ではなくこの原稿を執筆しているときにオリンピックマスコットキャラクターだった「COBI/コビー」のマグカップが手元にあったこと。偶然、前の日にハイターしといてよかった!全裸バージョンが一般的だが、これは服を着ている。 

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▲Googleで検索すると、クリス・ボードマンの画像が出てくる出てくる。 

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▲彼は現在では自転車競技のコメンテーターとしてサイクリストには広く知られているとのこと。さっきまでよく知らなかった私はきっとサイクリストの端っこにはいりました。

 

 ということで、今回のサイクリング ア ゴーゴーはコタツ記事でしたが、自分のバイクの監修責任者が自転車業界のレジェンドだったということに驚き、また昔の愛車の記憶にたどり着けるサイクリストと少し交流できたことが喜びでした。来月は暖かくなるのできっとサイクリングレポートをお届けできます。
 それにしても、毎月15日はアイちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載の開始、めちゃ楽しみじゃねーか。Mr.チャガラも応援しとるぞ!

 

END

 
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