■CYCLING A GO GO / サイクリング ア ゴーゴー Vol.37
「日本全国梅雨明け宣言後の最初のサイクリング、ぢゃない？！＜番外編＞」-28.Jul.2025- 

　毎月20日はMr.チャガラさんのロード自転車の連載コラムの日です。といいつつ、今月は今日28日になっちゃいました。このCYCLING A GO GOは最近人気のコラム、中でも人気なテーマは番外編的な内容の回（笑）。そして今回はその番外編。なんと大相撲名古屋場所から。大相撲、一度見に行きたいと思っているンですよね。

 
　名古屋で一番熱いニュースは、とにかく暑い！ということです。今執筆している時点で、37℃以上になりますとニュースで言っております。25度以上は夏日、30度以上は真夏日、35度以上は猛暑日、40度以上は定義は定まっていませんが酷暑日なんて言われています。25度は涼しいねえなんていう現代人は、厳しい環境に順応し始めています。しかし、その酷暑の直前の名古屋地区は雨が例年より多く、自転車を乗れる日もとても少なかった。6月21日から１か月間の降雨量は例年の121%ということで、やっぱり、雨多かったんだね、と数字も示しています。ということで降雨量121%効果もあり、今月のCYCLING A GOGOは、自転車に乗れず乗らず番外編で、名古屋で2番目に熱いニュースな場所、IGアリーナよりお届けします。アップ遅れてすみませ～ん。

■新しい愛知県体育館の名前は、IGアリーナ（愛知県新体育館） 

　名古屋城の進近くにあった愛知県体育館（旧ドルフィンズアリーナ）は閉館取り壊しとなり、愛知県新体育館が名古屋城のある公園（名城公園）のひと駅離れた場所に建ちました。IGアリーナと銘打つこの体育館、IGってなんだと好奇心のある人は思います。インスタグラムの略ではありません、また、色物ガールズの略でもありません。ロンドンに本拠地を構える金融サービスの総合グループのようでございます。IGアリーナのこけら落としは大相撲名古屋場所ということで、この名古屋場所のチケットはプラチナチケット状態で連日満員御礼。新しもの好きの名古屋人は殺到しているし、大相撲マニアももちろんたくさん日本全国から来ています。サイクリング ア ゴーゴーの読者のみなさんも、相撲が好きな人はたくさんいますね。

▲大相撲のノボリは華やかな色合いで壮観です。ただ、風向きによっては文字がすべてさかさまになります。アリーナから見ると人気力士の文字がよく見えます。IGアリーナは隈研吾先生の建築なので、鉄骨に木材がボルト留めされています。  

■新しいIGアリーナに入場！ 

　新しい建物はいつも気持ちいい。当然慣れていないので、どこにどう行けばよいかわからない。多分、サイネージももう少し運営しながら追加されるだろうと思いながらうろうろすると、やはり問題なく席に着くものです。新しい体育館の運営はNTTdocomoがやっているので、入り口正面はｄCARDラウンジがあります。右のエスカレーターを上がれば特権的なシートのあるゾーンに行きます。ローマのコロッセオの時代から競技には特別観覧席が用意されています。Mr.チャガラはアクセス権がないので、そこから先はどんな場所か想像の領域。シャンパン飲み放題、フルーツ食べ放題、バニーガールによる給仕や秘密のバカラと妄想が広がります。
 

▲大相撲は朝の9時台から始まっています。NHKの中継は15時以降なので最後の方の強い力士たち、人気の力士たちの時間帯です。15時直前から会場も混みますが、この日はまだ空いている時間から入場です。仕事は？はい、この日は祝日でした。 

▲Mr.チャガラは12時頃の会場入り。空いていますね。ここは升席で土俵もよく見えます。体育館が建て替わる前より升席が少し広くなったのも今回のウリでございます。 

▲升席に座るとき靴はどこに置くのか問題は、すばらしい設計で解決されています。取り組みはどんどん進んでいますが、まだ幕下なので塩はまきません。 

▲アリーナには飲食店も何か所もあります。しかし、大相撲だけれど和風の食事はありません。普段はバスケットボールとかバレーボールとか洋風のスナックが合うスポーツが多いのですな。 

▲大相撲自販機がありました。レモンスカッシュの缶飲料です。どのお相撲さんが出てくるかはランダムに出てくるので、ひいきの力士が出てくるまで買い続ける人もいるかもしれません。 

▲大相撲協会がやっている販売コーナーの一部。毎日国技館で焼かれたやきとりが運ばれてきます。これは新幹線でハンドキャリーなのか？！東京・名古屋は日帰り圏ですが、できればゆっくりして名古屋の魅力を探し当てていただきたい。 

▲相撲なので、ちゃんこ屋台も出店中。確か1杯600円で提供していました。現場では気がつかなかったけれど、諭吉のからあげは甲子園でキッチンカーをみたぞ。でも名古屋が本店みたい。 

■15時を過ぎると、満員御礼で大相撲も盛り上がってきます 

　序盤の取組は、力士のみなさんは一生懸命にその身体をぶつけ合い闘っていますが、観客の方はまだのんびりしたもので、新しいアリーナの見学やお土産探しに夢中になるひと時もありますが、NHKの中継が始まるころには席に戻り、あるいは15時頃を目指して入場する人で満員になります。
　十両以上の力士は、特にその体格が格段に大きくなり迫力もすごく、言葉にできない感情も沸き起こってきます。お相撲さんは太っているのではなく、全身が筋肉。土俵の上では普通の人では一発で跳ね飛ばされるあたりや突きを繰り出し受けつつ、勝負をする姿は圧巻です。
 

▲UFOをよんでいる儀式ではありません。中入りの取組前に紹介されるときに土俵上でとる動作の一部分です。 

▲横綱の土俵入り。格式高く、威厳があります。相撲は興行でもあり神事でもあります。

▼横綱 大の里と高安の取組。5枚連続写真でどうぞ。
 

▲相撲が終われば、まだまだ明るい名古屋の夏の青空。たくさんの人が礼儀正しく帰路につきました。今回は自転車の出番はありませんでしたが、次回こそサイクリングのネタでいきたいです、ハイ。

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