2014.08.21
JEC R2 は、駅前ED / ユキちゃんレポート
JEC Rd.2は観戦型駅前エンデューロ。バイクレース初観戦のユキちゃんがレポート!
たいへん遅くなりましたが、今日はJEC Round2 Kinki プラザ阪下のレポです。
このRound2は、なんと!駅から歩いて行ける場所でのエンデューロでした。なづけて「駅前エンデューロ」。
スーパークロスの「スタジアムでモトクロス」と同じ考えですね。みんなが行きやすい場所で開催するって考えです。
エンデューロって、山の中や大きな牧場など、アクセスの決して良い場所とは言えないところでの開催が多いです。
ですが今回はあえて「多くの方々に観てほしい、知って欲しい。だから駅前にこだわりました」という吉川和宏選手(※1)の考えから
駅前での開催が実現しました!スゲ〜っす!!
こだわったのは開催場所だけじゃなく、レースそのものも「お客様が観やすい」また「観て面白い!」モノでした。
丸太に巨大タイヤに岩石セクション!と、you tubeにある海外の動画のようなセクションなんです。
そんな工夫が凝らされているRd.2なら、KRAZyも今までに無い方法でレポートしてみようかなと。
ってことで、あえて、今回初観戦の女性の方にレポートしていただこうと考えました。
レポーターは塚本ユキちゃんです。
「仕事で行ったX-Fightersで、一瞬でバイクスポーツが好きになっちゃった」という彼女。
でもレースの観戦は今回が初めて。さてどんな感想でしょうか。
バイクのこと何も知らない女子代表ということで、近藤編集長に呼ばれ、こうして書くことになりました。
みなさま、はじめまして。 塚本有希と申します。
バイクのレースは今回が初観戦です。よろしくお願いします!
少し時間を巻き戻して…
7月ラストの日曜日、私は朝早くから河内長野におりました。
あっ、ちょっと話を盛りました(汗) 朝早くから行っていたのは編集長で、私は重役出勤しておりました(汗汗)
なぜなら、編集長に「取材行くから、山道入る準備してきてね。」と言われた私は、この夏の暑さに耐えられるかとビビりまくって、
体力温存の為ゆっくり寝ていたかったのです。編集長、ワガママ聞いてくれてありがとうございました♪
そんなこんなで到着したのは朝9時すぎ、大阪生まれ、大阪育ちの私ですが、生まれて初めて河内長野の駅に降り立ったのでした。
優しい編集長が迎えにきてくれ、5分も経たないうちに着いた場所が、日本最大級のオフロードコースを誇る「プラザ阪下」でした。
「河内長野」の時点でピンときた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は、エンデューロレースを観に来たのです♪
はて、エンデューロとはなんぞや? と思った方いらっしゃいます?
(きっとここの読者さまはご存知かもしれませんが…
私は編集長にエンデューロ観に行こう!と言われ、どんなものかも全く分からないまま、ハイっと返事をしました笑)
エンデューロは、大会によって設定時間や難易度が異なるようですが、
とにかく何時間もひたすら走り続ける耐久レースのことだそうです。時には、数日にもわたってレースが行われるとか…え?!
意味が分からない!クレージーすぎる!!!が私の最初の感想でした。ん?!
壊れたマシンも自分でなおして前に進むの?… 超人…ですね!!!
もーどんなスーパー・ムキムキマッチョ達がいるんだと思いながら、
会場に到着した私ですが、目の前では子供たちがビニールプールで遊んでいたり、
ずらりと並んだキャンピングカーの前で皆さん楽しそうにお茶飲んだりアイスクリーム食べたりで…えーーー!?
なんか想像していた感じと違うじゃないですか。 なんですか、このアットホームな感じ。
試合時間、朝の7時くらいからだと聞いておりましたが、編集長…もしや終わってしまったのですか?!? 私が遅く来たばっかりに…
「違うよ、まだレース中だよ!」… なんですと?!?
なにやら、エンデューロ、自然の中を走り抜けるレースゆえ、「こっちのエリアと向こうのエリアを走って下さい。」
みたいな感じになるそうです。
なので、途中の移動空間は、ちょっと優しめに時間設定されているそうで、こうして余裕がある選手達は、
休憩しがてら自分のピット/キャンピングカーへと戻ってきているそうなのです。
さてさて、どんなマッチョな方がいるのやらとピットに覗きに行くと、
まさかまさかの女性ライダー!こんなにも暑いのに、笑顔で帰ってきています!
「んじゃ、俺もそろそろ行ってくるわ!」って、さっきまで横で寝ていたお父さんまで!?
私、てっきり、休暇をのんびりと過ごすためにやってきたのかと思っていましたよ…失礼致しました(笑)
「さーて、そろそろライダー追っかけて山行くよー」と編集長に言われたので進んで行くと、
さっきまでほんわかまったりモードだった人達が、めちゃくちゃかっこよく走っているじゃないですかー!
これ、惚れてまうやつです。
おもいっきり自然の地形を使って遊んでるー!
時には、バイクに乗ったままでは登れないようなガケみたいなところもあるんです。
それをみなさん、上手く考えて登っていく。ずーっと観ていると、走り方が1人1人違って、
それぞれ選手の個性が出ている感じがしました。
上手い人のブンブン(エンジン音)って、音が違うんですよーーー! (あっ、みなさんは知ってますね(笑))
山から広場に戻ると、今度は「ファイナルエンデューロクロス」とやらが始まっていました。
なんと!これ、さっきまで観ていたのと、また違うじゃないですか!
目の前で丸太や大きな石を飛んだりしながら進んでいく、障害物競走のようなものが始まってるー!
しかも、目の前で転ける、転ける!でも、またすぐに立ち上がる!もう私大興奮です!
さっきまでは、一度通り過ぎたら、なかなか同じ選手には出くわさなかったのですが、
今度は小さめのコースで、みんなブンブン言わせながら必死に戦っています!
しかも、さすがにそのようなコースを何周もするのは大変なのでしょう。
みなさんの疲れが伝わってきます。(笑)
目の前で、何台もバイクが通っていくと迫力が違いますね☆バイクのこと知らない私でも、これなら分かりやすくって楽しめるー☆
IAクラス・ファイナルクロスのスタート。ホールショットは#10渡会(ワタライ)選手。(キャプション by KRAZy)
ちょっとしたミスで激しく順位が入れ替わりお客様を楽しませたファイナルクロス。(キャプション by KRAZy)
中番手から追い上げ、ファイナルクロス勝利。トータルでも#5釘村を逆転しての勝利(キャプション by KRAZy)
会場には屋台もあって、みなさんこのファイナルで盛り上がりまくっていたので、なんだかお祭りみたいでした☆
なんか学園祭みたいなかんじ。 ワタシの持ってたレースのイメージとは全然ちがう。たのしー!
でもですね、、、
大阪人としてモノ足りなかったのは、やっぱり「たこ焼き」が無かったことですね!(笑)
次回はぜひ、たこ焼きの屋台も入れて、もーっとお祭りさわぎしたいなー☆
あ、そうだ☆ バイクの夏フェスみたいのがあってもいいですよね、なーんて。
最後に バイクレースをなにも知らないワタシのようなモノが書いた文章を、最後まで読んでいただいて誠にありがとうございました!
またいつかどこかでお会いできますように。
塚本有希 Bronte
※1吉川選手:この駅前エンデューロを企画し実現させたのがJEC#4の吉川選手です。
本来はエンデューロアスリートですが、こういうオープンなスタイルのレースを開催したい!と考え今回実現させました。
吉川選手ありがとうございました。近いうちに吉川選手の駅前エンデューロ開催についてのインタビュー記事アップします。
http://jecpro.com/?page_id=151
主催者のキーマンの吉川和宏選手。IAクラスの#4、トップライダーです。「ほんとはこのコース走りたいよ」
KRAZyのレポはすべてまずこのTOPICSに一度アップされます。
その後一週間程度で、各ジャンルに振り分け、もう一度アップされます。
古いレポや情報を探す場合は、各ジャンルを覗いてみてください。
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