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2019.04.12

MFJ全日本スーパーモト選手権「スーパーモトジャパン2019」S2 & S1 OPEN レポート

1表紙B
 
 

■MFJ全日本スーパーモト選手権「SUPERMOTO JAPAN 2019」開幕。S2 & S1 OPEN クラス レポート

 

4月6-7日、MFJ全日本スーパーモト選手権「Supermoto Japan 2019」が開幕しました。

会場となったのは愛知県知多半島にある美浜サーキット。

温暖な知多半島は初夏のような日射しとなり絶好の観戦日和となりました。

 

昨日(4月10日)S1 PRO classのレポートをアップしました。

今日は250ccのS2 class と排気量無制限のS1 OPEN classのレースレポートになります。

 
 

■全日本のクラスは3つ、S3は地方選手権のみ。

 

S1 PRO class
日本の最高峰クラス。マシンは450ccとなります※
CRF450R、YZ450Fなど

 

S1 OPEN class
排気量無制限クラスです。251cc以上という制限はあります。
600ccでも700ccでもOKです※
XR600、SM701、350SX-F、RM-Z450など

 

S2 class
250ccクラス。小排気量というわけではないのですが、非常にテクニカルなクラスです※
KX250F、CRF250Rなど

 

S3 class
これは地方選手権のみのクラスです。
250ccの一般公道走行可能な車両のみとなります。
モトクロス用レース車両の場合は2stは85cc、4stは150ccとなります※
CRF250M or L、WR250X or R、D-tracker、CRF150R、KX85など。

 
 

プリント

 
 

■「全日本」と「エリア」について

 

「全日本」は全国の最速選手の戦うクラスで、3つのクラスがあります。
そのなかでの最高峰はS1 PRO class、その下に2つのクラス(S2とS1 OPEN)があり
この2つのクラスで年間を通して好成績を残すと、各クラスの上位3人はS1 PROを走る権利を得ます。

 

昨日紹介したS1 PRO classは、つまり特別なクラスでというわけです。

 

「地方選手権(エリアと称します)」は、ライセンスさえ取ればだれでも参戦できます。
全国を3つのエリアにわけ、各エリアで戦います(西日本、中日本、東日本)。
各エリアで年間を通してチャンピオンを獲得すると「全日本」を走る権利を得ます。

 
※レギュレーションについての詳細はMFJの発行するレースルールブックをご覧ください。
ここはあえて簡易的に表記しています。

 
 

■スーパーモトって?

 

以前はスーパーモタードとフランス語からの言葉を使っていましたが、
今は英語のスーパーモトと呼んでいます。

 

ロードレースとモトクロスをミックスしたレースです。
つまり、バイク乗りで最も速いのはだれ?的な発想から生まれたレースです。

 

車両はモトクロス用を使います。
ダートセクションにはジャンプやフープスなどもあるため
サスペンションにストロークが必要
またそこでのコントール性も考え、モトクロス車両が主に使われます。

 
 

1表紙マコト
▲ダートセクションにはジャンプも。コースによっては着地がアスファルトの場合も。2018年広島ラウンドから。

 
 

スライド2
▲高速からの角度のきついコーナーの進入では、リヤタイヤを外側に流す走りをすることも。スライドとよばれ、スーパーモトのファンはこれを観にいくと言っても過言ではありません。

 
 

タイヤはロード用タイヤを使います。いわゆるスリックタイヤです。
アスファルト区間のタイムを稼ぐためです。
過去にはいろんな組み合わせが試されたようなのですが
今はこの組み合わせ「モトクロス車両+ロードレース用タイヤ」が
ひとつの答えとなっています。

 

このミックスした車両というのが、観ていて面白い点です。

 

アスファルトセクションでは、ストロークの長いサスペンションが
邪魔になり車体が安定しません。
車体が暴れたり、リヤタイヤがドリフト(二輪ではスライドと呼びます)したり
するのですが、そこはライダーがなんとかするしかありません。

 
 

ジャンプ
▲ダートコーナーではロードタイヤはほぼグリップしません。ダートのフラットコーナーで極度にスピードを落とすのはそのため。こういうコーナーは見ていて迫力がないため、欧州や米国のダートセクションはバンクコーナーになっています(でもこのバンクコーナーを用意するのは、手間とお金がかかるんですよね)。2018年広島ラウンドから

 
 

ダート#6ケイト
▲ダートセクションにはこのようなグラベル路面もあります。これは雨が降ってもぬるぬるになたらないという利点があるんですが、ドライでもあまりグリップしません。加速も減速も旋回も極度に難しくなります。2018年福島ラウンドから
 
 

また、ダートではロード用タイヤがあまりグリップしません。
アスファルトでのグリップ力を重視するため、スリックタイヤという溝の無いタイヤを使うためです。
滑るタイヤをライダーが巧みにコントロールさせる必要があります。
当然、マシンは暴れます。

 

S1 PRO classの決勝レースでは大きなクラッシュが2つありましたが、
大きな原因はここにあります。
ライダーがなんとかしなければならない部分が大きく、
クラッシュしやすいのです。
そのためライダー達はクラッシュすることに慣れています。
巧みに身体を使うことで怪我をさけています。

 

※レース1でホールショットを決めかけた#2新井選手がクラッシュしましたがすぐに再スタートできたのは、練習によって怪我をしないような身体の使い方が身についているためです。現在、そのシーンを含む動画が多くアップされています。そこだけ見ると「非常に危ないスポーツ」と見えますが、誤解されたくないのでここに書きました。
とか言っても、何か言う方はいるんだよなぁ・・・そういうの意味もあって、KRAZyではクラッシュシーンは取り上げません。無駄に危ないイメージを残したくないからです。

 
 

open集合写真
▲All Japan Supermoto Championship / Supermoto Japan 2019 S1 OPEN class

 
 

Smj_S2_2019
▲All Japan Supermoto Championship / Supermoto Japan 2019 S2 class

 
 

■S1 OPEN class / 混戦の S1 OPEN に勝利したのは#4中島。

 

S1 OPEN リザルト
1/ #4 中島俊介 / YZ450F / CHINKASS PEROZEi
2/ #14 小原堅斗 / RM-Z450 / VORTEX916DR&花巻レーシング
3/ #6 増田浩志 / FS450 / CP sports Husqvarna長野
4/ #8 千葉智 / CRF450R / 陸奥組+JU宮城
5/ #11 井上雄登 / CRF450R / 空き家+IGF
6/ #3 久谷哲郎 / CRF450R / TOYZ Racing

 

「意識してました、エントリーリストを見たときから。
 前日の走行でも、その走りをぜんぜん見ることはできなかったから
 気になってました。なんとか抑えきれてよかったです」
勝った#4中島シュンスケ選手の勝利後のコメントです。
2位に入った#14小原ケント選手をかなり意識していたそう。

 

とは言え、スタートで前に出ると
一度もアタックを受けることなくそのままチェカーとなりました。
ホームコースとは言え速さを見せつけたレースでした。

 
 

マコトすらいど
▲勝利した#4中島シュンスケ選手。ホールショットを決め、そのままトップを守りきり勝利。

 
 

勝った#4中島選手が意識したという小原ケント選手はモトクロス出身。
昨年のSUGOラウンドからスポットで参戦し、一気に速さを身につけました。
ただ、まだアスファルトセクションの走行は慣れていないようです。
モトクロスなどのオフロード走行から、このアスファルトでの走行ラインがなかなか身につかない・・・。
なのに、ホームコースを走る中島選手と大きく差が開かなかったのはすごいかも。
かなり荒削りな走りでの2位は、将来に期待です。

 
 

#14小原
▲#14小原ケント選手。モトクロス IB。アスファルトセクションにまだ慣れていなようですが2位に。

 
 

マコトすらいど
▲#6増田ヒロシ選手。ベテランの走りでシッカリと3位入賞。
 
 

#6ヒロシ
▲4位は超ベテランの#8千葉サトシ選手。予選やタイムアタックの数字から判断するならここまで上位に入れるはずではない・・・が、レースはタイムだけではありません。速さと強さと巧みさが必要なのかも。東京お台場マルチプレックス2007 DVDのなかで、派手にスライドしているのがこの千葉選手です。

 
 

#6ヒロシ
▲今年から全日本に昇格し、その初戦でいきなり5位に入賞!した#33井上ユウト選手。今年の昇格選手達は速いです。#32新沼選手、#31水野選手は惜しくも入賞を逃してしまいますが上位争いをしています。

 
 

マコトすらいど
▲6位はマックこと#16久谷テツロウ選手。最終ラップで6位に食い込みました。TOYZ Racingの代表でもありながら自らレースにも参戦。最近ではエンデューロレースもお客様と楽しんでいるようです。

 
 

■S2 class / S2初参戦で勝利、#20馬場(※)

 

S2クラスはパワーに余裕がないため、速く走らせるにはテクニカルなライディングが必要になります。
別の言い方を刷るなら速く走らせるには経験が必要です。
そのなかで勝ったのは、S2初参戦の#20馬場大介選手でした。

 
「レースはただただアクセル全開で走りました。
 もう全周プッシュでした。すぐ後ろに#12近藤選手がいるんだろうと
 思っていました。勝ててうれしいです!」
「S2クラスは好きです。乗ってて楽しいです。
 アクセルを思い切りあけて全開全開で走れますから。
 昔観た、ササヤン選手(佐々木貴志)や、ヤタベさん(谷田部孝則)の
 激しい戦いのレースがすごくかっこよかったんですよね。
 今年はS2クラスで走ります。S2が盛り上がるといいですねー」
#20馬場ダイスケ選手のコメント。

 

※今回はS2初参戦ではないそうです。2017年に参戦しているようです。
まちがえました、すいません。

 
 

マコトすらいど
▲#20 馬場ダイスケ選手。S2クラス初参戦でいきなり勝利です。おめでとうございます。←※今回はS2初参戦ではないそうです。2017年にS2クラスに参戦しているようです。まちがえました、すいません。

 
 

S1 OPEN リザルト
1/ #20 馬場大介 / 250SX-F / MADNUTS Racing + 忠男レーシング倶楽部
2/ #12 近藤一磨 / YZ250F /
3/ #8 峯 稜介 / YZ250F / C.G.PHANTOM Racing ProrsumRide
4/ #22 西村泰樹 / CRF250R / ハラツヨ★ワークス+AGR37
5/ #70 大森雅俊 / RM-Z250 / SRF+FTR
6/ #4 藤田祐亮 / CRF250R / K-cross RACING

 
 

マコトすらいど
▲2位となったのは#12近藤カズマ選手。ホールショットは#20馬場選手にゆずるものの、1コーナーを巧みに抜け一度はトップに立つ#12近藤カズマ選手。

 
 

マコトすらいど
▲3位には#8峯稜介選手がはいりました。

 
 

マコトすらいど
▲全日本に昇格したばかりの#22西村泰樹選手が4位に。

 
 

峯
▲世界トップレベルのダートトラックライダーの大森雅俊選手がSMJに参戦することに。チームはSRF&FTR、ゼッケン70は世界で走るときと同じ。

 
 

マコトすらいど
▲6位に入ったのは#4藤田祐亮選手。

 
 

次のレポはエリアクラスになります。
もうすこーし、お待ちください。

 
 

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