2024.02.07
Next Riders 2024 / CROSSMISSION Part2
■KRAZyが今最も気になるレース&イベントのNext RidersレポートPart2-07.Feb.2024-
今日はNext Riders/CROSSMISSIONレポートのPart2になります。写真デザインに時間がかかって遅くなっちゃいました。
クラスは大きく2つに分かれています。セローやCRF125F、またはBETAなどのエンデューロレーサーを含む「オフロードバイククラス」と、大排気量のTiger900やBMWなどの「アドベンチャーバイククラス」です。
どちらのクラスも走行時間は1時間。走行が終わると復習的な意味でスクールが行われます。その後、スクールで教えてもらったことや1回目の走行の反省点をベースにもう一度走る、という面白いシステムです。「走行→スクール→走行」というわけです。一般的なエンデューロレースのように「オフロードバイククラス」と「アドベンチャーバイククラス」は混走ではなく、別々に走ります。
▲失敗って楽しいのかも。ココではみんなが失敗するから問題ないみたいです、助けを求めればヘルパーもいますし。※助けを求めないことも可能なんだそうです。とにかくできるとこまで自分の力でやる、ってこともOK。危険な状態と判断された場合は別だそうですけど。てか、人生のヘルパーが欲しい(笑。
▲バイク遊びやレースって一人で楽しむもの、っていうイメージがるけど(トライアルは別ですが)そうじゃないみたいです。二人で三人で一緒に何かを達成する、って楽しいかも!
■オフロードバイククラス
「ケゴンベルグのコースをビギナー向けにレイアウト!怪我やマシン破損が極力少なくなるように石のない細かな粒子で作られた起伏やスロープをつけて通過しやすくした丸太やタイヤなどをご用意して『見た目はしっかりしているけど実は難易度が低い』という形でバイクが走行しやすいようにコースを作成します。初めてのレースで痛かったり、怖かったり、バイク壊れたりしたらイヤな気持ちになってしまうので達成感はあるけど安心感があるようなコースを作りお待ちしています。お子様のご参加OK!パパとママで見守りながら広大なコースを走行!」※CROSSMISSION Next RidersのHPから抜粋。
コースですが、まず周回コースが基本コースとして存在します(下のマップのオレンジの線)、その途中途中にソフト(青線)、ミディアム(緑線)、ハード(赤線)と難易度違いでセクションが用意されています。このセクションを走らず基本コースを(Next Levelを)周回するのもOKだし、ちょっとトライするものOKだし、全部にトライするのもOKです。
また、もっとハードなM-netというミニモトハードエンデューロコースも用意されています。この難易度はかなりです。Next Ridersというレベルではなく、日本最高難易度になっています。このM-net B-netは初心者向け、これからの選手にために、というものではないようです。下のマップを参照。
▲オレンジ色の線がNext Levelです。ここは林道的な簡単な周回コースになっています。ダートが走ることができれば周回できるコースになっています。その途中途中にSoft、Midiam、Hardがあり、自由に選べます。また、M-netはかなり難易度の高いコースになります。それぞれそのコースを走破すると完走したという意味のステッカーをもらうことができます。
▲多くの皆さんが果敢に挑戦していました!ここはMidiumセクションだったかなぁ。違ってたらごめんなさい(汗。
▲路面がザクザクなヒルクライム。サンドなので転けても痛くないようです。ただ、小排気量はちょっと大変。それなりのスピードで入らないと頭頂できないみたいです。実は以前、こっそりここ挑戦したことがるんですTT-R125で。スピードを乗せて、ステップに足を乗せていけば比較的簡単に登れますが、坂の真下からの短い助走加速だけでは無理でした。
▲参加者とヘルパー(ASSIST)が2人ひと組となって参加できます。ヘルパーさんと一緒に走ることで「ここはちょっと難しいかも」というセクションに挑戦することができたり。難しいと感じたセクションを完走できたり。できた時の達成感は半端ないですよね!これが多くの人を虜にする魅力なのかも。
▲ヘルパーさんはひとりでもOKですが、二人までOKです。ヘルパー無しでも大丈夫。コースの難所にヘルパースタッフが待っています。その際、自分の力で最後までやり切りたい時はヘルプをお願いしないことも可能です。
▲ヘルパーさんもなかなか大変です。CRF110でもかなりのセクションを完走されていました。KRAZyにはTT-R110があるんですが、かなりどこでも行きます。オフが初めての方ならセローやCRF125FやTT-R125より、この110というサイズのバイクも結構いいですよ。性能はバカにしたもんじゃないし、楽しく身につくし。自分のスキルに比較し高性能すぎて乗れない、そんなバイクに手こずりながら頑張って、怪我したり、恐怖心だけが大きくなっていくより、まずは手頃で楽しい!感じるバイクから始めるのもいいかも。レーシングマシンのF3マシンでクルマの運転を身につける、なんてのはムリですし、カメラもスマホや簡単なコンパクトミラーレスから始める方が身につきやすいですし。
▲M-netセクションに挑戦中。大きな岩の続くセクションです。そこをカブスペシャルで!
▲これも同じく岩のM-netセクション。完走クリアされていました!!
▲♪!♪!♪!♪!
■試乗会も
試乗会も行われました。BETA、TRIUMPH、KOVE、CAOFENの試乗会、そしてウィーリーマシン体験(有料)という珍しいものも。
▲ビッグオフでロックセクションにトライしているのはAD/Tac選手。お客様へのデモで走行中、参加選手ではありません。GAMMYこと大神選手とスクールを担当。
■楽しい
会場には多くの笑顔がありました。レースのイメージって、みんな難しい顔して額に汗して黙々と戦っている、って感じかもしれないですが、エンデューロは比較的そうじゃないです。参加されてる方はご存知だとは思いますが・・・。
このNext Ridersやミニバイぱにっくは、そんなエンデューロ遊びの中でもひときわ笑顔が多いように感じます。順位がない、というのもあるし(誰かと競うものではない)、仲間と遊ぶというものあるからなのでしょうか。次回開催は未定のようですが、ぜひ参加してみてください。というか、頑張って成功する、そんな姿を見ているだけでも嬉しくなりますよ。
次回Part3はアドベンチャークラス。まだ続くつづく。
photo/Maeda Hajime + KRAZy text/KRAZy
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