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2020.11.13

Next WR!? NO YAMAHA WR155R!

森バック_斜め前_ヨコ
 
 

■Next WR!? NO! YAMAHA WR155R
ヤマハWR155R試乗インプレッション
-13.Nov.2020- 

ヤマハのWR155Rってご存知ですか?
インドネシアで生産されているヤマハのオフロードバイクです。4ストの155cc、F21インチ、リア18インチのほぼフルサイズなオフロードバイクです。あ、おなじ車体で17インチのモタード仕様もあります。
 

このWR155R、とても気になっていたんんですがなかなか取材の時間がつくれず秋になっちゃった・・・10月になんとか時間をつくって、埼玉にあるバイクショップサイクルロードイトーさんのところでレンタルし試乗させていただきました。

 

実はこの車両、サイクルロードイトー指扇店さんのレンタル車両なので予約すれば試乗できます!

 
 

森バック_斜め前_ヨコ
▲YAMAHA WR155R シャープなデザインが特徴です。モタード仕様もなかなかかっこいいンです。

 

■4スト155ccのフルサイズ。軽快な200ccとイメージしてもらったほうが近いかも。

 

155というと「125ならいいのになぁ、原付2種に登録できるのに」という声が聞こえそうなんですが、乗ってみると全然ちがいました。155に意味がありました。
このサイズでの20ccや30ccってとても大きな違いになることがあるんだけど、このWR155Rもそうでした。

 

ざっくり言うと、ちょっと排気量の大きな125じゃなく、
軽量なフルサイズ200ccのというかんじなんです。

 

そうです、車体はほぼフルサイズなんです。
KRAZyで乗っているベータRR4T125の4st125もほぼフルサイズだけど、これよりもう少ーし大きいです。フルサイズと言いきってもいいくらいかな。

 
 
森バック_斜め前_ヨコ

 
 
森バック_斜め前_ヨコ1

 
 

■では、まずスペックでも。

 

全長:2,145mm・・・セローは2100mm、CRF250Lは2210mmです
全幅:840mm
全高:1,200mm
軸間距離:1,430mm
最低地上高:245mm
シート高:880mm・・・セローは830mm、CRF250Lは830mm、sは880mm
車重:134kg・・セローは133、CRF250Lは140。ほぼ同じ。
エンジン形式:
水冷4サイクルSOHC単気筒 VVA(可変バルブ機構)
ボア×ストローク:58.0×58.7mm
燃料供給方式:FI
排気量:155cc
最高出力:12.3 KW (16.7PS)/ 10,000 rpm
 セローは20、CRFは24ps
最大トルク:14.3 Nm(1.45kgf)/ 6,500 rpm
 セローは2.1kgf・m、CRFは2.3kgf・m  
変速装置/方式:常時噛合式6速/リターン色
燃料タンク容量:8.1L
ブレーキ:前ディスク/後ディスク
タイヤサイズ:前2.75-21 後4.10-18
ヘッドライト:ハロゲン
テールランプ:ハロゲン
カラー: ブルー、ブラック
生産国:インドネシア

 

サイズはCRF250Lよりやや小さくて、セローとほぼ同じですね。
重さもほぼ同じ。
6速ミッションです。

 
 
森バック_斜め前_ヨコ

 
 

■試乗インプレッション

 

このエンジンは世界的に大ヒットしたヤマハ設計のエンジンです。数かずの車両に使われています。KRAZyでも過去に乗ったHusqvarna SMS4(SM125R)、今乗っているベータのRR4T125のモタードもこのエンジンでした。

 

でも各車パワーフィールは違います。
このWR155も今まで乗った車両とは違っていました。

 

パワーフィールはとにかくスムーズ!!このひとことです。
ハスクのSMS4やベータのモタード(オフ仕様も)に比べ、実にスムーズに軽やかに回ります。これはかなり気持ちいいです。

 

高回転まで回りはしますが、最後の1500回転くらいは回っているだけなので、早め早めのシフトアップが速く走れるようです。

 

細かいことなんだけど、シフトダウンが気持ちよくスムーズ。
小排気量は時にシフトダウンが必要になるわけなんですが、これが気持ちよくできるだけで速く走れるように感じました。

 
 

森バック_斜め前_ヨコ
▲左右からのスタイル。サイレンサーは社外品があルようです。ちなみにアジアではこのWRは大人気のようで、早くも友人が排気系一式を探してくれました。

 

■125のちょっと大きなエンジンのオフバイクじゃなく、やや軽量の200cc弱のフルサイズオフバイク

 
車重はそれなりにあるのですが、パワーは125ccに比べてかなりあります。
200ccくらい、とは言わないけど、170ccくらいの感じ。
125という感じでは全くないです。この30ccの違いはテキメン。

 

そういう使い方をするバイクじゃないのはわかっているんですが、
これのモタード仕様ならサーキットが楽しいだろうなぁって思いました。
よく走るし、フルサイズなのでコントロールもしやすいしね。
コレでワンメイクとかしたらめちゃくちゃ楽しそう!だし、きっと速いと思う。

 
 
森バック_斜め前_ヨコ
▲ラジエターは右側だけです。左のシュラウドはダミー。シートはやや薄い。全体にデザインが凝っていて、ライトウエイトなコンパクトオフというより、スペシャリティオフ!って感じ。セリカのラリーみたいな(例が古いな)。所有感は高いですよ!タイヤを太めにし、ヘッドライトをあれしたらかなり印象は変わるかも!

 
 

森バック_斜め前_ヨコ
▲試乗してたら、自転車のロードレーサーに乗っている方とすれ違ったので、無理やりモデルさんをお願いしました。ありがとうございました!!こちらの女性は身長155cくらいだったと思います。バイクに慣れてないからもあるけど、全く足はつかないです。

 
 

森バック_斜め前_ヨコ
▲こちらは高校生の皆さん、高いかたは160cmくらいはありました。

 
 

イメージカット
 
 
ほぼ横_右向き_ヨコ

 
 

■販売価格は、

 

ちなみにサイクルロードイトーさんでの販売価格は480,000円(税別)。
サイクルロードイトーさんは指扇店と櫛引店があります。
指扇店にこのWR155Rのレンタル車両はあります。
予約をとればレンタル可能です。

 

HPはこちら↓
http://critoh.com

 

あ、追伸
テクニクスさんでこのWR155R用のリアサスも開発中みたいですよ。林道くらいなら問題ないくらいのあしまわりのように感じましたが、このリアサスでかなり走破性も上がるかも!
http://blog2.technix.shop-pro.jp/?eid=513

 

 

森バック_斜め前_ヨコ1
このサイクルロードイトーにはSUPERMOTO JAPAN(全日本スーパーモト選手権)の250ccチャンピオンの2人がいるんですよ。MOTO1時代のmoto2クラスで活躍した輿水拓弥選手に、S2クラスで活躍した岡田駿介選手がいらっしゃいます!岡田選手は来年はスポットだけどS3クラスに参戦するそうですよー。

 
 

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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。

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