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2017.08.30

SHERCO SE-R125 / 2スト125 セル付き!試乗インプレ

125se-r_a
 
 
■シェルコ SE-R125 / 2スト125 セル付き!試乗インプレレポート
 
2スト125cc セル付き のエンデューロマシンがあのシェルコから発表されました。
ということで先日の土曜日、成田モトクロスパークで試乗させていただきました。

 
 

シェルコと言えばトライアル車輛のメーカーで有名です。フランスの企業です。そうです、トライアルメーカーですが、エンデューロマシンも作っているんです。このところ、このエンデューロ部門も急成長しています。

 

また世界の選手権でも活躍しています。日本では小菅選手親子がこのシェルコに乗りJECでの活躍は記憶に新しいです。

 
 
 

車体ヨコ左向き
 
 

日本では 4st250ccのエンデューロマシン(SEF-R 250)がとても高い評価を得ています。4st250ccとしては非常にコンパクトでコントロール性が高いという、ちょっと今までにないタイプでした。
自分もこの250SEF-Rに最初乗ったとき、あまりに自由自在に振り回せることにとてもびっくりしたのをよく覚えています。

 
 

乗った瞬間から自分のマシンのように感じたのを覚えています。車輛の大きさは他の4st250と変わらないのですが乗ると非常にコンパクト!そして自由自在に振り回せる。それはシャーシによるものだけじゃなく、出力特性との絶妙なマッチから生まれていたように感じました。

※過去のインプレレポート/SEF-R250 2015
  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
http://www.krazy-web.com/custom/sherco-sef-r-250-いいですよ%E3%80%82今更だけど/
 
 
 

車体ヨコ右向き
 
 

そのシェルコが「2スト 125cc セル付き」という日本の多くの方々が待っていた車輛を今年発表しました。それがこのSE-R 125です。

 
 

この日は和泉拓選手(Strange Motorcycle代表)にも試乗してもらいました。和泉選手と言えばJECやハードエンデューロなどで活躍していますが、かつてはエクストリームライディングでショーをやり、またスーパーモトでも活躍していました。トヨタやアロンアルファのCMにも出ています。
 
ではさっそく和泉選手からのインプレッションから。

 
 
 

車体ヨコ左向き
 
 

<エンジン特性>
全域でトルクフルでパワフル。低い回転域から中高回転域まで滑らかにパワーが出ています。パワーバンドは広いと言っていいと思います。
また唐突感がないのもいいです。ある回転域からパワーバンドに入って急激にパワーが出るという唐突感です。トラクションさせやすいエンジンだと思います。
今回走ったコースは長い直線がなかったので(※)、高回転までぶん回していないのでそこらへんの出力特性は試せていないですが。
あ、セルがあるのは楽ですし、とてもいいですね。
※走行したコースは成田モトクロスパークのエンデューロコースでした。

 
 
 

キルスイッチ
Rider:Izumi Tac

 
 

<足回り>
サスペンションはとてもいいですね。フラットなジャンプをとんでもショックの吸収性よく、全体に評価は高いです。特にフロントはいいです。リアは多少暴れる傾向がありましたが(イニシャルを抜いていた?)、調整範囲内だと思います。
トータルとして評価は高いです。

 
 

<車体>
ポジションは250と変わりなく大柄でよかったです。逆に、でかいかなという気がしなくもない。
車体の物理的な重さはそれなりにあり、思ったより車体は軽くはないです。あ、YZ125と比べて、ですが。ただ、エンジンの軽さ(2スト125ccという)からくるコントロール性のよさはとてもいいです。
この軽すぎないというのは悪いわけじゃないです。ある程度の物理的な重さは車体の挙動の穏やかさも生むので、とても大切なことではあると思います。
フレームは柔らかすぎることもなく、また剛性が高すぎることもなく、最近のエンデューロマシンとして非常によく練られていると感じました。

 
 
 

ライド2カット連続
Rider:Izumi Tac

 
 

<全体の印象>
本格的なエンデューロマシンだと思いました。2スト125ccとして完成度の高いマシンだと思います。ジュニア選手権で戦うためのベースマシンとして出来上がっているんでしょうね。

 
 
 

車体ヨコ左向き

 
 

・・・はい、この日は自分も少しだけ試乗させていただきました。和泉選手の試乗時間を多く取りたかったのであまり長くは乗れなかったのですが、それでもインパクトは強かった。
造り手の明確な意思を感じました。

 
 

今回も初級者&中級者な角度からあえて書かさせていただきます。このクラスのマーケットが一番大きいというのもありあすが、上級ライダーとは当然ですが使う速度が違います。ですからかかるGも当然違います、その結果別の印象が生まれる可能性があるからです。

 
 
 

車体ヨコ左向き
▲右がセルスターターボタン、左がメインスイッチです。このメインをオンにして右のボタンを押せばエンジン始動。

 
 

若いときのイチローのよう。しなやかで強い筋力を持ち、高い運動能力を持っている。

2スト 125cc セル付き、でナンバーも取れる。となると、場合によっては「初心者も楽しめるオフロード&エンデユーロバイク?」と想像する方もいると思います。
がそれは半分当たってますが、半分はずれかも。

 
 

エンジンは非常に柔軟でパワフル。一昔前の2スト125ccのようなエキセントリックな出力特性ではなく、下からトルクとパワーの引き出せるタイプなので、比較的誰でも使いこなせると思います。とは言えX-trainer250のような柔軟性はなくそこはやはり小排気量なので、左手はクラッチに当てておく必要はあるようです。

 
 

車体ですが、見た目もまたがった瞬間も、あのSEF-R250のようなコンパクト感はあまり感じません・・・やや安定志向です。

 
 

でもこれは車体の軽さからくる(※)ヒラヒラ感、言い換えると不安定感を抑えてくれる点でもあるように思いました。安定志向と言ってもそこは2スト125ですから、軽快さはあります。あくまでも2015型のSEF-R250の驚異的な軽快感、コンパクト感は無いという意味です。

 
 
 

車体ヨコ左向き
▲左がキルスイッチになります。
 
 

足まわりはかなりすばらしいです。フラットなところでジャンプを飛んでみましたが、しなやかに力強く抑えてくれました(僕は体重が60キロ)。モトクロスのような走りもいけそう。あ、固いわけじゃないんです、小さなGでも動くのですが、大きなGも気持ちよく吸収してくれます。ガレたところをちょっと下ってみたいです。また河原の石の転がってる大きなギャップの続くようなところも走ってみたいです。とにかくもう少しいろんなところを走ってみたい!と思わせてくれました。

 
 
 

顔
▲フロントサスはここでダンパーとバネの調整可能です。

 
 

全体てきな印象としては「2スト125ccというクラスでの、本格的なエンデューロマシン」です。
車体は軽くて全域でパワフル、安定感のある車体にしかっりとしてしなやかな足。ある意味で理想のマシンです。
取材が終わって移動中の車中、試乗での感じたことを独り言で声に出していたんですが、その自分の話す言葉に「あれ?これは何かに似ている」と感じました。それがイチローだったんです。

 

パワーによる運動能力ではなく、しなやかで強い筋力による緻密な高い運動能力・・・。大リーグでは、そのイチローの新しい運動性能がはっきりしました。

 

シェルコ SE-R125はそのイチロー選手のようなバイクです。あの大リーグに入った頃のイチローです。
  ・・・・てか、わかりにくいですか(汗。 でもある意味ではわかってもらえそうかなって
「イチローみたいなマシン」と口に出して言いいたくなるし、また「なんで?」ってなるから話題性もあるかなと・・・あ、すいません(汗。

 
 
 

車体ヨコ左向き
※写真のリアリムは販売用のモノではありません。装着されているチャンバーガードも販売されません。この試乗車のためのものだそうです。
 
 

価格は保安部品無しの SE-R125が、988,000円 / 税込みで1,067,040円
保安部品付の SE-R 125 Hは、1018,000 / 税込み1,099,440円

 
 

SHERCO Japan のHPはこちらです。
  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
https://www.sherco.jp

 
 

もういっかい乗りたいなぁ。シェルコジャパンさんに行ってこようかなぁ。
てか、また試乗会はきっとやるからそこに行こうっと。
   みなさんもチャンスがあったらぜひ試乗してみてくださいねー。

 
 

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発行責任者:近藤正之