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2020.09.04

SMJ2020 開幕!/ S1 OPEN & S2 / Part2

1 r1#1

 
 

■SUPERMOTO JAPAN 2020がついに開幕!R1 SUGO 8月8-9日 / S1 OPEN & S2 class / Report Part2-04.Sep.2020- 

8月8-9日、スーパーモトジャパン/全日本スーパーモト選手権2020が開幕しました。開幕ラウンドとなったのは宮城県にあるスポーツランドSUGO。この週末のSUGOは全日本ロードレースも開幕となり、ダブルでの開幕ラウンドとなりました。

 

ここはそのレースレポートのPart2、S1 OPENと、S2クラスになります。S1 PROはこの前のレポートをご覧ください。

 

※今回より取材クルーが新しくなりました。カメラマンは國岡氏に前田朔(ハジメ)氏。ライターは内野亜美氏になります。キャプションとこの前説はKRAZAyコンドーが書いています。

 

■S1 OPENクラス / レース1

 

 S1 OPENクラスは排気量に制限がないクラスで、このクラスで年間ランキング上位1〜3位を取ると翌年はS1 PROクラスに上がることができます。このクラスのトップライダー、#300高山直人選手は新型コロナウイルスとご家族のことを考慮し、SUGOラウンドは欠場でした。

 

 午前のタイムアタックではS2クラスからこのクラスに来たばかりの地元ライダー、#45大場和樹選手が決勝ヒート1のポールポジションを獲得、2位に#9広瀬彰信選手、3位に#5松本和資選手が入りました。レースの周回数はヒート1、2ともに12周です。 

 

 ヒート1では3番グリッドの#5松本選手が見事なスタートを決め、ホールショットを奪いましたが、1周目9コーナーで#45大場選手がトップに立ち、すぐ後ろに#5松本選手、#9広瀬選手が続く展開となりました。その後ろでは#38加藤将貢選手と#4千葉智選手の4位争いが展開され、4周目に#4千葉選手が#38加藤選手を抜いて4位に。さらにその後方では#11新沼伸介選手と#8豊田肇選手が6位争いを、#23納冨柱選手と#20田村賢治選手が8位争いを繰り広げますが、最後まで順位は変動せず、そのまま#45大場選手が優勝、#5松本選手が2位、#9広瀬選手が3位でレースを終えました。 

 
 

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▲S2クラスのベテラン大場選手は今年クラスを変更し、S1 OPENヘ。この排気量無制限クラスでもその速さを実証しレース1で勝利。変わりやすい天候の中でも安定した速さを見せての勝利でした。※写真キャプションは全てKRAZyコンドーが書いています。photo/Kunioka Kiichi

 

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▲2位に入ったのは、#9広瀬選手と激しいバトルを見せた#5松本和資選手。どうやらブレーキ系のトラブルを抱えていたようです。身体がぶつかるほどの激しいバドル、ドッグファイトそのものでした。がレースが終われば2人はお互いのファイトを称え合い握手。信頼できるからドッグファイトができるのかもしれません。photo/Maeda Hjime
 

■レース1

 

 雨が止んだヒート2では、ホールショットを取ったかのように見えた#5松本選手が1コーナーで転倒、#9広瀬選手が先頭に立ちました。#9広瀬選手はすぐに後続を引き離し始めますが、2周目に2位の#11新沼選手を抜いたヒート1優勝の#45大場選手が先頭#9広瀬選手のすぐ後ろを追いかけます。そして5周目、7コーナーで#45大場選手が#9広瀬選手を抜き、先頭に立ちます。その後方では#38加藤選手、#8豊田選手、#12瀧川貴士選手、#4千葉選手が4位争いを展開。その中で#12瀧川選手は順調に順位を上げていきますが、10周目に惜しくも転倒してしまいます。そのまま大きな順位の変動はなく、ヒート1に続き#45大場選手が優勝、2位に#9広瀬選手、3位に#11新沼選手が入りました。また、最終ラップ、エンジンストールが原因で#5松本選手が11コーナーあたりから手押しで走り、そのまま完走するというシーンも見られました。

 

1 r1#1

▲レース2で2位に入った#9の広瀬彰信選手。レース1では3位に食い込んでおり、総合で2位に。photo/Kunioka Kiichi

 

#11
▲3位には新沼伸介選手が。マシンは2位の広瀬選手と同じくハスクバーナFS450。photo/Kunioka Kiichi

 

1 #45

▲地元のSUGOでピンピンの2勝を決めた#45大場カズシゲ選手。実はこのレースを最後にレースを引退するそう…。非常に残念です。が、ずいぶん前から決めていたと聞きました。レース後には、先輩の千葉智選手他、お世話になった関係者に報告したそうです。少し寂しいです。photo/Maeda Hjime

 

#45顔

▲総合2位を決めた#9広瀬アキノブ選手。速さはあるのですが、今までなぜか結果につながらなかった。ついに実力発揮。今年注目の選手です。黙っているとちょっと怖そうに見えますが、実はとても陽気できさくな選手です。この写真が本当の姿ですww photo/Maeda Hjime

 

#45顔
▲レース2で3位に入った#11新沼伸介選手。おめでとうございます!photo/Maeda Hjime

 

#5バトル
▲#45大場選手が4コーナーでトップ#5松本のインをさす。・・・今回色々とあったその#5松本カズシ選手へのインタビュー。「広瀬さんとのバトルは本当に面白かったですよ!自分の体がカタイのもありましたがブレーキに少しトラブルを抱えていて、突っ込みでのミスが多かったんですね。それで7コーナーでミスった時に刺されて、近藤さんが見ていたかどうかは分かりませんが(見てましたよー♪)、僕は絶対に8コーナーで抜き返すと決めていて7立ち上がりでダートに出てもアクセルを緩めずに全開、8は曲がることよりも前に出ることを優先して広瀬さんを押し出せた。広瀬さんも面白かったと言ってました。これぞレースだと思いますし、僕は楽しませてもらった広瀬さんにとても感謝しています。相手がいるからレース、去年もケントくん、ヒロシさん、中島さんがいたから自分もレースが楽しめた。彼らにもとても感謝しています」レース2での、エンジンストールからマシンを押してのフィニッシュについて「7コーナー立ち上がってすぐにエンジンストールすることが分かったんですが、ファイナルラップってことも認識していて、今自分が何位なのかもよく分かってない状況でした。ピットインするのがいいのか?いや、ポイントを考えた時に押してでもチェッカー受ければ完走になってポイント付くのか?なんてことを考えながら徐々にスローダウン。完全に止まったのは10コーナーのあたりで、もし危険走行取られたりで失格になってもいいから押そうと思って押し出したんですね。1台、また1台と抜かれるのはやるせなかったですけど、とりあえずゴールが見えているから行かなきゃって感じで押してました。たかが数ポイントでもあるないは大きな違い、今年はレース数も少ないから1ポイントでもって考えてました。絶望感はあまりなかったんですよね、それよりも夢中なだけで。とりあえずゴールへって感じでした。心境としてはレースが終わった時の方がイライラしました。特にヒート2の方が調子良かったので勝つ自信があったのにホールショットからの1コーナーで転んでるわけですから」photo/Maeda Hjime

 

■S2クラス / レース1

 

 最後にS2クラス。このクラスは250ccのマシンを使用したクラスです。

 

 タイムアタックではベテラン#101佐々木貴志選手がトップ、2位にロードレースの英雄、阿部典史(ノリック)選手の息子さんである#30阿部真生騎選手、3位にそのチームメイトで最年少14歳の#32青田魁選手が入ります。レースの周回数はS1 OPENクラスと同じ12周。

 

 決勝ヒート1ではポールポジションスタートの#101佐々木選手がホールショットを奪い先頭に立ち、#30阿部選手、#32青田選手がグリッド通りの順位で続きます。しかし2周目2コーナー、#101佐々木選手の後ろについていた#30阿部選手が転倒すると、#101佐々木選手は独走態勢を築き始めます。その後ろでは#32青田選手、#4西村泰樹選手、#29大森裕記選手が集団を形成します。この集団は順位を変えずにレースが進んでいきますが終盤10周目、1コーナーで#32青田選手が転倒してしまいます。その後少し遅れをとっていた#29大森選手が再び#4西村選手に迫りますが、順位は変わらないままチェッカー。#101佐々木選手が4.7秒の差をつけて独走優勝、2位は#4西村選手、3位は#29大森選手となりました。

 
 

#101
▲レース1に勝利した#101佐々木貴志選手。今回は雨のレースのためIRCのストリートタイヤは使用せず。photo/Maeda Hjime

 

#4
▲レース1で2位入った#4西村泰樹選手。#4西村選手は昨年KRAZyの2019年ルーキーオブザイヤーに選ばせていただきました。photo/Kunioka Kiichi

 

3 r1#5
▲3位に入ったのはあのGarage OPBの代表の#29大森裕記選手。スーパーモト創成期を支えたライダーの一人がこの大森ヒロキ選手です。豪快で繊細なスライドが特徴でした。眼を手術しレースに出れるほどの視力が得られたということで、久々にレース復帰。あのキレのあるスライドがもう一度観たいです。photo/Maeda Hjime

 

■レース2

 

 ホールショットはヒート1優勝の#101佐々木選手。#4西村選手、#31緒方大輔選手、#29大森選手が続きます。1周目で#29大森選手が#31緒方選手を抜き、その後#31緒方選手が転倒すると#101佐々木選手、#4西村選手、#29大森選手の上位3台は単独走行になり、その後ろを#30阿部選手、#32青田選手が追いかけます。4周目で#29大森選手のすぐ後ろに#30阿部選手がつくと、2台は激しいバトルを展開、数周の間#29大森選手が抑え続けますが、9周目、ついに#30阿部選手が#29大森選手を完全に抜いて3位に立ちます。さらにその後方では#28佐藤省吾選手、#27勝谷仁選手、#16高津戸義彦選手が6位集団を形成しますが、次第にそれぞれの差が開いていき、そのままゴール。優勝はヒート1に続き完璧な独走態勢を築いた#101佐々木選手、2位に#4西村選手、3位に#30阿部選手が入りました。

 

 天候が不安定な中での難しいレースでしたが、蓋を開けてみるとS1 PROクラス、S1 OPENクラス、S2クラスとすべてのクラスでヒート1、2ともに同じライダーが優勝という結果となりました。

 
 

#101顔
▲レース2にも勝利した#101佐々木タカシ選手。佐々木選手はササヤンの愛称で親しまれ、日本国内だけでなくアジアにも多くのファンがいます。photo/Maeda Hjime

 

#45顔
▲#4西村ヤスキ選手。S2クラス注目の選手です。photo/Maeda Hjime

 

#30マイキ
▲レース2では3位に食い込んだ阿部真生騎選手。真生騎と書いてマイキと読みます。あのノリックこと阿部ノリフミ選手の息子さん。昨年の暮れ、埼玉のMXコース・オフィロードビレッジでチームノリックの監督の阿部さんと練習しているのを偶然見ました。フラットダートでの練習でしたが、おそろくしく速くなっていて驚きました。ロードレースでも活躍を期待します。photo/Maeda Hjime

 

#45顔
▲レース2で3位に入った阿部真生騎選手。骨太のしっかりした身体つき。おとうさまのノリック選手のスラッとした身体とはちょっと違うような。ノリック選手とは一緒にMXコースを走ったことがああります。誰とは知らず追いかけていたらノリック選手でした。最後は自分がクラッシュ…(苦笑。photo/Maeda Hjime

 

#101顔
▲#29大森選手といえば、スポーツランドSUGOで開催されるスーパーモトスポーツの普及活動のモタごっこのインストラクターで有名です。もう10年以上、いえ15年ほどの活動になるのではないでしょうか。これだけ続いているのはこのモタごっこだけかもしれません。東北にスーパーモトスポーツが定着しているのは、千葉智選手をはじめ森田イッキ選手、そしてこの大森選手、そしてそれを支える関係者の皆さんの努力のたまもの。ア、モタードはスーパーモタードの略、スーパーモトと意味は同じです。かつてこの全日本スーパーモト選手権の全日本クラスはオールスターズと呼んでいました。大森選手もその一人。いつかこのスター選手を集め、「オールド」スターズをやりたいですね!※そうそう、このスーパーモトジャパンを育ててきたJAWS選手は今年休戦しています。実はモトクロスのヤマハファクトリーの監督になられた。先週行ってきましたが、しっかり監督をやられていました。 photo/Maeda Hjime

 

30クローバーと雨
▲今回レースレポートを書いていただいたのは内野亜美さん。KTM Japanの内野さんの娘さん。将来は二輪スポーツ界での仕事が希望だそう。若い方がこの世界に興味を持ってもらえるのはとても嬉しいです。今回のレース写真のマエダハジメさんとは、実はKRAZyのアパレルのモデルをやってくれていたマエダちゃんのことなんです。写真を勉強し1年でものすごくウデをあげました。頼もしいです!え?もう一人のカメラマンの國岡さんはどんな方か?ですか…。自分のようなおじさんなので、紹介は次回にでも…(笑。photo/Maeda Hjime

 

雨アスファルト
▲そうそう、このスーパーモトジャパンをライダー側から築いてきたJAWS増田選手は今年休戦しています。実はモトクロスのヤマハファクトリーの監督になられました。先週開幕ラウンドに取材に行ってきましたが、しっかり監督をやられていました。 photo/Maeda Hjime

 
 

近日中にSMJ R1 SUGO レースレポ番外編もアップします。
レース結果だけじゃないレースレポを発信できたらいいなと思っています。こちらは写真が主。レースの空気というか会場の様子を感じてもらえたらと思っています。

 
 

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