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2019.10.06

SUPERMOTO JAPAN R6 奈良 S1 PRO class / レースレポその1

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■Supermoto Japan 2019 R6 奈良 S1 PRO class / コースの50%がダート+台風で豪雨?勝つのは誰?

 

9月21-22日、奈良にある名阪スポーツランドでMFJスーパーモト全日本選手権/スーパーモトジャパン 2019 Round6が開催されました。

 

この奈良ラウンドの特徴はダートセクションが半分をしめること。コースはモトクロスでも使うサンドのコースとカート用アスファルトサーキットを組み合わせたもの。ダートが長いため、いつもとは違うレースを観ることができます。

 

またこの21-22日の週末は台風17号が本州に近づいており豪雨の可能性もあり、マディなダートセクション?。つまり、いつもとは大きく違う展開となるかもしれないRound6奈良でした。

 

結果はご存知の方も多いと思います。なので今回のレポートはいつもと視点を変え、まず注目選手の紹介から始めてみたいと思います。

 

ダートの名阪
Round6 奈良は、サンドのMXコース50%とカート用アスファルトコース50%という組み合わせ。サンドとは言え雨が降ればぬかるみ、タイヤが埋まるコースになることも・・・

 
 
 

タイトル

イッキ顔

 
■#1 森田一輝 / SRF & FTR / RM-Z450
現在スーパーモトジャパン不動のチャンピオンがこの森田一輝選手です。若いころはモトクロスのIAで走り、125ccクラス(今のIA-2)での優勝経験もあります。そのモトクロスを引退後このスーパーモタード※に。日本のスーパーモタードレース創成期からレースに参戦しつづけています。
豪快なスライドが特徴でしたが、今ではできるだけタイヤを横に滑らせないライディングに。元モトクロスのトップライダーだっただけありダートセクションは圧倒的な速さがあります。
非常にまじめで一本気な性格、でも一方でちょっと天然なんだとか・・・。周囲が手助けしたくなるタイプなんだそうです。まじめなところが目立つので、ちょっと近づきにくいイメージがありますが、実はとても気さく。
最近ちょっと体重が増えつつあるため、監督からダイエットの指示がでており好物の甘いものや炭水化物は禁止されているようです。
あだ名はイッキ。今の日本のスーパーモトスポーツを象徴するライダーです。マシンはずっとスズキ。仙台出身在住
※今はスーパーモトと英語となっていますが、日本に輸入された当時はフランス語のスーパーモタードと呼ばれていました。Supermoto、Supermotard、の違いです。
 

プリント
▲2019 R3 福島 ▼昨年のRound6奈良から イッキと言えばイエローというくらいスズキ一筋。

#14JawsRace

 
 
 

タイトル#1

ダートの名阪

 
■#2 新井誠 / CP sports ハスクバーナ長野 / FS450
このスーパーモトで育った数少ないライダーです。現在21歳。若いですがこの数年間は森田選手とチャンピオン争いを繰り広げてきました。
その走りはスライドを多用する魅せるライディング。とにかくアクセルをあけ、その暴れるマシンを天才的なバランス感覚でコントロールします。転倒が多いのですが、なぜか怪我をしない。今一緒に練習することが多い先輩ライダーの佐々木貴志(S2 #101)選手は「クラッシュの天才」と呼んでいました。たしかに!ww
「一緒に練習」と今書きましたが、実はとにかく練習が嫌い・・・。#101佐々木選手が無理矢理モトクロスの練習に連れ出しているようです(笑)。以前、オーストラリアで走った際「モトクロスセクションがもっと速くなればいいね。アスファルトは速い!」と多くの関係者から言われたことも。
ハスクバーナを代表するライダーです。かつてハスクでチャンピオンを2度とっている松本康選手の後輩にあたります。長野出身。

 

#2
▲2019 Round5 SUGO

 
 
 

タイトル#5

ダイジロー顔

 

■#5 日浦大治朗 / S.T.F / CRF450R
日浦選手はロードレースライダーです。全日本でも活躍するロードのトップライダー。ロードの練習にこのスーパーモトを取り入れ、今年は開幕ラウンドをのぞきフル参戦。前ラウンドのRd.5 SUGOまでに3勝をあげています。
ロードレースライダーなのでアスファルトセクションの速さは当然ですが、ジャンプなどのダートセクションも得意。滑りやすいダートも全く苦にしません。
とは言え今回はサンド(砂)のダートセクションが半分をしめるコース。同じダートでもサンドはより一層むずかしいです。タイヤが砂に食われトラクションしにくく、またフロントもとられやすい。近づいている台風によって雨が降れば、コースはかなり滑りやすくなると予想されます。雨の降り方によってはすべりやすいどころではなく、タイヤが埋まる沼のようになる可能性も。そのなかでどういう走りを見せるのかに注目があつまります。雨がふらなければ勝てる可能性があがり、雨が降ればぬかるんだダートの経験豊富なモトクロス系にはかなわないのでは?と予想されます。

 

購入者用基本デザイン
▲2019 Round5 SUGO

 
 
 

タイトル#8

ダートの名阪

 
■#8増田JAWS智義 / JAWS Racing / Yamaha YZ450F
モタードキングと呼ばれたのが増田智義。スーパーモタード創成期を選手側からひっぱってきた選手。この頃からジョーズのあだ名で呼ばれています。元モトクロスIAライダーであり、ヤマハの4ストロークモトクロスマシンの開発ライダーを勤めていたのがこの増田選手です。
この数年はスポットでの参戦となっていますが、現在のトップライダー達がもっともおそれるライダーでもあります。それは奇跡を起こすから。予選でタイムが出ていなくともレースでは勝ってしまうのがこのジョーズこと増田選手です。一発の速さと勝負に出たときの強さは抜け出ています。全員がレインタイヤのなか、JAWSのみスリックを選択するなんてことも。
またこの増田選手はレース前日のセットアップや練習走行を行なわず、レース当日のみ参加するスタイルです。タイムアタックは、10分程度の公式練習の後のぶっつけ本番で行なうのです!が、フォロントローを得てしまったり、決勝レースでもしばしば勝利をつかみます。昨年のこの奈良ラウンドでもしっかり勝っています。
なぜ前日走行を行なわないのか?と何度質問しても「お金もかかるし、疲れるからねー」とニコニコ答えます。それは半分本当だし、僕らへのメッセージでもあるように思っています。

 

JAWS顔
▲昨年の R6奈良から。このときも前日走行はおこなわず。しかも勝っています!今もファンが多いのがうなずけます。▼2000年代、東京お台場でもレースが行なわれています。青いマシンの#1はJAWS選手。写真をよく見るといろんな選手がいますね…
JAWS顔

 
 
■決勝は雨?ひどい雨?・・・それとも降らない?
天気にもよりますが、雨なら#1イッキ選手。ひどい雨なら#1イッキ選手か#8JAWS選手。日曜は台風がより近づきますが、万が一雨がふらなければ#5日浦選手にも勝利の可能性が。
しかし、ダートが半分をしめることを考えると、#1イッキ選手か#8JAWS選手か#2マコト選手かと。つまりロード系の#5日浦選手は今回はかなり難しいだろうと。具体的には、入賞も難しいのでは、と・・・。
あ、#2マコト選手はダートが苦手というわけではありません。オーストラリアのモトクロス系スーパーモトライダーに比べたら、というだけで、決して遅くは無いです。ただ、ミスをしないのはイッキ選手やJAWS選手です。
つーか、こういう何がおきるかわらない、というときはJAWS選手なんですよね。

ちなみに、セットアップ走行の行なわれた土曜日は降りませんでした。土曜の夜の時点では日曜日は午前はなんとか持つが、午後は降る。しかしどの程度かはわからない、という予報。でも予報は予報なので、当たらないことも。土曜日の予報も一応は雨だったとか。でも降りませんでした。

 
 

ぬかるんだダート
▲雨の量が多いとこのようになることも。昨年のこの奈良ラウンドの土曜の様子です。ただし今年はコースが整備され、水のたまるような個所がなくなっていたので、ここまでのぬかるみにはならないと予想。

 
 

■三苫、金子、吉田、そして

この4人の他に注目は#13三苫進選手、#4金子和之選手、#7吉田雄一選手、も可能性が。
勝たなくとも表彰台の一席は取ると思います。

 

個人的に注目はロードの#28長谷川修大選手(じつはMXはIB)と、#27金児敏之選手。
長谷川選手は日浦選手と同じチームのロードライダーです。スポットでの参戦ですが、あえてこのコースを選んだわけです。ちょっと興味があります。どんな走りをみせてくれるのでしょうか。

 

金児選手はこのところつねに上位に食い込んでいます。レースが荒れればあれるほど、上位に入ります。さすがなレース運びは注目です。

 

あ、レースが荒れると(つまり雨なら)#24川上よしふみ選手も上位に入ってきます、きっと。

 

というR6はコースも特殊だけど天気もどうなるのかわからない。各選手の長所がわかると結果も興味深いかなと思い、各選手の紹介から初めてみました。

 
 

ダートの名阪

 
 

あえて人に焦点をあてた理由は、やっぱレースは人かなって思うから・・・。モータースポーツはビジネスが絡んでいるので、そのツール(バイクや使っているパーツ・用品など)に話題がいくことが多いンですが、やっぱりひとだと自分は思っています。

 

ある大先輩ジャーナリストが言っておられたんですが「トップはホンダ、追うのはヤマハ。という(レースの)情報を目にしたり聞くことがあるけど、選手の名前を言え!と言いたくなる(笑。」その情報を創って発信してる方々も仕事でやっており、メーカーさんからのいろいろがあるのかもしれないので(たぶんそういう細かな指示はないです。忖度ですね)何とも言えないけど、たしかにそうだよね。と思うんです。KRAZyはメーカーから広告はいただいていません。なので忖度はしません。でも、選手もプロがいてビジネスで走ってもいるので、用品やパーツのPRは仕方ないと思います。が、やっぱひとだよね。って思っています。

 

※製品主義が一般化しています。それは、お金をかければ速いツールが手に入ることになり、どんどん敷き居が高くなって行き、やる人はなかなか増えない。という現象がおきています。・・・というかやるひとが増える必要はなく、観るひとが増えたらそれでもいいんですが。

 
 

次回はこのS1 PRO class レース1(ヒート1)のレポートです。

 
 
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KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。