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2019.10.07

SUPERMOTO JAPAN R6 奈良 S1 PRO class / レースレポその2

#5ジャンプ
 

■Supermoto Japan 2019 R6 奈良 S1 PRO class レースレポその2 / レース1

 

あの台風17号が近づいた9月21-22日、奈良にある名阪スポーツランドでMFJスーパーモト全日本選手権/スーパーモトジャパン2019 Round6 が開催されました。

 

ここはPart2です。Part1ではこのR6の注目選手を紹介しています。そこを読んでからのこの以下のレースレポートを読むと一層面白くなりますよ。コチラ↓
http://www.krazy-web.com/custom/supermoto-japan-2019-r6-奈良-s1-pro-class-part1/

 

そうです、この21-22日の週末は台風17号が近づいていました。九州を通過しその後日本海を東に進み、日曜は奈良にかなり近づくと予報。しかし、前日のプラクティスでは降らず。なんと日曜も午前はどうやら降らない・・・?様子。つまりコースはドライ。

 

そのコースは今回、50%がサンドのダートセクションという特殊なレース。全日本モトクロスも開催されるコース+併設されているカートのアスファルトコースをつなぐという変則的なコースデザインです。長いサンド(砂)のダートセクションは、雨が降るか降らないかによって有利不利の差がライダーに大きくでるのでは?と自分は考えていました(詳しくは昨日のレポート)。

 
 
ぬかるんだダート
▲昨年のR6奈良の前日プラクティス。雨でコースの一部が沼のようになってしまう。ただし、今回はコースが整備され、雨でもここまでにはならないだろうと。でもわかりません・・・。

 

■Round6 奈良 名阪スポーツランド
名阪スポーツランドは全日本モトクロスも開催されるモトクロスコースにくわえ、アスファルトサーキットが3つあります。モトクロスコースはいわゆるサンドと呼ばれる砂の路面。硬くしまってはいますが、ところによってはフロントタイヤが食われハンドルをとられるような個所も。また、雨が降れば非常に滑りやすくなります。場合によってはヘビーマディと呼ばれる状態、わかりやすく言うと沼のようなコースになるコトも。

 

アスファルトセクションはカートコースを活用。ターンが細かく配置され、全体にスピードの出ない安全なコースデザイン。違う言い方をすると、二輪としての走行ラインが複数あるわけではなく抜くのが非常に難しいコースです。

 
 

表紙?イッキ
▲同日にジムカーナ大会が開催されていました。キュキュッ!というタイヤのスキル音が時々聞こえてきます。

 

■公式練習 AM9:20
今回はS1 PROの決勝レース当日を順を追ってレポしてみます。まずは朝一番の走行は公式練習という走行です。時間は10分。。選手によって違いますが、まぁ7-8割のペースで走行します。今回は1Lapが77ー82秒ですから、めいっぱい走っても6から7ラップ。コースとマシンと自分の身体の確認のための走行です。

 
 

観客_女子
▲台風が近づいており「各地で雨と強い風が」という天気情報が入ってくるのですが、なぜか風もなく雨の降る様子のない名阪スポーツランド。

 
 

■タイムアタック AM9:50
タイムアタックはドライ。ほぼ全員がレインタイヤで望みます。1番タイムを出し決勝グリッドのポールポジションを取ったのは#2新井誠でした(1:17.002)。これだけダートが長ければ#1森田一輝選手だろうと予想していたのですが・・・。その#1森田が2番タイム(1:17.162)、3番は#5日浦大治朗(1:17.558)、ここまでがフロントロー。2列目4番手が三苫進(1:18.738)、5番手にはJAWS増田(1:18.780)、2列目の最後6番グリッドハ#4金子和之(1:19.605)が入りました。
注目なのは#5日浦選手のタイム。モトクロスIAだった#1森田選手との差はわずか0.4秒!
 
そして#8JAWS選手。何度も書きますが、JAWS選手は前日のプラクティスもセットアップも行なってないンです。日曜の朝、車検を受け、わずかな公式練習でコースを覚え、ぶっつけ本番でタイムアタックに挑みます。それで5番手のタイムをたたき出すんですから、全く底知れない能力です。レースをやったことがある方ならわかると思うんですが、普通ならコースも覚えきれないですよね。少なくとも自分は覚えられないから攻められない。

 
 

観客_女子
▲パドックで最後の調整をする#15ミッキー選手。あのmoto禅の代表です。CRF450L SuperMotoを製作したのもこのミッキー氏。2002年くらいからこのスーパーモトレースをやっているので長いです。今はS1 PRO で走っています。2003-05は同じmoto2クラス(250ccクラス)で一緒に走っていました。僕とはそれほど差はなかった。努力の結果の最高峰クラスでのレース活動です。頭がさがります。あ、日本語はペラペラなので、用品でわからないことがあったら聞いてみてくださーい。

 
 

■レース1 AM12:00
トップでダートセクションに入って来たのは#1森田イッキでした。#2新井、#5日浦、#8JAWSの順でつづきます。
レース序盤。#2新井マコトが猛烈にプッシュ。ダートセクションでもアタックをしかけます。実はタイムアタック時、#2新井の後輩でありチームメイトの城取諒選手(シロトリ・リョウ 今はレースを休んでいます)がダートセクションで細かく指示を出していました。前日の土曜はあまり乗れていなかった新井だったようですが、タイムアタックでトップタイムを出せたのはこの城取選手の指示があったからかも。

 

レース中盤、その新井が転倒で順位を落とします。#1森田、#5日浦、やや離れて#8JAWS、またやや離れて#2新井と変わります。その#2新井が再び転倒。パッシングポイントにしていたダートに入ってすぐのブレーキングで激しいクラッシュ。肩を痛めそのままリタイヤ。

 

#1森田 #5日浦、、、、#8JAWS、、、#13三苫、#28長谷川修大 #4金子和之
と変わります。

 

チャンピオン#1森田とロード#5日浦の差はややあり、アタックを仕掛けるほどつまってはいません。が、無理すれば背中を捕まえることのできる距離です。もしかすると終盤に#5日浦が仕掛けるのかもしれません。としたら当然アスファルトセクションですが、さてどこで・・・。1コーナー突っ込みはさすがに無理。としたらアスファルトセクションのなかにあるジャンプ?ここは並べる幅があるので、その手前のコーナーを上手く曲がれば・・・もしくはその手前?しかし、今から移動すると、途中経過がわからなくなるし。

 
 

#1レース
▲2番グリッドから得意のロケットスタートでトップに立つ#1森田。このコースでは#2新井や#5日浦には負けられないと考えているはず。
表紙土
▲#1森田を追う#2新井マコト。写真手前に映り込んでいるのが#5日浦。

 
 

残りあと2Lap。ついに2番手の#5日浦がアタックを開始。#1森田との差を一気につめ、その背後に迫ります。ダートでもひけをとらない走りでついていきます。ダートでアタックする様子はないので、アスファルトで狙うのでしょう。が、自分がレースをチェックしていた場所からはアスファルトセクションの半分が見えません・・・。
「アスファルトの入ったすぐのところ。途中に小さなジャンプがあるけど、その前までのコーナーで行く予定でした」と日浦選手は答えています。
が、そのアタックは成功せず、トップでチェッカーを受けたのはチャンピオン#1森田イッキ選手でした。2位は#5日浦ダイジロー、3位はかなり離されたのですがなんと#8JAWS増田が入りました。

 

それにしても日浦選手はすごい。トラクションのかけ方が上手いのでしょうか。滑りやすいダートでも、車体をあばれさせずにきっちり加速させ、元モトクロスIAライダーについていくのですから。待つのが上手いのかなぁ・・・。

 
 

#5MXのなかで

▲「世羅(R4広島)では、ダートの広がった滑りやすいアスファルトで上手く走れなかった。モトクロスの練習も含め、今回はそこを勉強し修正してきました」と答える#5日浦ダイジロー選手。

 
 

S1 PRO class / RACE1
1/#1森田一輝
2/#5日浦大治朗
3/#8増田JAWS智義
4/#13三苫進
5/#28長谷川修大
6/#4金子和之

 
 

 
#1笑顔
▲レース1にしっかり勝った#1森田イッキ選手。チームメイトと支えるサポーターやスポンサーに迎えられる。
 
#1笑顔
▲タイムアタック中の#1森田イッキ選手。以前は激しいスライドがその特徴でしたが、今は極力タイヤを横に滑らせない走り。
 
#5ジャンプ
▲ジャンプは当然、濡れてツルツルの滑りやすいダートも速い#5日浦ダイジロー選手。今期すでに3勝をあげています。が開幕ラウンドに出てないためR5までのシリーズポイントランキングは3位。2位の新井選手がクラッシュでリタイヤしたため、これで2位に。写真は前日のプラクティス時のものなのでゼッケンが昨年の#21になっています。今年は#5。

 

#8
▲中央の#8がJAWS選手。ひとりだけスリックなのがわかります。「公式練習で走って、ダートはなんとなる、アスファルトが自分は遅いからそこのタイムをあげるためにスリックを選んだんだよね」とJAWS増田選手。公式練習とタイムアタックのみしか走っていないが3位に入れたのはこういう勝負どころをはっきりさせているのもあるのかも
 
表紙土
▲4位に入った#13三苫ススム選手。今回もスタートにやや失敗し、4番グリッドからスタートするのですがダートに入るときには7番手。
 
#13顔
▲#13三苫ススム選手。三苫選手も全戦には出ていません、スポット参戦です。ゼッケン13という大きな数字をつけているのはそのせい。

 

表紙土
▲ロードライダーでありながらダートが50%をしめるコースでもしっかり5位に食い込んだ#28長谷川修大選手。

 
 

実はこのあと、かすかな霧雨がやってきます。最初は気がつかない程度の・・・・しかし、次第にそれは濃くなりコースは。

 

レース2のレポートに続く、つづく。

 
 
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KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
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