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2020.10.02

Supermoto Japan 2020 R3 奈良名阪 / S2 クラス +番外編

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■Supermoto Japan 2020 R3 奈良名阪 / レースレポ S2 class +番外編-29.Sep.2020- 

 250ccのマシンで競われるS2クラスには9選手がエントリー。

 

 朝の公式練習から、ここまで全戦全勝の#101佐々木貴志選手がここ奈良/名阪でも圧倒的な速さを見せ、1’20.112というトップタイムを出します。1’23.849 という2番手タイムを出したのは4レース中3回2位を獲得している#4西村泰樹選手。3番手には1’24.665で#31緒方大輔選手が入ります。

 

 予選タイムアタックでも#101佐々木タカシ選手の勢いは止まず、1’17.608でポールポジションを獲得。1’19.022の#31緒方ダイスケ選手、1’19.337の#27勝谷仁選手が2番手、3番手タイムを出し、決勝でフロントローに並びます。#4西村ヤスキ選手は1’20.197で4番手。

 
 
openスタート
▲ダートセクションの長いことが特徴のこの奈良名阪ラウンド。ダートの攻略がポイントになるのはS2クラスでも同じ。グリップしない路面のトラクションをどのように得て前に効率良く車体を運ぶか。フラットなタイトコーナーをいかに確実に、またタイムロスなくクリアするか、繊細なテクニックが必要となります。・・・キャプションはすべてKRAZyコンドーが書いています。本文は内野亜美。

 
 

■S2 class / Race1

 

 ポールポジションスタートの#101佐々木選手が序盤から全開の走りを見せトップを快走。速いペースを保ち後続を引き離していきます。

 

 その後ろ、2番手を走るのは#4西村ヤスキ選手。佐々木選手には追いつかないものの、前半から力強い走りで後ろにつく隙を与えず、単独走行に入ります。

 
 

ササキスライドM
▲ダートも全くに苦にしない#4西村泰樹選手。タイムアタックではタイムを伸ばせなかったもののレースでは#101佐々木選手を追う位置に。
 
 

 3番手を走るのは#35小鹿翼選手。最初の数周は#4西村ヤスキ選手に食らいつきますが、その差は徐々に開いていきます。そこに後続の#27勝谷ジン選手、#31緒方ダイスケ選手が距離を詰めていき、3台が縦に並んで集団を形成。#27勝谷ジン選手はダートセクションで#35小鹿ツバサ選手に近づきますが、抜くまでには至らず。この状態が続いていた7周目、ダートセクション後半にあるコーナーで#27勝谷ジン選手は転倒、それに引っかかる形で#31緒方ダイスケ選手も#35小鹿ツバサ選手との距離を広げてしまいます。

 

 ここから順位の変動はなく、わずか10周で2位に27秒もの差をつけた#101佐々木タカシ選手が5連勝目を飾ります。今季4回目の2位を獲得したのは#4西村ヤスキ選手。レースを通して安定した走りを見せました。3位には3台の集団から抜け出した#35小鹿ツバサ選手が入り、#31緒方ダイスケ選手、惜しくも転倒してしまった#27勝谷ジン選手、#28佐藤省吾選手と続きました。

 

■S2 Race1 Result

 

1/ #101佐々木貴志
2/ #4西村泰樹
3/ #35小鹿翼

 
 

#4顔スタート前
▲#35は今年全日本クラスに昇格した小鹿翼選手。ルーキーながらR2につづき表彰台獲得。

 
 

■S2 class / Race2

 

 ヒート1の結果で決まるスターティンググリッド、フロントローに並ぶのは#101佐々木タカシ選手、#4西村ヤスキ選手、#35小鹿ツバサ選手。

 

 ヒート1に続き、#101佐々木タカシ選手がポールポジションから抜群のスタートを決めてトップに立ち、すぐに独走態勢を築きます。

 
 

#2スタート前のイッキ
▲#101佐々木貴志選手は一般公道用タイヤで戦っています。タイヤは高山選手も使っているIRC RX03 Spec R。前後17インチです。スリックに比べグリップ力は落ちますが、非常に安価な点が特徴。定価で比べるならスリックタイヤの約40%くらいでしょうか。スライドさせやすい点、どんな温度でも性能を発揮する点、また暖まりやすいのも特徴。コーナリングでイン側に切れ込むというクセがあると言われていますが、ブレーキングをしっかり行ないフロントタイヤにしっかり荷重をかけコーナリングを行なえば全くクセはでません。これはKRAZyでもテストしてみました。公道でも基本をしっかり行なって走ることでウワサにある切れこむ動きは発生しませんでした。タイヤはKRAZyで購入しています。すでに2セット目。ただ、以前のRX01 Spec Rに比べ、やや減りは早いようです。つーか、↑逆?ww

 

 その後ろを走るのはヒート1同様、#4西村ヤスキ選手。そしてそのすぐ後ろを#35小鹿ツバサ選手が走り、#31緒方ダイスケ選手、#27勝谷ジン選手とグリッド通りの順位が続きます。 

 

 3周目、#27勝谷選手の後ろ、6番手を走る#33古家諒雅選手が転倒。最下位まで順位を落としてしまいます。

 

 3位を走る#35小鹿ツバサ選手はターマックで#4西村ヤスキ選手との距離を詰めるなどして終始近い距離を走り、#4西村ヤスキ選手に後ろからプレッシャーをかけ続けますが、#4西村ヤスキ選手も譲らず。

 

 3周目に転倒があった#33古家リョーガ選手は6周目最初のジャンプで前を走る#21原田駿介選手を抜き、7位に浮上します。

 
 

ササキスライドM
#101佐々木選手の使っているIRC RX03 Spec R(ここ名阪のコースではダートのグリップ力を上げるなどの理由で、溝は追加していました)。暖まらずとも性能を発揮します。つまり冬期にむいているとも言えます。冬期はタイヤがあたたまりません。路面温度が低いため、走っても走っても逆に冷えていってしまうからです。ハイグリップタイヤはタイヤがあたたまらないとその性能を発揮しませんので、温度管理が重要になります。スリックタイヤを暖めてから走るのはそのためです。(タイヤにカバーがかかっているのを見ると思います。これはタイヤウォーマーといい、タイヤを暖めるものです)

 

 スタートから順位は大きくは動かず、#101佐々木タカシ選手がまた2位以下を20秒以上離して優勝。開幕戦から全戦優勝、6勝目を飾りました。2位には#35小鹿ツバサ選手の猛追を振り切った#4西村ヤスキ選手が入り、#35小鹿選手は1秒差で3位となりました。その後ろは全員10秒前後の等間隔で単独走行。4位#31緒方ダイスケ選手、5位勝谷ジン選手、6位#28佐藤ショーゴ選手、7位#33古家リョーガ選手、8位#21原田シュンスケ選手と続きました。

 

 振り返ってみると、決勝ヒート1、ヒート2ともに全員順位が全く同じという珍しいレース展開となりました。

 

 その中でやはり圧倒的な強さを見せたのは#101佐々木タカシ選手。ヒート1の終盤には観客の声援に対し「フォー!!!」と叫ぶシーンも見られるなど、ノリノリの走りでレースを楽しんでいたように感じました。個人的にびっくりしたのは、レース中それぞれのライダーがばらけて走っている中で、#101佐々木タカシ選手がターマックからダートセクションに登ってくるのだけは、音だけでも絶対にわかったということです。それほどまでに群を抜いてパワフルでアクセル全開、豪快な走りをしていて、見ていてとても楽しかったです(あくまでも主観ですが)。

 

■S2 Race2 Result

 

1/ #101佐々木貴志
2/ #4西村泰樹
3/ #35小鹿翼

 

#4ダートM
▲#4西村泰樹選手。2019年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばせていただきました。

 
#35コシカコーナリングK
▲左が小鹿翼選手、右は小鹿翔選手。兄弟で参戦中。

 
 

■シリーズポイントランキング

 

1/ #101佐々木貴志 ・・120pt
2/ #4西村泰樹 ・・・・98pt
3/ #35小鹿翼・・・・・60pt

 

■次は最終ラウンドとなる愛知/美浜サーキット 10月18日(日)

 

 さて、最終ラウンドとなる愛知/美浜では、この#101佐々木タカシ選手がシーズン全勝を飾るのか、それとも誰かが#101佐々木タカシ選手を抑えて連勝をストップさせるのか、また、#101佐々木タカシ選手と#4西村ヤスキ選手に可能性が残っているチャンピオン争いの行方などに注目が集まります。コロナ対策を万全にし、ぜひ現地で観戦を楽しみましょう!

 
 

レポート/内野亜美
写真/クニオカキイチ 前田朔

 
 

■R3の番外編 by KRAZyコンドー

 

「グリップ感ってのがよくわからないんです・・・」
「モトクロスブーツを買ったんですが、ブレーキが踏めません・・・」
「モトクロスブーツでの、リアブレーキの感触が分かりません。どうしたら?」

 

などなどの質問メールをしばしばいただきます。

 

たしかにそうですよねー。
で、今回撮影カットのなかに、たまたまわかりやすいカットがあったのでちょっと説明します。「MXブーツだとブレーキが踏めない」という件です。

 
 

加藤マサ顔2M

 
 

はい、シッティングだとぶっちゃけ踏めません。
モトクロスブーツは足首が大きく曲がらないようになっているからです。

 

ではどうやって踏んでいるのでしょう・・・
それが上のカットです(S1 PRO #1日浦大治朗←じゃないですね、#19と大きく表示されてます。長谷川選手でしたー。苦笑)。

 

よーく見てください・・・かかとをうかせています。
つまさきだけで踏んでいます。

 

これはダートセクションのバンクのある(ワダチのある)タイトターンでのシーンです。
リアブレーキを強くかけ、タイヤをロックさせ(つまりスリップさせ)てクルリと向きを変えています。

 

ひざやふとももを支点にし足をささえ、つまさきでブレーキを押し込みます。
スタンディングではかかとや土踏まずを支点にしますが、シッティングではこのようにして踏んでいます。
「トップライダーだからできるんだよこんなの」と思われるかもしれませんが、ダイジョウブです♬ なにしろ自分もできますから。慣れたら誰でもできるようになります。

 

踏んだ感触も、慣れるとわかるようになります。
というか、車体が止まるその感覚、もしくはリアブレーキの減速量で、踏んだ量がわかるようになります。
つまり「慣れ」かも。・・・こう書いちゃうと身も蓋もないけど(汗。

 
 

今回の番外編はこんなかんじで・・・

 
 

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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
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