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2022.08.27

SUPERMOTO JAPAN 2022 R4愛知/美浜サーキット

表紙1

 
 
■スーパーモトジャパン2022 Round4 愛知 / 美浜サーキット
クロスオーバーレース、それがスーパーモト
-27.Aug.2022- 

SUPERMOTO JAPAN 2022 Round4愛知 が8月21日、愛知県知多半島にある美浜サーキットで開催されました。

 

今回はS1 PROクラスからレポートを始めます。

 

S1 PROとは日本のMFJスーパーモト選手権/スーパーモトジャパンの最高峰にあたり、450cc(2ストなら250cc)のモトクロスマシンで戦います。
スーパーモトはアスファルトセクション+ダートセクション(ジャンプなどもあり)のコースで戦う二輪スポーツです。

 

タイヤはロードレースで使うスリックタイヤ。フロントは16インチまたは16.5インチ、リアは17インチを使います。サスペンションはモトクロスよりストロークの短く、動きの遅いタイプになります。車体によってはかなりロードレースよりの仕様のマシンもあります。これはロードセクションでのタイムを稼ぐことが目的のようです。

 
 

オウエンありがとう
▲知多半島はご存知ですか?スーパーモトや中部地区の方でないと馴染みの薄い地名ですよね。名古屋と浜名湖の間にある縦に細長い半島です。温暖な気候、美味しい海鮮、美しい海の揃った観光地です。

 

ひまわり國岡
▲天候は前日の土曜は曇り時々晴れ。しかしレース当日の日曜の早朝に雨。それによって第2ダートセクションがキャンセルとなり、ダートセクションは第1ダートのみとなりました。
そうなんです。コースはアスファルトセクションにダートセクションを加えたデザインになります。今回はアスファルトセクションから一度コース外に出て、再びアスファルトに戻ってくるというコースデザインです。

 
CrossOver2
▲スーパーモトでは、アスファルトとダート、つまりロードレース的ライディングとモトクロス的ライディングが求められます。逆にいうなら、どちらもそこそこ走れるライダーにはうってつけのモトスポーツです。実は自分もやっていたんですが、アスファルトはそこそこ(苦手ではあるけど)、ダートは比較的得意。ということで成績を出すことができました。また、歴史が浅いのでライディングの正解もまだはっきりしていません。また参加選手も少ないので、全日本クラス(地方選手権→全日本選手権と2つの大きなクラスがあります。その中でバイクの排気量別にクラスが分けられています)を走るのもさほど難しくはありません。という意味では多くのライダーにチャンスがあるモトスポーツです。

 

山々
▲S2クラス(250ccクラス)#12鈴木優那選手の車両。CRF250Rをベースに仕上げられています。

 

■スーパーモトで使うマシン

 

スーパーモトで使う車両もクロスオーバーです。オフロード車両にロードタイヤとロード用ブレーキシステムを組み合わせたものを使います。レースではレース専用タイヤを使います。スリックタイヤというタイヤです。
ちなみにスーパーモトとモタードは同じ意味です。モタードはスーパーモタードの略です。

 
 

#1鈴鹿8H
▲しかし最高峰のクラスS1PROクラスは別格。コカコーラ鈴鹿8時間耐久レースで上位に食い込んだ選手も出ていたりします・・・。写真はサクライホンダで6位に入った日浦ダイジロウ選手。このチームのもう一人の濱原ソードー選手も実は元スーパーモトジャパンに参戦していました。

 

■Round4はダートセクションがポイントに

 

第1ダートには2つのジャンプが用意されました。この2つは縦に並んでおり、この2つのジャンプを上手く処理できないとタイムに大きく差が出ます。
特に1つ目は土手を利用しており、リヤタイヤをジャンプの端に引っ掛けてしまいがち、、、引っ掛けると縦にクラッシュすることにもつながります。無難に処理するか、タイムを刻むために飛び切るか。その先のターマック全てを含むと100メートル以上になりますから、非常に重要です。

 

早朝の雨で第2ダートセクションが無くなったわけですが、それでもこの第1ダートの処理、特に最初の土手ジャンプは重要です。

 

■その1つ目の土手ジャンプをどう攻略するか・・・

 

土曜の朝のコース確認後、#1日浦選手とチームメイトの#2長谷川選手はこのダートをどう処理するか?で話をしていました(この二人はロードレース出身で、ターマックが得意です。とは言ってもダートもうまいですが)。密談というほどじゃない二人の会話です。偶然聞いちゃったんですが、その話が面白かった。
R3時点でのポイントリーダーは#2長谷川。2番手は#6小原、#1のチャンピオン日浦はちょっとこの二人からあけられています。
#1日浦と#2長谷川はターマックにおいては#6小原に比べ圧倒的に速い、ですが、ダートは#6小原が得意であり速い。このジャンプセクションも得意。でもこのロード出身の二人はこの最初のジャンプに苦手意識があるらしいんです。飛ぶのか、飛ばずに無難に処理するか。ポイントはそのジャンプまでの加速と、飛び切りの斜面の処理です。飛ぶのが簡単でいいんだけど、万が一ショートした時のことを考えると・・・。
結局答えは出ないまま終わったんですが(てか、日浦選手は飛ばない、長谷川は飛ぶ、だったかな)、なんだかんだと悩んでた。トップライダーでも、そうなんだなぁって、ちょっと面白かったです。

 

で、実はこの土曜のプラクティスで長谷川選手がミス。リヤタイヤを引っ掛けて縦回転クラッシュを一度やってました・・・。あ、彼らはクラッシュもうまいので、怪我はしていません。そこも速さのポイントかも。

 

■Round3までのポイントランキング

 

1/#2 長谷川・・・127point
2/#6 小原・・・・121
3/#7 吉田・・・・68(R2熊本は不参加でノーポイント)
4/#5 森田・・・・62
5/#1 日浦・・・・58(R3はケガで欠場ノーポイント)

 

これが今回大きく動きました。レースは何が起きるかわかりません。

 
 

#1-3
▲#1日浦ダイジロウ選手。2021年チャンピオンです。現在圧倒的なはやさを持っていますが、空回りや怪我でR3はノーポイント。R3終了時点ではチャンピオンが難しくなっています。でも実力は間違いなくNo.1。ここで2勝し50ポイントを得て(レースは1ラウンドで2レース行われます)、上位二人がなんからのミスでポイントを稼げない場合はいきなり上位に食い込みます。

 

#6
▲#6小原ケント。昨年から一気に頭角を表し、6月のR3では初勝利を上げました。チャンピオン候補の一人です。#1日浦、#2長谷川、#3小原の三人が現在のトップ3と言っていいと思います。

 

コピー1

 
 

#7コーナリング
▲#7吉田ユウイチ。あのサスペンションファクトリーテクニクスのライダーです。現在上記の三人がチャンピオン候補と書きましたが、この#7吉田選手がフル参戦できれば、ちょっと話は違います。ロード出身

 
 

#4
▲#4金子カズユキ。ホンダ系のチームです。先日鎖骨を折ったばかり。絶対転倒なできない状態。ですが、このところ好調です。ここ美浜サーキットも得意。モトクロス出身。

 

コピー1

 
 
作業台

 
 

ダイジロー
▲#1日浦ダイジロウ選手。2021年のスーパーモトチャンピオンです。全日本ロードレースにも参戦中。先日の8耐では6位に入る活躍を見せています。

 

#7顔

▲#7吉田ユウイチ。選手会長でもあります。小柄な体はダートでは時に不利ですが、そこを気にさせない走りが魅力。
 

#6顔
▲#6小原ケント。岩手出身の数少ない東北のライダーです。モトクロス出身。

 

モリタ
▲#5森田ナオキ。R3の時点ではランキング4位。ここのロードセクションは速いのですが今回のテクニカルなジャンプセクションは・・・?
 

レポート2に続きます。

 
 
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