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2022.08.29

SUPERMOTO JAPAN 2022 R4愛知 / S1 PRO レポその2

#1鈴鹿8H-2

 
 
■スーパーモトジャパン2022 Round4 愛知 / 美浜サーキット
S1 PRO レポートその2
-29.Aug.2022- 

SUPERMOTO JAPAN 2022 Round4愛知 が8月21日、愛知県知多半島にある美浜サーキットで開催されました。

 

今回はS1 PROクラスからレポートを始めます。

 

S1 PROとは日本のMFJスーパーモト選手権/スーパーモトジャパンの最高峰にあたり、450cc(2ストなら250cc)のモトクロスマシンで戦います。
スーパーモトはアスファルトセクション+ダートセクション(ジャンプなどもあり)のコースで戦う二輪スポーツです。

 

レースは1日に2回行われ、午前と午後に行われます。

 
 

CrossOver
▲アスファルトセクション+ダートセクション(ジャンプなど)のコースで戦うのがこのスーパーモトというジャンル。ロードレースとモトクロスのスキルが必要になります。クロスオーバーなスポーツで、それの日本を代表する選手権がこのスーパーモトジャパンです。2005年に始まりました。

 

入道雲

 
 

■Round3までのポイントランキングTOP5

 

1/#2 長谷川修大・・・127point
2/#6 小原賢斗・・・・121
3/#7 吉田雄一・・・・68(R2熊本は不参加でノーポイント)
4/#5 森田直樹・・・・62
5/#1 日浦大治朗・・・・58(R3福島はケガで欠場しノーポイント)

 

昨年のチャンピオン日浦選手はなんとここまでで58point、トップ#2長谷川修大選手とのポイント差は69point。逆転はかなり難しい状況に。
しかしこれが大きく動きました。

 

■どういう展開になる?

 

レース当日早朝の雨で第2ダートがキャンセル、ダートは第1のみに。
タイムアタック予選(レースのスターティンググリッドを決める)でトップタイムは#1日浦。2番タイムは#7吉田。3番タイムは#6小原.
ランキングトップの#2長谷川は4番タイムとなりました。

 

今回のコースデザインと、昨年までの各選手の走りをまとめると・・・(グリッド順に)

 

#1日浦・・・ここがホームコース、トータルで速い。ターマックは別格的に速くダートもそつなく速い。が、今回の土手ジャンプに苦手意識があるようです。
#7吉田・・・トータルで速く、土手ジャンプはあまり苦にしてない。
#6小原・・・ダートは圧倒的に速く、また得意意識もある。が、ターマックは他三人に比べてやや遅い。
#2長谷川・・ホームコース。ターマックは#1日浦にかなわないまでも、匹敵する速さ。ダートもそつなく速い。タイムアタックでタイムが伸びなかったのがやや不思議。

 

仮にですが、この順位でフィニッシュするとかなり面白いポイントになります。トップ長谷川を小原が抜き小原がトップに。この二人の戦いに吉田が加わり、また日浦もこのトップ三人に近づきます。つまり混戦に戻るわけです。

 

■レース1

 

レース1勝ったのは#1日浦ダイジロー選手。実力発揮です。
2位に食い込んだのは#6小原ケント選手、
3位に入ったのは#7吉田ユウイチ選手。
ここまでランキングトップの#2長谷川はマシントラブルでレース中にピットイン。その結果最下位で終わります。

 

1/#1 日浦
2/#6 小原
3/#7 吉田
4/#4 金子
最下位/#2 長谷川

 
 

#1
▲R2以来の勝利。R3はノーポイントに終わりチャンピオンがむずかすくなったなか、今回は確実にトップでチェッカーを受けることを考えた走りのように見えました。トップの写真はこの日浦。コカコーラスズカ8時間耐久レースで。6位入賞を果たしています。

 

ダイジロー

▲#1日浦ダイジロー選手。

 

■R4 Race1終了時のポイント

 
1/#2 長谷川修大・・・217+3=130point
2/#6 小原賢斗・・・・121+20=141(小原がトップに!)
3/#7 吉田雄一・・・・68+16=84
4/#1 日浦大治朗・・・58+25=83

 

長谷川はフロントサスが入ったまま動かなくなりピットイン。なんとか修復し復帰。しかしこれで最下位に。
椰子の木コーナーからの立ち上がりでハイサイドになりかけたところを見ていたのですが、思わず声が出ました。あれを食らっていたらかなりやばかった。

 

ちなみに順位とそのポイントの関係ですが、
1位・・25point
2位・・20
3位・・16
4位・・13
5位・・11
6位・・10
7位・・9
 

8位以下は一つ順位が下がるごとに1ポイント減ります。15位が1ポイント。上位はポイント数の差が大きくなっています。1位と2位の差は5ポイント。3位と4位は3ポイント、6位と7位の差は1ポイント。つまり「この順位でいいや。なのでキープの走りにしよう」とならないように、勝つことが目標になるようにポイント数は設定されています。

 

#6スライド
▲レース序盤、一度トップに立った#6小原ケント。惜しくも結果は2位ですが、このところ絶好調。
 

#6顔
▲#6小原ケント。数少ない岩手のライダーです。この#6小原と、#1日浦、#2長谷川の三人は仲がいいです。年代が近いから?
 

#7スライド
▲3位に入ったのはベテラン#7吉田ユウイチ選手。
 

#7顔
▲#7吉田ユウイチ選手。関東のライダーです。モタードもですがストリート車両でお世話になっている方も多いと思います、あのサスペンションのTechnixのライダーです。CRF250M用のモタードチューニングされたサスがあるんですが、これはいいですよ〜!排気系を変えるより、こっちをお勧めします。

 
#4ジャンプ
▲4位に入ったのは鎖骨骨折がまだ完治していない金子カズユキ選手。「絶対に転倒できないのでやや守りの走りに徹します」と言っていたのですが4位です。

 

#61はせがわ
コカコーラ鈴鹿8時間耐久レースでの長谷川選手。クラッシュなどもあり惜しくも完走ならず。

 

レポート3はS1 PRO レース2のレポートになります。

 
 
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