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2023.06.09

SUPERMOTO JAPAN 2023 R2 熊本 HSR九州、そしてR3

SMJ2023ロゴ

 
 

▪️今週末はスーパーモト選手権SUPERMOTO JAPAN R3福島!-09.Jun.2023- 

 2023年も半分が終わりつつあり、いよいよ梅雨の季節到来ですね。今週末の天気はどうなんでしょうか。そうそう、関東も梅雨入りしました。が東北はまだ先?

 

 その東北福島では全日本スーパーモト選手権/スーパーモートジャパン2023年、R3が開催です。会場は東北サファリパーク内にあるエビスサーキット(二本松)です。横浜からは3時間半、仙台からも1時間ちょい、新潟からも2時間くらいの距離です。意外と近いです。

 
 
Rd.3 コース図

▲コース図です。細長いコースでコーナーが少ないのが特徴。ダート(グラベル)セクションのブレーキングからアスファルトに上がってシケイン&立ち上がり加速、これがポイント。公式プログラムの表紙は昨年のこのエビスサーキットのダートセクションのカットです。このレースは雨だったんですが、雨だからこその面白いレースでした!エビスサーキットは面白いレースがしばしば展開されるんです。古くは佐合選手と松本選手のバトルレース、これは撮ってても鳥肌がたったです。でもあの大きなジャンプセクションがなくなったのはさびしいですけど。

 

▪️SUPERMOTO JAPAN 2023 / S1 PRO class

 

 全日本スーパーモト選手権/スーパーモートジャパンの最高峰クラスがS1 PRO※です。5月にRound2熊本/HSR九州が開催され、すでに2レースが終了しています。

 

 開幕から#2日浦選手が連勝中。すでに4連勝です(1ラウンドで2レース行われます)。昨年のチャンピオン#1小原選手はハスクからTMに乗り換え、現在ランキング2位。マシンのセットも決まってきたようです。R2は苦手な高速コースでしたが2位2位という結果。

 

※クラスの名前、わかりにくいと言われていますのでちょっと解説します。SはSUPERMOTOのS。欧州のシリーズ戦にならった。1はトップクラスである450ccを表現、その中での最高峰と言う意味でPROとついている・・・?みたい。MFJの部会で決まった名前なので詳しくはわからないですが、わかりにくいです(苦笑。素直に450クラスにすればいいと思うんですが。

 

⚫︎R2熊本までのポイントランキング
 1/ #2日浦大治朗・・1/1/1/1 ・・100point
 2/ #1小原堅斗・・・5/4/2/2 ・・64point
 3/ #3長谷川修大・・3/3/3/3 ・・64point
 4/ #16田所隼・・・ 2/2/15/-・・41point
 5/ #5金子和之・・・12/9/4/5・・35point
 6/ #8新沼伸介・・・9/8/7/7・・ 33point
 1/1/1/1という表記はレース結果です。R1の レース1、レース2、R2のレース1、レース2の順で表記しています。

 

※ホンダ+BS+ロードレースライダーが強いですね。#2、#3、#16がこの組み合わせ。#1はTM+メッツラー+MXライダー。マシンやタイヤの影響は大きいですが、大きくはライダーのスキル、能力の差のような気もしますが。TMは明らかにパワーがあり、またスーパーモト専用車両なので性能は高いです。問題は、それをきちんと使えるか?・・・こんなことを書いてしまうと、バイクはなんでもいいことになるし、タイヤもオイルもなんでもいい、ってことになっちゃうけど。

順位と獲得ポイント/ 1位25pt、2位20pt、3位16pt、4位13pt、5位11pt、6位10pt、7位9pt、8位8pt、9位7pt、10位6pt、11位5pt、12位4pt、13位3pt、14位2pt、15位1pt 上位になるほどポイント数が高くなります。「今の4位のままでいいや」とレース中に選手が考えるとバトルが発生しなくなりレースがつまらなくなります。少しでも上位を狙う、1位を狙う戦いとなるように、数年前に獲得ポイント数が変更されました。

 
スーパーモト選手権/SUPERMOTO JAPAN R3福島/エビスサーキットはこちら↓ 会場には公式プログラム+スーパモト解説ブックを無料で配布しています。この冊子については昨日のレポートをご覧ください。
http://www.ebisu-circuit.com/race-event/2023/supermoto2023/index.html

 
 

#2
▲Round2 HSR九州を制したのは#2日浦ダイジロウ選手。このHSR九州はダートも長いですが最大の特徴は超高速コースということ。見ていてもヒリヒリするような高速左コーナーがあります。全体に高速コーナーが多く、ロードレース系、または地元の選手が速いという傾向があります。photo/KuniokaKi-ichi

 

#1
▲レース1ー2ともに2位となったのは#1小原ケント選手。TMの足回りのセットもようやく決まったようです。新しいマシンにチェンジした場合、マシンが選手の元にやってくるのは開幕レース直前なんてこともあります。そうじゃないにしても2ヶ月前なんてことはあまりなく、セットアップの時間がないことが多いんです。いくら高性能でも、選手の走りに合わせられなければタイムは出ません。し、マシンを信じることができなければ限界を超える挑戦もできません。高性能なだけでは勝てないようです。ちなみに元S1 PROの谷田部選手がこの#1マシンに乗ったようです。KRAZy「TMのスーパーモト用マシンはどうでした?」、谷田部「とてもいいマシンだと思うよ。速いし旋回する!ケント選手はもっと速くなると思うな」と答えています。photo/KuniokaKi-ichi

 

#3
▲レース1ー2ともに3位に入ったのは#3長谷川シュウダイ選手。日浦選手のチームメイトです。CRF450R+Brigestone+ロードレースライダーの組み合わせ。現在ランキングも3位。photo/KuniokaKi-ichi

 

#5
▲レース1は4位、レース2は5位とまとめた#5金子カズユキ選手。金子選手はMX出身ですが、アスファルトセクションが得意。タイヤはBS。上位はBS多いですね〜。現在ポイントランキングは5位。photo/KuniokaKi-ichi

 

20
▲レース2で4位に食い込んだ地元選手のDuneこと#20川上祥史ヨシフミ選手。日本のスーパーモトを選手からショップからチームからと多方面から支えてきた選手です。Dune(デューン)さんがいたから今のこのスーパーモトがあります。photo/KuniokaKi-ichi

 

#6チンカス
▲レース1で5位に入ったのは#6中島俊介選手。アスファルトよりダートセクションの速さが売りでしたが、この高速アスファルトコースで上位に入賞です。今年は行ける?!photo/KuniokaKi-ichi

 

#13パパ

▲レース2で6位に入ったのは選手からパパと呼ばれる#13金児伸二選手。歳を言われるのはあまり好きじゃないと思いますが、今年63歳になります!Dune選手とおなじく、スーパーモトがスーパーモタードと呼ばれた頃から参戦しつづけています。アスファルトセクション速いです、パパは。1速上のギアで走ると言われています。マシンは今年からTM。モトショップK’s(長野)代表です。ハスクといえば金児パパ・モトショップK’sと言われるハスクライダーでしたが、ついにチェンジ。photo/KuniokaKi-ichi

 

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▲元チャンピオンの森田一輝選手がFanticで参戦。ゼッケンは23です。マシンのセットが煮詰まっていないようなので上位に入るのは難しいと思われますが、注目です(森田選手にも聞いたんですが「まだあまり乗り込んでないので〜(苦笑)」とか)。名前はFantic XXF450、ベースはYZ450F、それをスーパーモト専用車両として完成させ販売している車両です。価格は未定。チームFTR(仙台)から参戦です。

 

▪️スーパーモトレース会場に遊びに来ませんか?

 

お時間のある方はぜひ会場に遊びにきてください。各選手との距離も近く、お話もしやすいしサインももらいやすいですよ〜。バイクについてやモタードライディングについても気軽に聞けちゃいますよ。KRAZyも取材に行きま〜す!

 

S1 OPEN、S2のR2レポートは来週アップの予定です。
 
 

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