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2019.09.04

SUPERMOTO JAPAN R5 SUGO その2 / S1 OPEN & S2 class

1表紙2
 
 

■スーパーモトジャパン2019 Round5 SUGO レースレポその2
S1 OPEN class & S2 class
  
 8月24-25日、全日本スーパーモト選手権「スーパーモトジャパン」Round5がスポーツランドSUGOで開催されました。

 

 ここは 全日本選手権のS1 OPEN classと S2 classのレースレポートとなります。
 ※S1 PROのレースレポは→http://www.krazy-web.com/custom/supermoto-japan-r5-sugo-その1-s1-pro-class-2/

 

 この日開催されたのは、全日本選手権と地方選手権(通称「エリア」とよばれます)の2つ。その全日本では3つのクラスが開催されています。最高峰のS1 PRO class、排気量無制限のクラスとなるS1 OPEN class、250ccのクラスとなるS2 classです。

 

S1 PRO class
日本の最高峰のクラスです。マシンは450ccマシンとなります。

 

S1 OPEN class
排気量無制限のクラスです。600ccでも800ccでもかまいません。が、ほぼ全員が4ストロークの450ccマシンで戦っています。ただひとり#7広瀬選手が2ストローク250ccを選んでいます。このクラスで年間のポイント上位選手は(上位3人)S1 PROに昇格できます※。
 
S2 class
250ccのクラスです。排気量が小さいマシンなので比較的コントロールしやすく、参加しやすいクラスでもあります。が、速く走るのはそれなりのテクニックが必要になります。常にマシンの性能を最大限に使って走っているため、無理がきかず前者を抜く、もしくは差を広げるのが難しいと言われています。このクラスは今人気があまりなく、参加選手が非常に少ない現状です。このクラスで年間のポイント上位選手は(上位3人)S1 PROに昇格できます。あ、今ラウンドよりKRAZyはあえてこのクラスをエコヒイキします。できれば盛り上がってほしいんですよ。観てもやっても面白いンです、この250ccクラスは※。

 

※各クラスのレギュレーション詳細はMFJでご確認ください。ここでは簡易的に紹介しています。

 
 

■S1 OPEN class / #14小原堅斗選手が3勝目。ポイントランキングも2位
 このS1 OPENクラスとS2クラスは、タイムアタック→予選レース→決勝、と進行します。S1 OPENは予選から面白いレースが展開されていました。

 

 予選では、#14小原、#4中島、ベテラン#6増田、#90松本の4人の激しいバトルが展開。予選レースは少ない周回数なのですが、まるで決勝のような面白いレースとなりました。この予選レースで1位となったのは#14小原(JMX出身でダートが得意)、2位は#4中島(アスファルト区間が速い)、3位は#6増田(ベテランなのでレース運びが上手い)、4位には#90松本(Motard Nowというメディアを発信中)。この順位で決勝グリッドに並びます。

 
 

購入者用基本デザイン
▲#14小原ケント選手、全日本モトクロスIB出身。今期3勝目をあげました。R2の熊本に参戦していないため、ポイントランキング2位。IBとはInternational-Bというクラス、日本のトップを目指すクラスです。モトクロスは下から National-B、National-A、International-B、最高峰がInternational-Aとなります。IA(アイエーと読みます)です、とか、だったという方がいたら、ものすごーーーい速さの選手ってことです。

 
 

 決勝は#14小原選手がホールショットを決めトップに立ちます。追ったのは現在年間ポイントリーダーの#4中島、そしてベテラン#6増田、#90松本。

 

 レース中盤、小雨が降ってきます。そこでベテラン#6増田がしかけます。第2ダートで#4中島をパスし2番手に上がります。この日の#6増田はトップを狙える速さがあります。

 

 4番手を走行中の#90松本が第1ダートのジャンプで激しくクラッシュ。しばらく動けない様子からレッドフラッグ※かと思われましたがレース続行。#14小原、#6増田、#4中島のトップグループとなります。

 
※レッドフラッグはレース中断を意味します。

 

購入者用基本デザイン
▲#6増田ヒロシ選手。ベテランらしい走りを見せます。この日は2位に終わりますが、今年は乗れているようです。

 

 小雨が来てはいますが、まだ路面が濡れるほどではありません・・・が、ライダーにとってはこの状態が一番怖いとも言えます。突然タイヤのグリップがなくなることがあるからです。細かな土が乗ったアスファルトの濡れ始めは非常にすべります。

 

 が#14小原のペースが落ちません。トップを狙う#6増田もその差を詰めることがなかなかできません。3番手の#4中島は徐々に#6増田との差がひらいてしまい、そのポジションを奪い返すことが難しくなっていきます。

 

 レース終盤、バックマーカーが現れはじめますが、トップの#14小原は冷静にパスし、後続との距離を保っていきます。意外とこれが難しいんですよ。ベストラインをすぐに譲る選手と譲らない(もしくは気がつかない)選手がいますから。ブルーフラッグというのを見たことがあると思います、これは抜かれる選手に出されるフラッグで、後方から速い選手が来ているということを知らせるサインです。ラインを譲る必要はないのですが、後方から速い選手が近づいているという意味になります。

 
 

購入者用基本デザイン
▲中島シュンスケ選手、3位表彰台獲得。現在ポイントリーダーです。

 
 

 勝ったのは#14小原ケント選手でした。これで今期3勝目、強いです。レースを観ていたあるサス屋さんが「脚回りが決まればもっと速くなるね」とつぶやいていました。なるほどー!

 

 2位はベテランの#6増田ヒロシ選手。レース中のファステストタイムはこの増田選手がLap12で出しています。

 

 3位は#4中島シュンスケ選手が入りました。15point獲得でポイントリーダーは死守。

 
 

S1 OPEN class / Result
1/#14小原堅斗/VORTEX916DR+陸奥組+HR
2/#6増田浩志/CP sports Husqvarna
3/#4中島俊介/CHINKASS PEROZE
4/#25緒方大輔/D-GARAGE
5/#8千葉智/陸奥組JU宮城&裏テクニカ
6/#32新沼伸介/Husqvarna東名横浜+ブルーケム

 
 

購入者用基本デザイン
▲4位に入ったのは福岡から参戦の#25緒方ダイスケ選手。バイクショップD-GARAGEの代表です。以前は同じクラスで走ったこともあります。

 
 
S1 OPEN class / Point Ranking
1/#4中島俊介/CHINKASS PEROZE・・89point
2/#14小原堅斗/VORTEX916DR+陸奥組+HR・・77
3/#6増田浩志/CP sports Husqvarna・・66
4/#8千葉智/陸奥組JU宮城&裏テクニカ・・64
5/#25緒方大輔/D-GARAGE・・25
6/#32新沼伸介/Husqvarna東名横浜+ブルーケム・・23

 
 

購入者用基本デザイン
▲5位に入ったのもベテランの#8千葉サトシ選手。日本のスーパーモトスポーツを創成期から支え築き上げてきた選手です。

 

購入者用基本デザイン
▲6位に入ったのは#32新沼伸介選手。全日本ルーキーです!参戦したレースは3つのみ。この激しい戦いとなっているS1 OPENで毎回上位に入っています。KRAZyのルーキー・オブ・ザ・イヤー候補のひとりです。

 
 

■S2 class / 勝ったのはこのSUGOがホームの#15大場和樹選手

 決勝グリッドポールポジションは#15大場カズシゲ選手、
 2番グリッドはこのクラスのポイントリーダー#20馬場ダイスケ、
 3番グリッドは#70の世界のダートラックライダーの大森マサトシ、
ここまでがフロントロー。
 

 2列目4番グリッドの#33はレーサーマシンではないWRT250Xの島田ユウ、
 5番グリッドは高津戸ヨシヒコ、
 そして6番グリッドは公道用タイヤで戦う#101佐々木タカシ、
 

このS2クラスには今年76歳になる林ヒサシ選手も参戦しています。

 

 ホールショットを奪いトップに立ったのは、世界の#70大森選手でした。ダートトラック選手だけあって1コーナーの進入速度がベラボーに高いんです。

 

 それを、地元#15大場、ポイントリーダー#20馬場、公道タイヤの#101佐々木、の順で追います。

 
 

21#15
▲地元で勝利をあげた#15大場カズシゲ選手。ホールショットこそ逃すものの、#15大場選手がトップに立った後は誰も大場にアタックすることができない速さを見せつけました。

 
 
 Lap2、#15大場が#70大森をとらえトップに立ちます。#70大森選手は世界で活躍するダートトラック選手なのですが、ダートトラックレースには右コーナーがない、そしてフロントブレーキを使わない、という走り方・・・つまり左は速いんですが右コーナーはやはりちょっと・・・。#15大場はこのSUGOとエビスにしか参戦していないので、あまり名前は知られていませんがベテランです。すばらしく速いです。

 

 Lap3、トップは#15大場、#20馬場が#70大森をとらえ2位に浮上、#70大森は3位に、その3人を追うのはルーキーの#22西村(#101佐々木のミスで下位に。代わって#22西村が4番手に)の順に変わります。後方からは一度下位に落ちた#101佐々木が超ハイペースで追上げてきます。

 

 L5、トップ#15大場をとらえかけていた#20馬場が7コーナーで転倒。#15大場、#70大森、#22西村、やや離れて#101佐々木の順に。#20馬場はすぐにリスタートするのですが、タイムが上がらない。というか様子がおかしい・・・。

 

 レース中盤、4番手につけていた#101佐々木が追上げてきます。3番手#22西村のすぐ後ろにせまり、#22西村は思わずダートで転倒。#101佐々木が3番手にあがり、#15大場、やや離れて#70大森、#101佐々木の順に変わります。

 

 #101佐々木はトップ大場を追う勢い、#70大森のすぐ後ろに貼りつきプレッシャーを与え続けます。この#70大森も佐々木と同じ公道タイヤで戦っています。大森選手の場合タイヤを滑らせながら走るので、路面に張り付くようなタイヤより公道タイヤが使いやすいということもあるようです。以前はダンロップのα13を使っていました。

 
 

22#101
▲すごい追上げを見せ2位に入った#101佐々木選手。公道用バイアスタイヤであえてスリックと戦っています。「せっかくモタードも意識して開発してくれたタイヤですからね。実際使ってみるとものすごくいいタイヤです。スリックと同じとは言えませんが、非常にコントロールしやすくまたグリップ力もあるタイヤです。今回は自分のミスで2位でしたが、タイヤはすごくいいです!IRCのRX-03 SpecR フロントは120リアは150の組み合わせです」と#101佐々木選手。

 

 そしてついに最終ラップ。トップは依然とSUGOがホームの#15大場カズシゲ、やや離れて#70大森マサトシ、そして#101佐々木タカシの順。

 

 その#101佐々木がダートでしかけ#70大森の前に出ます。そこからペースアップ、残りは半周、トップ大場をとらえようと#101佐々木が追います。

 

 チェッカーを最初に受けたのは#15大場カズシゲ選手、応援のお客様からは拍手と歓声があがります。速かった!

 

 2位は#101佐々木タカシ選手、3位には#70大森マサトシ選手が入りました。

 

 ポイントリーダーの#20馬場はFブレーキトラブルを抱えつつ走り続けますが、最終的には大きくクラッシュ。そのままリタイヤとなりました。

 
 

23#70
▲3位となってしまった#70大森マサトシ選手。チェッカー後、とても悔しそうでした。世界の大森選手は埼玉のオフロードヴィレッジ(全日本モトクロスの開催会場)でモトクロスごっこのインストラクターもやってますよ♪

 

S2 class / Result
1/#15大場和樹/陸奥組+JU宮城
2/#101佐々木貴志/Team IRC + モタフレンズ
3/#70大森雅俊/SRF&FTR
4/#22西村泰樹/ハラツヨ★ワークス
5/#33島田優/PITシマユウ
6/#35高津戸義彦/モンザキ スーパーモト北海道

 
 

24#22
▲全日本ルーキーながらも、ポイントランキングでは2位と同ポイントの3位につける西村ヤスキ選手。今回も4位に食い込んでいます。今回もレース中のラップタイムは3番タイムを出しています。KRAZyの注目選手です。

 

S2 class / Point Ranking
1/#70大森雅俊/SRF&FTR#15大場和樹/陸奥組+JU宮城・・74point
2/#20馬場大介/MUDNUTS・忠男レーシング・・69
3/#22西村泰樹/ハラツヨ★ワークス・・69
4/#101佐々木貴志/Team IRC + モタフレンズ・・50
5/#7森本圭/モトぼっち×DUNLOP・・33
6/#15大場和樹/陸奥組+JU宮城・・20

 
 

25#33
▲#33島田優選手。5位に食い込みました。リアタイヤはあえてピレリスーパーコルサを使っています。いくつかのスリックタイヤをいろいろ試したのだそうですが「転がり」を最優先した結果このタイヤの選択になったそうです。

 

26#35
▲#35高津戸ヨシヒコ選手6位入賞。北海道から参戦です!!おつかれさまでした。北海道も取材に行きたいのですが・・・

 

27#20
▲リタイヤとなった#20馬場ダイスケ。ノーポイントで終わり、シリーズポイントランキングは2位に。

 
28#34
▲今年76歳の#34林ヒサシ選手。76歳ですよ!!!76歳で現役ですからね。マジで尊敬しかありません!いつもはテルル桶川スポーツランドで走っています。76歳とは思えないくらいいつも僕らとワイワイやってます。こういうのがスポーツのいいところですよね♪

 

顔
 
 

次はエリアのレポートです。
今いろいろと立て込んでいまして、アップはちょっと遅れると思います。すいません!

 
 
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