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2019.10.14

SUPERMOTO JAPAN R6 奈良 S2 class / レースレポその4 

#70顔
 
 

■スーパーモトジャパン2019 R6 奈良 S2 class レースレポその4/ KRAZyはS2クラスをエコひいきします!

9月21−22日、奈良県にある名阪スポーツランドでRound6が開催されました。
この日開催されたのは、全日本選手権と地方選手権(通称「エリア」とよばれます)の2つ。その全日本では3つのクラスが開催されています。最高峰のS1 PRO class、排気量無制限のS1 OPEN class、そして250ccのS2 classです。
 

ここは 全日本選手権のS2 classのレースレポートとなります。
 ※S1 PROのレースレポは→

 

S1 PRO class
日本の最高峰のクラスです。マシンは450ccマシンとなります。

 

S1 OPEN class
排気量無制限のクラスです。600ccでも800ccでもかまいません。が、ほぼ全員が4ストロークの450ccマシンで戦っています。ただひとり#7広瀬選手が2ストローク250ccを選んでいます。このクラスで年間のポイント上位選手は(上位3人)S1 PROに昇格できます※。
 
S2 class
250ccのクラスです。排気量が小さいマシンなので比較的コントロールしやすく、参加しやすいクラスでもあります。が、速く走るのはそれなりのテクニックが必要になります。常にマシンの性能を最大限に使って走っているため、無理がきかず前者を抜く、もしくは差を広げるのが難しいと言われています。このクラスは今人気があまりなく、参加選手が非常に少ないのが現状です。このクラスで年間のポイント上位選手は(上位3人)S1 PROに昇格できます。

 

※各クラスのレギュレーション詳細はMFJでご確認ください。ここでは簡易的に紹介しています。

 

今ラウンドよりKRAZyはS2クラスをエコヒイキします。最近、なぜか参加者が少ない状態が続いています。このS2クラスは4ストローク250ccのモトクロス用レーサーマシンを使用します。一般公道用のバイクと比較すると小排気量とイメージされがちですが、レーサーですからかなりのパワーがありダイナミックなライディングを見ることができます。各マシンのパワーの差があまりないため、ライダーの技量が大きく結果を左右。観てもやっても面白いのがこのS2クラスです。

 

そんなS2クラスですが、今回は注目の選手のインタビューを試みました。選手からこのS2についての魅力を直接うかがってみようというわけです。

 
 

■#101佐々木貴志 / Team IRC モタフレンズ / CRF250R
4st250と言えばこの佐々木選手でしょう。以前この250ccクラスでチャンピオンをとっており、最高峰クラスのS1 PROでも活躍。そのときも「4スト250はたのしい。また乗りたい!」と公言していました。その後、日本のスーパーモトを輸出するプロジェクトにライダーとして選ばれ、アジアやオーストラリアで走ります。今年のRound3から日本のレースに復帰。公道用タイヤでもレースができることを実証したいとIRCのタイヤで参戦中。愛称はササヤン。アジア選手権でもムードメーカー的存在で、海外のライダーからも大人気でした。
ポイントランキング4位/70point

 

#5顔
▲#101佐々木貴志、スライドを多用する数少ないライダー。写真からもタイヤがスリックでないことがわかります。

 

ーKRAZy・日本のレースを走るのもこのS2クラスもひさびさだと思うんですが、このS2の魅力って何でしょうか。
ー佐々木・450ほどシビアにセットを出さなくとも走れるのがこのS2クラスのいいところだと思います。以前エビスサーキットで行なわれていたモタード耐久お祭りレースのモタデューロってのがありましたよね。あれにいつも佐合選手※と出ていたんですけど「やっぱ250は楽しいよね!」とよく言っていました。
450にくらべてよく曲がる、タイヤも減らないからコストもかからない、それで乗っても楽しい!いいことづくめです。

※佐合潔:このスーパーモトの創成期から参戦し何度もチャンピオンをとった選手。元全日本モトクロス125ccクラスチャンピオン(現在のIA-2クラス)。舞うように走ると言われていました。3クラスあったシーズンではそのすべてのクラスに参戦していたことも。
 

#101顔
▲とにかくオシャレな#101佐々木選手。レース前日のプラクティスが終わったあとの移動のファッションがこれ↑。レースで暑いアジアに行くときでも襟つきのシャツだったりします。さすがプロ。佐々木選手はバーも経営しています。北朝霞駅前にBar MARIB と RED TUGというお店をやっています。関東の選手の忘年会は毎年ココです。あ、だれでも参加できますよ。KRAZyで告知しますので、みなさんもぜひ。選手の素顔に会えますよ♬
#101タイアタ

 

ーKRAZy・半分がサンド(砂路面)のダートというこのコースですが、明日はどういう戦いをイメージしていますか?(レース前日のプラクティスの日にインタビューしています)
ー佐々木・明日は台風だと思って、あまり走っていません(苦笑)。サスはアジャストを抜く方向です。それにしても、3周走ったらウデがあがっちゃいました!※

※腕を使いすぎ、二の腕に力が入らなくなるほどパンパンになることをウデアガリといいます。

 

ーKRAZy・アジア選手権を含めむオーストラリアやアジアで7年間戦いました、日本との違いはありましたか?

ー佐々木・向こうはお客様が多いです。コースは公道を使うこともあるんですが、モタードを知らない方もいっぱい観に来ます。インドネシアでは前日に州の用意したパーティまであったんですよ。そしてレースとなれば多くのお客様が観ているなかを走るんですからテンション上がりますよね。
あ、それとちょっと気になっているのが日本では予選レースがあるけど、お客様にはわかりにくいからこれもレースにして、2レース制はどうなんですかねー♬。そっちのほうが楽しいんじゃないすかね。

 

ーKRAZy・マシンについてアピールすることはありますか?

ー佐々木・ドライ用タイヤはスリックタイヤではなく、IRCの公道用タイヤ(RX-03 Spec-R)をつかっているんですが、これがなかなかいいンですよ。減らないけどグリップします!なおかつ安いです。滑り出しがわかりやすく、スライドがしやすいんです。唐突に破綻しすべるタイヤは使いづらいですよね。このタイヤはコントロールしやすいです。スライド用タイヤと言ってもいいくらいです。
フロントは前回のRound5の前日練習から決勝まで使ったタイヤを今日もそのまま走ったんですけど、まだつかえます。スリックに比べると本当に減りません。お金もかからないので助かります!明日のタイムアタックもこれでいきますよー♬ あ、セルつきCRFもいいですよー(笑。

 
 

■#70大森雅俊 / SRF&FTR / RM-Z250
フラットダートの世界的な選手の大森選手です。ゼッケン70が大森選手のシンボル。その大森選手が今年からS2に本格参戦しています。ゼッケンはこのスーパーモトでも70です。現在ポイントリーダー/91point

 

#70sugo
▲SUGOの1コーナーに高速スライドで入る#70大森選手。後続の選手と比べてもらうとその異常さがよくわかると思います。

 

ーKRAZy・今年から本格的にスーパーモトS2クラスに参戦しているわけですが、S2クラスの魅力は何でしょうか。
ー大森・シーズン後半に入ってきて、徐々にですがこのスーパーモトがわかってきたかんじです。なので、あまりたいしたことは言えませんが・・・笑。
フラットダートでは4スト450ccのレーサーマシンに乗っています。それに比べるとパワーが少ないわけですが、ワンミスが大きなミスにつながる。とてもシビアな面があります。450ならパワーで取り戻すことが可能なんですが、それができない。そこが観てても乗っても面白いと思うんです。逆も言えるわけで、ひとつの仕事が大きな結果につながる。そこが魅力じゃないでしょうか。
IRCの公道用バイアスハイグリップタイヤで走っているンですが、それも250だから走れるのだと思います。

 

ーKRAZy・R6奈良名阪のレースはどうでしたか(大森選手はレース後にインタビュー)
ー大森・残念ながら2位だったんですが、今回はダートが長く面白かったです。観にこられていたお客様からも同じことを聞きました「ダートが長く迫力あって観てても面白かった」って。アスファルトは自分のなかでは難しいです。とくに右コーナーは(笑)。フラットダートは左コーナーしかなく右コーナーがない、またフロントブレーキも使いません。左専門なんです。なので今もまだフロントブレーキが使いきれていない(苦笑)。コーナーではどこから使うのかいつも躊躇しています。右コーナーは今もどう進入すれば良いのかわからないンですよー(笑)。

 

#70顔+ブッチ
▲スペシャルクリーム載せのクレープを食べる#70大森選手。これはレース前日のプラクティス終了後。

 

ーKRAZy・フラットトラックのライダーからみて、スーパーモトの魅力は何でしょうか。
ー大森・まだ初めて間もないのでよくわかっていないのですが、抜きつ抜かれつが多いことじゃないでしょうか。
また、いろんなジャンルのライダーが戦っているのも観てて面白いのではないかと思います。ライダーから観ても挑戦しやすいのもいいですよね。ロードが速いだけでもだめだし、ダートだけでもだめ。どちらも速い必要がある。
スライドを使ったりといろんなライディングが見れるのも面白いと思います。

 

ーKRAZy・マシンについて何かアピールすることはありますか。
ー大森・ドミノというところのグリップを使っているのですが、スーパーモトでも路面からの情報をしっかり伝えてくれてとても助かっています。いろんな路面のそれぞれでのタイヤのグリップの感触がとてもわかりやすいんです。減りもヨレもなくとてもいいです。
フラットダートではタイヤを滑らせながらもタイヤを路面に食いつかせています。その情報を的確に伝えてくれるグリップんです。フラットなダートだけでなくアスファルトでもMX的コースでも的確に伝えてくれます。
先ほども言いましたがIRCの公道用バイアスハイグリップタイヤを使っています(RX-03 Spec-R)。切り返えしも軽快で、また安定しながら滑らせることができるタイヤです。これは公道用なので、みなさんにもおすすめです。Front:120 Rear:150

 

大森スライド
▲エビスサーキットのオーバルスライドで。スーパーフラットなコンクリート路面のオーバルコースを楽しむ大森選手。車両はエビスサーキットのレンタル車です。このレポはこちら→http://www.krazy-web.com/custom/ちょっとスライドしてみる!エビス・スライドオ/

 

#101タイアタ

 
 

■#20馬場大介 / MUDNTUZ + 忠夫レーシングクラブ / 250SX-F
 現在シリーズポイントは84pointでランキング2位。メロンクリーム色のKTMで戦うのがこの馬場大介選手です。以前はS1 OPEN classで戦っていたのですが、S2 classの魅力にとりつかれ参戦中。R1で一勝をあげその後も常に表彰台に立つ活躍。怪我でR5をノーポイントに終わったのがちょっと惜しい。ポイントランキング2位/84point

 
 

#70ダート

 
 

ーKRAZy・あらためての質問なんですが、このS2の魅力って何でしょうか。
ー馬場・小さな排気量なのでエンジンを思い切り回して乗れること。そしてマシンはよく曲がる。とにかく乗っている感、マシンが手に中にある感が乗っていて面白いです。

 

ーKRAZy・半分がサンド(砂路面)のダートというこのコースですが、明日はどう戦うイメージですか?(レース前日のプラクティスの日にインタビューしています)
ー馬場・ダートセクションはいろんなラインを試したけど1本ラインですね。タイムアタックと予選はあまり無理しない予定です。
今日は前後レインタイヤで走ったんですが、スリックも試しておきたかったかな。セットはビシッと決まったというわけではない・・・なんとなくのセッティングです(苦笑。
このコースは本気で走ると疲れる、2ラップでウデがパンパンでした(笑)。いつもはモトクロスやってるんだけどモタードはバイクが重く感じますね、タイヤが太いのとサスが動かないからだろうけど。とにかく疲れるコースです。まぁ明日は頑張ります!応援よろしくお願いします。

 

ーKRAZy・マシンについてアピールするところはありますか?
ー馬場・マシンはほぼストックです、脚をモタード仕様に変更しているだけ。脚回りはJon itでやってます。エンジンは高回転型なので、そこを上手く使って走ります。
まぁ明日は頑張ります!応援よろしくお願いします!!

 
 

#20顔
▲このところ表彰台のまんなかに立てていない馬場選手。春に練習で痛めた肩が大きく響いているようです。

 

#70顔+ブッチ
▲開幕ラウンドで勝利、さい先のいいスタートとなりました。

 
 

■Round6 奈良/名阪 S2クラスレースレポ

という3人の戦うS2クラス。今回インタビューできなかったんですが、ランキング3位にはルーキーの#22西村泰樹選手がいます。しっかり走ることができれば、年間ランキング3位までに入りやすいのもこのS2クラスのいいところです。

 

S2クラスの決勝レースはドライ。まだ雨が来てないないなか行なわれました。
レースはポールポジションからスタートした#101佐々木貴志の独り舞台となりました。ホールショットを決めるとそのまま後続を引き離しチェッカー。2位に入ったのは予選レースのトラブルで最後尾スタートとなった#70大森雅俊。レース終盤、#20馬場選手とのバトルの末2位に。3位には#20馬場大介が入りました。

 

#8峯稜介選手がタイムアタック、予選(2位)と期待される走りを見せたのですが、決勝レースのオープニングラップのダートセクション入り口でミス、それが最後まで大きくひびいてしまったのが残念でした。

 
 

S2 class / Result
1/#101佐々木貴志 / Team IRC + モタフレンズ
2/#70大森雅俊 / SRF&FTR
3/#20馬場大介/ MUDNUTZ/忠夫レーシングクラブ
4/#8峯稜介 / C.G.PHAMTOM Racing ProrsumRide
5/#22西村泰樹 / ハラツヨ★ワークス+AGR37
6/#13小川芳徳 / NNR

 

S2 class / Point Ranking
1/#70大森雅俊 / SRF&FTR・・91
2/#20馬場大介/ MUDNUTZ/忠夫レーシングクラブ・・84
3/#22西村泰樹 / ハラツヨ★ワークス+AGR37・・80
4/#101佐々木貴志 / Team IRC + モタフレンズ・・70
5/#7森本圭 / モトぼっち×DUNLOP・・33
6/#8峯稜介 / C.G.PHAMTOM Racing ProrsumRide・・28

 
 

次回はS1 OPEN classのレポートとなります。

 

あ、そう言えば今週末はR7愛知美浜サーキットですね。お時間のある方はぜひ。場所は知多半島のまんなかくらいにある美浜サーキットです。決勝レースは20日(日)ですよー。入場料はえーと、えーと、しらべときます!!たぶん2000円くらい。高校生以下は学割あります。駐車場は無料。

 
美浜サーキット
住所: 愛知県知多郡美浜町野間字馬池16
TEL : 0569-87-3003
HP :http://mihama-ck.com/
 
 
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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。

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