• RSS TAKAKIYA
  • MotaFriends
  • Sportsland SUGO
  • OFFROAD VILLAGE

2017.05.24

Supermoto Japan Rd.2熊本 / 三苫選手 初優勝!独占インタビュー

顔1
 
 
Supermoto Japan Rd.2熊本 / HSR九州 S1 PRO classで三苫選手が初優勝!独占インタビュー
 

 三苫進(ミトマススム)選手がスポット参戦ながら、ヒート1ヒート2ともに勝利!そして総合優勝も手にしました。
 三苫選手は日本のモタード文化の創成期から活躍した選手です。全日本格式となった初めてのmoto2 class(250ccクラス)のチャンピオンはこの三苫選手です。
 その後はDR-Z400改でmoto1 class(450ccクラス。今のS1 PRO classと同じ)を戦うなど、日本のスーパーモトスポーツとそのレース文化の確立に重要な役割を果たしています。 
 スーパーモトに詳しい方々に三苫選手のファンが多く、良い結果惜しい結果のレポートに数多くのメールをいただいていました。
 2014年、このSupermoto Japanから引退。昨年はS1 OPEN classにスポットで参戦し勝利しています。

 
 
 

顔1
 
 
 
顔1
 
 
 

■KRAZy 三苫選手、S1 PROで ヒート1ヒート2の勝利と総合優勝おめでとうございます!
ちなみに、今回の参戦した理由は・・・?

 

■MITOMA 今年は、春に開幕の美浜、秋に名阪、と2レースに出るつもりでした。 去年と同じ体勢で(鶴岡君に車輌を借りて)。
 ところが年間のスケジュール発表を見たら、まさかの開幕が桶川で秋に名阪〜美浜の2連戦。 それなら秋まで空き過ぎるから盛り上がりそうだし桶川乗り込みますかぁ!と思ったけど、コースレイアウト発表された地点で勝負にならないと判断して参戦を取りやめました(ダートが1ヶ所だけだったので)

 

 そんな折、デューンさん(Dune★Motoの川上選手)が「バイク1台余ってるんだけど九州でない?」と安河内カメラマン経由でお声を掛けていただいて、「ほんなら出てみますかぁ」と調子に乗ってしまった次第(HSR本コースでのレースは皆さん年1しか走らないから、まだイコールの状態でレース出来ると思ったので)。

 

 車輌はデューンさんの昨年までの本番車。 準備はデューンさんとスピニッチさん(デューンさんトコのサス屋さん) 、 現地でのメカはお馴染みモトぼっち越智さん、タイヤ等々諸々準備は鶴岡君&ファントムしゃちょ、そしてゼッケンはJKさんと青木輪業青木さんにお世話になりました。

 

 非常に乗り易いバイクでした。 ウィーク通じてのセットアップ時間は計3秒(笑)。

 
 
 

4#4
 
 
 

プリント
 
 
 

AreaOp#99
年齢的にはかなり年下である金児リュータ選手と仲がよく、こんな風に意見を聞くこともあります。三苫選手はとてもまじめ、というか努力家な一面があります。隠していますが。
 
 
 

■K レースはどんな感じでしたか?

 

■M 予選2番手からのスタートでした
 まずレース1。ホールショットデバイスの掛け方をマスター出来ずに使用を断念…まぁ使っても使わんくてもヘボいから大差ないかなと(笑)。  そんな感じだと割と失敗しないモノで順当に2番手発進で前はIKKI選手(#1森田イッキ)。 ベストもアベレージでもIKKIとマコちゃん(#2新井マコト)は速過ぎて相手にならないと思ったけど、IKKI選手ちょいとリズムが合わないのか意外とついていける。 マコちゃんはトラブルで最後尾スタートなんで、まさかのチャンピオンと一騎打ち(シャレちゃうで) 。独特のターマックの処理に懐かしいなぁと感じつつ走ってたらレース中盤でIKKI選手ダートでエンジンストール。 あらまトップ出ちゃったよと戸惑いを感じつつ多分終盤でマコちゃん追いつくやろな思ってたら、案の定来ました。 別に彼には抜かれてもイイやと思ってたんですが(ワタクシ モトクロスではCPスポーツ所属なんで※)、譲るのもヤラシイしなぁとか考えながら走ってたら逃げ切れました。

 

 思いがけず勝っちゃって、後は堕ちるだけなんでお昼に帰ろうかと真剣に考えましたが(笑) 気を取直して?レース2。
 実はサイティングラップでデューンさんと一緒に出ていったんですけど、自分の不注意でスリップダウン。 幸い大したダメージは無く出走出来たんですが、今回の最大の目標(っか毎回ですが)、無事に帰るとゆー事を再認識して少々セーフモード作動。 そうなるとスタートも遅れて3番手発進のデューンさんにパスされてしまったんですが、ワタクシ以上に失敗したIKKIさんまさかのエンスト( ゚д゚) 。
 レース1同様2番手からトップを伺う展開ですが、違うのは前を行くのが今回参戦のワタクシのボス。 結構速いな〜ダート上手いなぁ思いながらデューンモトの1-2ランデヴーを喜んでいただいてますか(^O^)とか呑気な事考えてたんですが、多分早々にマコちゃんが追い上げてきて束の間の喜びになると我に帰りデューンさんをパス。 細やかな悪足掻きを試みたらマコちゃん勝手に自滅を繰り返してくれて、結果的には夢にまでみたデューンモト1-2フィニッシュを達成する事が出来ました。

 
※モトクロスではCPスポーツ所属なんで:三苫選手は引退後モトクロスを始めます。その際の所属が#2新井選手と同じ CP sport なんです。Yassyこと松本康選手もこの CP sport です。
 
 
 
プリント
 
 
 

ケンタロー
三苫選手は右から2番目。ずいぶん前のような、ついこないだのような。
 
 
 

■K ・・・笑
なんだか簡単に勝っちゃったみたいですね。
で優勝して感想はどうですか?

 

■M そりゃ嬉しいですけど、なんか複雑。
 コレまで散々頑張ってきたけど全然勝てなかったのに、勝つ時は割とアッサリとゆーか…まぁレースなんてこんなモノって認識はしてましたけど。 自分は脇役キャラな自覚があるし勝利には無縁な存在と思ってましたから。
 特に今回はトップ2人は圧倒的な差を感じてたし、自分の走りもダサいトコ沢山で腹立つくらいなんですけどね(笑)。ただ、お世話になった方達にお返し出来たって意味では本当良かったと思ってます。

 
 
 

顔1
 
 
 

顔1
 
 
 

■K 本当におめでとうございます。なんか個人的にもうれしいです。長く観てきたなかには、「今日は!」ってことも何度かあったですからね。ストイックにやってきましたよね。そこが三苫選手のかっこよさなんだけど。
でその部分なんだけど、ある人が言ってたんですが
「三苫さんは、自分でもうひとりの自分をいじめ上げるのが好き、という意味ではサドなんだと思う」という人がいて、言えてると思ったことがあるんですが、本人はどう思いますか?

 

■Mん〜よく言われたりするけど、周りの勝手な思い込みじゃないですかね。
 そりゃ練習もトレーニングもするけど、歳も歳だし頻繁にサボりますよ色々(笑)。
 でもワタクシ一応元チャンピオンの肩書がありますから、みっともないトコは見せられないなと思って自分なりに頑張ってるだけであって。ゆうても実力がないから必死になってる訳。それをストイックと言われても何か違和感ありまくり…テスト前日にニワカで徹夜して勉強してる奴みたいなモノなんで(笑)。

 
 
 

11blog_import_515f39ec17dd9
 
 
 

三苫
 
 
 

サアイ顔
 
 
ありがとうございました!
Round2 熊本 HSR九州でS1 PROで初勝利をあげた三苫選手のインタビューでした。
次回は S1 OPEN と S2 class です。
 
 
 
 

質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。
それは「これから」のファン、つまりお金を出してまでこの情報を得ることはない方々に向かった内容だからです。
活動資金は広告出稿料もありますが、グッズの売り上げにもたよっています。
もしよければ、グッズを年に1回購入いただけますでしょうか。グッズの販売は年に5〜6回、販売形態は通販です。次回販売は5月27日からキャップ販売の予定です。夏の販売は6月アタマ。Tシャツなどです。
KRAZy GOODSページをご覧ください。
発行責任者:近藤正之

 

OTHER POST

Loading...