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2022.06.12

TTR125 近藤香織選手レースレポ/JNCC R-1サザンハリケーンとTTR125 2022年型の試乗インプレ

TTR125

 
 

■JNCC R-1サザンハリケーン TTR125でクロスカントリーレース。
と、TTR125 2022年型の試乗インプレ。あ、キャブでしたよ。
-12.Jun.2022- 

TTR125が発表されそうです!今日はそのTTR125でクロスカントリーレースに参戦した近藤香織選手のレースレポートです。
先日、G-NET R2 チーズナッツパークで現在生産されているTTR125を試乗してきました。鈴木健二選手が用意した車両です。よかったですよ〜。

 

近藤香織選手
会場:プラザ阪下(大阪)
参戦クラス:FUN-WA、クロスオーバー(2st-R100)
レース結果:FUN-WA 1位
      クロスオーバー(2st-R100) 6位
      総合 100位
天気:晴れ
参戦バイク:TTR125
コースコンディション:ドライ
使用タイヤ:フロント/SHINKO540 リア/SHINKO540

 

http://www.jncc.jp/

 

http://www.jncc.jp/results/2022/220306_fungp.html

 

http://www.jncc.jp/results/2022/220306_wa.html

 

■レースレポート

 

KRAZy近藤様 レース報告書(JNCC R-1)

 
 

JNCC開幕戦、TTR125で参戦してきました。
初めての4stミニ、ほとんど乗ったことのない4stバイクに久しぶりのミニサイズ。慣れない不安は多少あるものの足つきの良さとセル付きが魅力的でしたが、スタートで中々エンジンかからずかなり出遅れてしまいました。

 

阪下のコースはいつも丸太・タイヤ越えセクションがあり他はハイスピードなコース。スタート出遅れや他のライダーと接触し転倒やコースアウトしそうになったりもありましたが、前半は追い上げては上り坂で抜かれ、下り坂や細かなセクションではペースを上げて抜く、の繰り返しでした。

 

今回、モディファイされたサスペンションがノーマルサスペンションに比べるととても乗りやすくギャップで荒れた路面でもそれほど気にすることなく走行出来て5速まであるTTRはイメージしていた4stミニよりかなりハイスピードで走ることが出来ました。他、コーナーでは路面に張り付くような感じで走れる安定感と燃費もとても良いのでレース中の給油も不要。余り得意ではない丸太・タイヤセクションでは2stのようにピックアップ良くフロントを上手く上げれず失敗もありましたが、フロントが上がったあとに通過していくときのトルク感や粘る感じが良く2stとはまた違った良さを体感することが出来ました。

 

残りのJNCCはYZ125モトクロッサーで参戦予定ですが、ハードエンデューロは今回使用したTTR125で参戦予定です。まだまだマシンの良さを生かせていないので、これから習得していきたいと思います。

 

■キャブ仕様のまま発売?TTR125とTTR125 SPECIALに試乗

 
先日開催されたG-NET Rd.2(全日本ハードエンデューロ選手権第2戦)の会場には2タイプのTTR125が試乗用に用意されていました。
1台はスタンダード。どうやらこのまま販売されそうです。
もう1台はサすペンション前後をテクニクスでモディファイ。またホイールの軽量化(ZETA製)、リアスプロケ2丁大きく、レバー類の変更(ZETA製)などが施されていました。

 
 

TTR125-3
▲随分前だけど(YZ125Xが出た時かな)ケンジさんに「TTR125も出してくださいよ〜」って言ったことがあります。その返事は、にやっていう小さな小さな笑み。ついに出ますね〜。4st125は今ハードエンデューロ用っていうイメージがつきつつあるけど、オフロードバイクの基本と、バイク遊びの基本がここにあるような気がします。売れるといいけど(CRF125Fもね)流行で終わってほしくないなぁ。JSB1000などで戦っているトップライダーもこのサイズのマシンで練習するんですよ。今年ヤマハファクトリー入りした岡本裕生選手もオフビでTTR125を使ってトレーニングしてました。「バイクをコントロールする練習にすごくいいんですよ〜」って言ってました

TTR125-2
 
 

旧型からの改良点はいくつかあるそうなんですが、大きいな点ではスウィングアームがアルミに変更されていること。
軽さや走破力向上につながっているはず。ですが大きくは実感できなかった…。けど、たぶんコケた時、車両を起こす際にはかなり軽く感じるんじゃないでしょうか。CRFはかなり重いですから…。

 

実感したのは今までのTTRに比べて低回転域に粘りが出ているんじゃないかという点。3速でも、極低い速度の止まるような速度でもトットットッと前に進みます。
エアクリーナーBOXの変更などもあってトルク感が増してるかも、と鈴木健二選手。
サスは今まで通りしっかりしたタイプ。このサイズの車両の中では、男性の大人が乗っても楽しめます。スコンと奥まで入ることなく、(自分は体重60キロ)奥でしっかりこらえ、。これは以前と同様です。

 

TTR125の特徴でもある、スムーズに上まで伸びるエンジンはそのまま。
重さも大きくは変わってないよう(スイングアームのアルミ化の分軽くはなっているはずですが)軽さはしっかり残っています。これもありがたいです!。
リアを持ち上げてみるとCRFに比べてかなり軽いと思います。動いていれば大きくは変わらないですが、倒れた車両を起こす際では差があるはず。ハードエンデューロなどで、押す、難所で車体を支える、などの際には大きなメリットになる?

 

始動はセル+キックです。キックは手でもかかるくらい軽いです。

 

皆さんが最も気にしているのはキャブはインジェクションか?ですよね、はいキャブのまま発売されるようです。

 

CRFに分があるのは極低回転域の豊かなトルク感でしょうか。ちゃんと比べたわけじゃないから記憶だけですが(汗。
またステップの位置が下で、膝に余裕がある点もCRFのいいところでしょうか。TTRはステップ位置が上にあり膝が曲がりちょっときつい・・・。

 

ちなみに、テクニクスのサスはペースを上げた時にはとてもいいです。レースに出るならやったほうがいいかも。でも遊ぶくらいならSTDもかなりいいです。
テクニクスのサスはチーズの石ゴロゴロのあの路面や、小さなコブが続くところでペースを上げて走ることもできます(体重60キロ)。こーゆーところをCRF125Fでトバそうとするとちっときついですよね。

 

ZETAのアルミリムは試乗したコースではあまり実感できませんでした。でもあれだけ重いものが(鉄はやはり重いです)軽くなるわけなので、絶対に効果はあるはず。ハードエンデューロ的な使用では効果絶大でしょうね。

 

■価格…

 

価格は40くらい?だとか。
自分は、以前からこのTTR125が好きなので既に発注しています!(笑)いつ発売なのかはわかないけど(9月という噂です)。あ、ちゃんとお金払って買いますよ!忖度無しで本当のこと書きたいですからね…。

 

実は、ちょっと前にかなり古いTTR125を手に入れました。この冬は時間を見つけて遊んでいました。超楽しい!丸太乗り越えたり、スタンディングやってみたり、キャンバーで180度ターンやってみたり(50%の確立でできるようになった!)、つまんないかなぁと思ったフラットなコースでのスピード走行も意外と楽しかったし(あぐい選手、あざまーした!)。オフビでは初オフって方にも乗ってもらったり。「乗れる〜!」って楽しんでました。(この時はJAWSありがとう!)
ただただ乗ってて楽しい。バイクってこんなに楽しいんだなぁ!って再確認しています。もう100回くらいコケた〜(笑。

 

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