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2013.12.19

トップアスリートがKRAZyのアパレルを着用しているワケ

KRAZyではグッズ販売をおこなっています。

また一部のアスリートは、KRAZyのアパレルを着用しています。

今日は、この理由についてお話させてただきます。

 
 

KRAZyはバイク文化を支える人々とモーターサイクルスポーツのファンを

増やすことを目的に活動を始めました。

その活動資金は主にこのグッズ販売によってまかなっています。

 

なぜKRAZyは広告収入や媒体販売による利益収入以上にグッズ販売にたよっているのか、

のご説明をあらためてさせていただきます。

 
 

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

 

今までのバイクメディア(雑誌等)は、その利益形態(広告収入や媒体販売)から

「既にバイクファンであり同時にバイクに乗っている方々に向かった」内容でした。

 

しかしバイクファンやバイクに乗る方々の絶対数が少なくなった現在、

まだ乗っていない人に興味もってもらう必要性が出てきました。

KRAZyではこのような方々が増えて欲しいと考え、

バイクやモータースポーツと接点の無かった方々に向けても発信しています。

このようなファンの方々を作っていくということは、今までバイクやモーターサイクルスポーツと

接点の無かった方々に読んでいただくということです。

それがフリーペーパーなどの無料媒体で発信する理由のひとつでした。

 

また同時に、「バイクにはあまり乗らないが好きだ」「モータースポーツはやらないが観ることや応援は好き」

というようなサポートするファンの方々を増やすことも行っています。

観る、応援する、なら70代のおばあさんも、小さなお子さんも、

また「乗るのはチョットね、でもかっこいいのは好き」という方、

そして自分のようなサンデーレーサーも関係できるからです。

 
 
 

話はとびますが

以前勤めていた会社でJリーグの立ち上げをサブのポジションですがアートディレクターとして担当しました。

Jリーグはまさに上記のような考えを持ってスタートしています。

「一人でも多くの方と関係できるシステムを作る」のが主たる目的です。

その手段のひとつがプロを作ることであり、チーム名を企業名ではなく地域名することでした。

やる人を増やす以上に、観るファンなど、広い意味で“関係する”方々を

増やすことが最大の目的でした。

その観るファンとの関係をより強くするため、ファンの方々をサポーターと呼び、

『応援は12人目の選手』という関係を作りました。それによって、

プロ野球以上にファンのみなさんと強い関係を築くことができました。

観てもらうだけではなく『チームの僕たちを支えてください!』という、ファンを巻き込み、

チームの当事者となってもらおうという考えです。

と言っても、Jリーグが考えたことではなく

欧州で既に行っている仕組みをそのまま導入したわけですけれども。

このスポーツとファンの関係のあり方については、欧州の人々の考えがよく現れていると思います。

米国のビジネス的関係とも日本的関係とも違います。

これらJリーグの創設の結果が現在のサーカー文化です。

80年代まで、全く観客のいなかったサッカー選手権は(今では信じられないですが)、

今のJリーグではン万人のつめかけるスポーツへと進化し、女性のファンも大勢いらっしゃいます。

すっかり国民的スポーツになり、子ども達のなかでは最もメジャーなスポーツとなりました。

まさに奇跡が起きたのです。

というか、サッカー協会が自ら奇跡を起こしたのです。

無理だとは考えませんでした。

 
 
 

KRAZyには大きな力はありませんが、少しでもその方向への動きを作りたいと考えています。

しかしこの活動内容のため、今までと同じような利益の構造を作るのが難しいこととなりました。

バイクに乗らないかもしれない方々に向かってのメディアに、バイクメーカーやパーツメーカー、

    用品メーカーは広告を出しません。。。直接販売につながらないからです。

その結果、KRAZyの活動資金は主にグッズの販売によってまかなう方法をとることとなりました*。

   ※ 公けにはしていませんが、この考えに共鳴していただいているメーカー様他から

    サポートをいただいております。  
    
    アスリートからもご協力をいただいております。KRAZyのグッズを身につけ、

    販売に協力していただく形です。

    Supermoto / #300高山直人、五十住洋佑、金児トシユキ、川留ケンイチ、笹岡未雪

エンデューロ(JEC、JNCC)/ 和泉拓、太田マサ、太田ユキ、河津浩二、

熊本悠太、森耕輔、山本アヤト

スノーモビル / 倉持俊輝、倉持晃人、笹岡千夏、

    他にもBMX、スケートボードのアスリートの皆様からご協力いただいております。

    このようにアスリートがKRAZyのアパレル類を身につけているのは、

    KRAZyがスポンサーしているわけではなく、むしろKRAZyの活動を支えるために

    グッズ販売のPRをアスリートに行ってもらっています。

    活躍したらKRAZyからスポンサーしてもらえる、というものではありません。 すいません。

 
 
 
  
長くなりましたが、これがライダーやアスリートがグッズを身につけている理由です。

これからもよろしくお願いいたします。

 

KRAZy代表: KONDO design 近藤正之 / kondo@kondo-design.jp / kondo@krazy-web.com