2018.08.25
スーパーモトジャパン 2018 R5 SUGO / その2 S1 PRO class 前編

■SUPERMOTO JAPAN 2018 Round5 SUGO S1 PRO class レポート
8月18-19日、宮城県村田町菅生にあるスポーツランドSUGOでスーパーモトジャパン2018 R5 SUGOが開催されました。
天気は晴れ、湿度低し、さわやかで快適な東北の夏となった2日間でした。
今年の夏は酷暑でした。体温より気温が高いという場所も。都会はそれに加え、クルマの排気ガスにクーラーの室外機、そして多くの人の放つストレスによって気温以上に暑かったように思います。
そのためか台風も多く発生。R4の熊本は台風による大雨によって開催中止となりました。KRAZyはSRF宮城+FTRのトランポに乗せていただいて熊本に向かったのですが、大坂で開催中止を知り引き返しました。
先日は実家の新潟に行き日本海をバイクでツーリングしたのですが、いつもの年より入道雲の元気がよかったような気がしました、気のせいかなぁ。

が、さすがにこの週末の東北の空は秋の空となっていました。雲を筆ではらったような秋の雲です。
朝はもう寒いくらい・・・。かなり過ごしやすかった。
けど、それはそれでなんかさみしい・・・。
■コースは2014年以来のダートセクション有り
土日ともに晴れとなり、コースは完全なドライ、そのためダートセクション有りのコースとなりました。
このところSUGOラウンドは雨が続いていてダート有りは野左根選手が初勝利を上げたあの年以来だそうです。
(たしかにそうかも・・・それにしてもあのレースはすごかったなぁ。野左根選手もファクトリーに入るし、海外でも活躍するし)
■開催クラス 全日本に加えエリア(地方選手権_も併催
開催クラスは先日のエリアレポで書いたとおり、エリアクラスを含めて6クラス。
・S1 PRO、
・S1 OPEN、
・S2、
そしてエリアは
・S1 OPEN、
・S2、
・S3クラス。
今回はエリアからレポートを始めましたが、今日はいよいよS1 PRO classのレポです。


■レース進行。決勝は11時すぎから。でもできれば、
決勝日のスケジュールを説明します。
観戦するにはこれがわかってないとね・・・。各主催によって多少の差はありますが、基本的にはこの流れです。
1公式練習走行
2タイムアタック・・S1 PROは決勝レースのスタートグリッドをこれで決めます。
S1 OPEN S2は予選レースのスタートグリッドを、
エリアはこの結果が決勝レースのスタート順になります。
3S2 OPEN、 S2の予選レース・・決勝のスタートグリッドを決めるレース。
4S1 PRO レース1(決勝レース/S1 PROのみ2回レースを行ないます。2回の総合がポイントとして加算されます)
<お昼休み>
5エリアS2+S3 の決勝レース(多くの場合S2とS3は一緒のレースとなります)
6エリアS1 Open の決勝レース。
7全日本S2 の決勝レース
8全日本S1 Open の決勝レース
9全日本S1 PRO のレース2(決勝レース)
つまり午前の遅くにサーキットについていたら、決勝レースは全て見ることができます。
・・・・が、あえて
KRAZy的にはタイムアタックをおすすめします。各クラスわずか10分程度しか行なわれないのですが、非常に緊張感のある10分です。そのためには900時前には到着してないといけないんだけど・・・汗。できれば8時半くらいかなぁ。でもその価値はあるんですよ。
「A選手が45秒を切ってトップタイムをたたきだしました!」と放送が入ったさきから「B選手がそのタイムを0.05 秒縮めるー」と同時に「C選手が今度は0.3秒縮めた!トップタイムだ!!しかし、なんとD選手はが一気に1秒縮めてきた!!」などなど、熾烈な戦いを見ることができます。ポイントは放送の聞こえる場所で見ることかなぁ。タイムアタックは一度見て欲しいです!
今回もちょっとすごいシーンがありました。アスリートってすごいなぁって思わせた瞬間でした。あとで紹介しますね。

▲チームノリックヤマハの若いライダー達です。左から 阿部真生騎選手(AREA S2 #81)、阿部恵斗選手(S2 #6)、右端の金髪の選手は#29ケミン・クボ選手(S1 PRo #29)。阿部真生騎選手、、、そうです、あの阿部選手です。
■おすすめの観戦は土曜のセットアップ走行
KRAZyは土曜日も撮影しています。このR5もコースにいました。1日走行を見ていると明日のレースも見えてきます。#1森田イッキ、#2新井マコト、そして全日本ロードレース(JRR)のGP-2で活躍するケミン・クボの戦いになるだろうな、と予想していました。
が、午後の最後のセットアップ走行で#18松浦選手がすばらしい走りをしていることに気がつきました。森田選手とほぼ互角、2−3−4コーナーでは松浦選手がやや速いくらい。#1森田選手がどれくらいのペースで走っているのかわからないので何とも言えないですが、それでもなかなかな走り。とするとそこに今度は#2新井選手が入ってきました。新井マコト選手にも離されずについて行きます。という走行が3−4ラップ・・・。これは明日の日曜日は#18松浦選手に注目かなぁ、と。
そんな具合いで前日の走行も見ていると面白いですよ。いろんなことがわかったりします。
で、実はこの土曜日の走行で、10コーナーで森田選手が軽く転倒。スリップダウンです・・・見ていたのですが何でもないような感じだったのですが、再スタートに手間がかかっていました。なんだろう?

▲今回のSUGO西コース。茶色部分がダートセクション。

▲実際に走っている選手からするとこっちのほうが感覚的には近いようです。実際よりホームストレートは長く、また2−3−4コーナーの間は狭く、最終コーナーは丸く感じているようです。2−3コーナーはひとつのコーナーと考えます。1コーナーはいかにスピードを殺さずに入るかがポイント。この1コーナーの旋回スピードを殺しすぎてしまうと、その先の2-3-4までのタイムが伸びません。

▲地元の強豪チームのひとつがこのSRF宮城&FRT。スイカをたべているのはチャンピオンの#1森田選手、土曜日は選手のこんな姿を見ることもできます。
■日本のスーパーモトの頂点 S1 PRO class R5の選手を軽く紹介。
■東北代表 #1 森田一輝 / 2016年、2017年のチャンピオン。スーパーモト界のベテランであり絶対王者
Machine:SUZUKI RM-Z450
Team:SRF宮城&FTR
森田選手はこのスーパーモトが日本で始まったときから参加しているベテランライダーです。モトクロス出身でIAライセンスを持っています。今で言うIA-2で勝利もしています。モトクロスでもトップクラスの速さを持つライダー。
仙台在住、東北を代表する選手です。初夏や梅雨あたりからようやく速さを見せるのがこの森田選手。この地元SUGOあたりから本領発揮というスロースターターです。
というか仙台は春の訪れが他に比べておそい・・・そのため走り込みの不足や、マシンの仕上げが遅れるというのが本当の理由かも。寒い地域はハンデがあります。
■中部長野代表 #2新井誠 /2年連続ゼッケン2番。スーパーモトで育った20歳の若きライダー。
Machine:Husqvarna FS450
Team:CPsports Husqvarna長野
幼少期はモトクロスをやっていたそうですが、小学生高学年からはスーパーモト一筋。KRAZyも新井マコト選手とは小学生の頃から一緒に走っています。
長野の須坂市にあるCPスポーツ所属。長野市で生まれ育った。現在は埼玉で就職し埼玉在住。アジア戦でも活躍した佐々木選手のバー・マリブの近くだそう。長野+CPと言えばYassyこと松本康選手を思い出しますが、Yassyの後輩であり弟分のような立場。しかしマコト選手は練習が大嫌い!全く練習せずとも速いという天才肌のようです。
現在では少なくなったスライドを多用します。アスファルトのグリップ力の高い日本のサーキットではスライドは効率が悪いとなっていますが、使い方さえ上手ければこの速さを実現できるようです。豪快で繊細なマシンコントロールは、いつどこで写真を撮っても絵になります。
■タイランド出身 #29ケミン・クボ / 全日本ロードレースGP-2に参戦中
Machine:YAMAHA YZ450F
Team:ウェビックチームノリックヤマハ
ノリックのチームに所属するタイランド出身の若きライダー。今年の全日本ロードレースGP-2開幕戦では2位に入る活躍。とにかくアクセル開け開けで攻める、攻撃的なライディングが特徴。スーパーモトには以前から参戦しています。今年よりS1 PROに昇格しました。
Round3福島の雨のレースでもすばらしい走りを見せました。ウェットであろうと攻めの走りはかわりません。ちょっと一般的なライディングとは違います。間近かで見ると驚きますよ!
今回のR5ではこの3人の戦いになると予想されました。
違う角度から見ると、この3人に戦いを挑めるのは誰なのか?表彰台を奪いことることができるのは誰なのか?
というのがこのR5 SUGOでした。
で、KRAZyとして注目したのは#18松浦聡選手でした。まずはタイムアタックでそれがわかると。最前列は3人、2列目も3人(※)、できるならここに入っていないと上位に食い込む可能性はぐっと減ります。
※ただしくは2列目のイン側、つまり6番グリッドはかなり難しい位置です。1コーナー侵入の際、アウトからかぶせられ集団の中に入り込みやすいからです。と考えると、トップ5人に入る必要があります。
ただし、ただしです、オープニングラップの序盤、全体がまだダンゴ状態の際、トップグループの誰かが転倒やコースアウトがあると、状況がかわります。それがきっかけで順位が大きく変わるからです。とくに狭いコース幅のサーキットは。
■S1 PRO レース1/ #1森田、#2新井、#29ケミン、そして注目の#18松浦、勝ったのは、
ということでいよいよレース1のレポといきたいところですが
長くなったので、レース展開は次に。
少々おまちください。
今回のR5の写真は篠原カメラマンにお願いしました。使用する際はKRAZyに連絡くださーい。
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
OTHER POST
- 2026.07.03 スーパーモト2026選手紹介 / S2 class / 7月神戸向け最新
- 2026.07.03 スーパーモト2026選手紹介 / S1 OPEN class / 7月神戸向け最新
- 2026.07.03 スーパーモト2026選手紹介 / S1 PRO class / 7月神戸ラウンドむけ最新
- 2026.07.03 スーパーモトを見に行こう! Rd.5神戸/スーパーモトオールジャパン ミニ知識
- 2026.07.02 スーパーモトを見に行こう!Rd.5神戸/スーパーモトオールジャパンの解説その2
- 2026.07.02 スーパーモトを見に行こう!Rd.5神戸/スーパーモトオールジャパンの解説 その1
- 2026.06.06 スーパーモトを見に行こう!R4熊本/スーパーモトオールジャパンの解説とミニ知識
- 2026.06.03 レース観戦はいかがですか?JMX2026 R4 SUGO
- 2026.05.15 スーパーモト2026選手紹介 / S1 PRO class 2026 最新
- 2026.05.15 スーパーモト2026選手紹介 / S1 OPEN class 2026 最新
- 2026.05.15 スーパーモト2026選手紹介 / S2 class 2026 最新
- 2026.04.26 ちょっと休みます。すみません!
- 2026.04.14 スーパーモト2026 Rd.2 千葉/茂原に行こう!(観戦ガイド)
- 2026.04.14 スーパーモト2026とは? 解説&ルール そしてミニ知識
- 2026.04.07 スーパーモト2026選手紹介 / S1 PRO class 2026
- 2026.04.07 スーパーモト2026選手紹介 / S1 OPEN class 2026
- 2026.04.07 スーパーモト2026選手紹介 / S2 class 2026
- 2026.04.02 スーパーモト2026開幕。S2クラス/高校生とベテランの戦い
- 2026.03.30 スーパーモト2026開幕。S1 OPEN/初参戦で勝利するクギチューとRB
- 2026.03.29 スーパーモト2026 開幕!オーストラリアからジョシュ参戦
Loading...



