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2024.06.12

スーパーモトジャパン 2024 R2 熊本 S1 OPEN

00open

 
 

◾️全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2024
R2 熊本 S1 OPEN レースレポート
-09.Jun.2024- 

 5月18-19日、全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2024 Round2が熊本HSR九州で開催されました。ここはS1 OPEN 排気量無制限クラスのレポートになります。

 
 

クラス解説図

 
▲全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパンは3つのクラスに分かれています。頂点はS1 PROクラス。先日レポートしたのはこの最高峰クラスになります。その下に排気量無制限のS1 OPENと、250ccのS2クラスが存在します。全日本クラスのその下にS1 チャレンジ、いわば地方選手権にあたるクラスが存在します。このS1チャレンジはMFJのライセンスを取得しれば誰でも参加できます。ライセンスに試験はなく取得は簡単です。

 

◾️S1 OPEN class

 

 排気量無制限クラスがこのS1 OPENクラスです。500cc700ccの車両も参戦可能となっています※

 

 この熊本ラウンドでは九州のみしか参戦しない選手が多く参戦するのが特徴です。今回も#26山下知晃選手、#43緒方大輔選手、#44沖勇也選手らが参戦しています。

 

 タイムアタックの結果も、ポールポジション#44沖勇也選手、2番グリッド#26山下知晃選手、3番グリッドを#43緒方大輔選手が獲得。

 
※最近はほぼ450ccがメインとなっています。国内では450cc以上でダートセクションを含めてコントロール性の高い車両がないためのようです。また450ccをボアアップなどで排気量を大きくした場合もあまりメリットがないため450ccのまま使用することが多く、むしろ350ccや300ccの車両を使う選手もいます。4スト300ccのマシンでチャンピオンをとった選手もいます。

 

◾️S1 OPEN / Race1

 

 レース1は、PPからスタートしただ一人16秒台を叩き出した#44沖ユウヤ選手が勝利。初参戦初勝利となりました。

 

 2位にはやはり地元の#26山下トモアキ選手が。3位は接戦を制した#7高部充陽/コウベミツアキ選手が入りました。

 

 ※3位でチェッカーを受けた#43緒方選手はジャンプスタート(フライング)で15秒加算され6位に。4番手でチェッカーを受けた#7高部が3位に繰り上がりました。ジャンプスタートは早くスタートするだけでなく、レッドシグナルが点灯している間にわずかに体が動くだけでもとられることがあります。実は自分も一度あります(笑。でもこの体の動きによって取られるジャンプスタートは減ったような印象が…選手も注意しているんでしょうね

 
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▲圧倒的な速さを見せ勝利したのはゼッケン44の沖ユウヤ選手。初参戦初勝利です。2位に入ったのは#26山下トモアキ選手。山下選手も速さを持っているのですが今ではこの熊本ラウンドにスポットで参戦するのみ。ぜひ全戦に参戦してほしいです。3位は四国から参戦の#7高部ミツアキ選手。今年から新しく加わった神戸ラウンドはこの高部選手の働きが大きいです。

 

◾️S1 OPEN / Race2

 

 レース2に勝利したのは、レース1と同様#44沖ユウヤ選手でした。レース2も圧倒的なリードを作り完全勝利。

 

 2位に入ったのは#7高部充陽選手。接近戦を制しての2位表彰台を獲得。3位に入ったのは今年からS1 OPENにクラスを変えた#40勝谷仁選手が入りました。

 

 #40勝谷選手はS1 OPEN初レースとなった開幕のSUGOラウンドでもいきなり入賞し、450ccマシンとの相性の良さを見せつけましたが、このR2でも入賞。開幕の好成績がまぐれではなかったことを証明しました。

 

過去にもこのような例はあります。JMXで活躍する星野優位選手です。星野選手は若い時に全日本スーパーモトに参戦していました。星野選手は250ccクラスではあまりいい成績を残せなかったのですが450ccに変えた途端、トップ争いを演じています。2年目にはチャンピオンも獲得しています。

 

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▲レース2でも圧倒的な速さを見せつけて勝利した#44沖ユウヤ選手。レース2でもただひとり18秒台を叩き出し、2位高部選手に10秒以上の差をつけての勝利でした。2位に入ったのはレース1で3位に入った#7高部ミツアキ選手。3位に食い込んだのは#40勝谷ジン選手。接近戦を制して3位に食い込みました。

 

◾️S1 OPEN Race1 結果
 1/#44沖勇也 CRF450R Dune⭐︎moto & RSG
 2/#26山下智晃 RM-Z450 Dgarage & DIABROS
 3/#7高部充陽 KX450 HSKY レーシング
 4/#18大坪正之 CRF450R YRF & RSナマケモノ
 5/#17田淵智之 FS450 関西WRX RPB
 6/#43緒方大輔 SMK450 D-GARAGE TM原田電気

 

◾️S1 PRO Race2 結果
 1/#44沖勇也 CRF450R Dune⭐︎moto & RSG
 2/#7高部充陽 KX450 HSKY レーシング
 3/#40勝谷仁 CRF450R idemitsu Honda Tochigi PG Racing
 4/#43緒方大輔 SMK450 D-GARAGE TM原田電気
 5/#17田淵智之 FS450 関西WRX RPB
 6/#18大坪正之 CRF450R YRF & RSナマケモノ

 

◾️S1 OPEN ポイントランキング
 1/#40勝谷仁・・・60points
 2/#17田淵智之・・52
 3/#44沖勇也・・・50
 4/#13野田龍樹・・50
 5/#7高部充陽・・ 36
 6/#14川崎雄大・・34

 

◾️中島俊介選手

 

この3月の登山の最中にS1 PROクラス中島俊介選手が遭難し亡くなりました。ブリーフィングで黙祷が捧げられました。
中島選手は寡黙であまり無駄に話をしない選手でした。自分の時だけだったのかもしれないですが、そういう印象があります。
そして頑固でもありました。自分の信じたことは曲げない、そのまっすぐな性格には好感が持てました。
こんなに早くに行ってしまうなんて想像もできず、その連絡が来た時は全く意味がわかりませんでした。
家族や友人の皆さんにとってはとても辛い出来事だったと思います。いずれ誰もがそこに行くのですが、残念でなりません。
・・・中島選手、いつかそちらに行くのでまたどうでもいい話をしましょう。ご冥福をお祈りします。

 

#10チンカス
 
22エビス中島
 
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