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2026.10.01

スーパーモト2026 Rd.6 S1-PRO / Part2

 

■スーパーモトオールジャパン/全日本スーパーモト2026 Round6奈良 S1-PROクラス Part2-01.Oct.2026- 

ここは9月30日にアップしたスーパーモト2026 S1-PROレースレポ Part1の続きです。

 

Rd.6は後半戦最初のレースです。2026年度はあと3ラウンド。チャンピオン獲得、また年間の結果に直接つながるラウンドです。ダートが得意な選手はここでしっかりポイントを稼ぎたい。ターマックが得意な選手は次の熊本ラウンド(※)での上位を狙い、ここは無理はせず上位に入ることを目指します。

 

 

2026年チャンピオンの可能性の高い選手は、2025年チャンピオンの1/小原ケント選手(岩手・201point)、3/沖ユウヤ選手(福岡・187pt)、06/五十住ヨウスケ選手(愛知・167pt)の三人。

 

1/小原選手はモトクロス出身、マディでコンデションの悪くなったダートが得意。当然2レースともに優勝を狙います。

 

3/沖選手はターマックが速いようです。ダートは苦手ではないようですが、小原選手に比べると一歩劣る・・・。次の熊本ラウンドでは絶対に勝ちたい。その前にあえてこのダートの長いコースで小原選手の前でフィニッシュしたいのではないでしょうか。

 

06/五十住選手は上二人からポイント差があります。が、元PROクラスの選手ですから速さはあります。今季はまだ優勝がないので、ここで勝っておき、上二人との差を縮めておきたいところ。ここで50point獲得すればチャンピオンが見え始めます。

 


獲得ポイントと順位の関係は、優勝25point、2位20point、3位16point、4位13、5位11・・・2レースともに優勝できれば50、2位2位では40、2位3位では31、と一つ順位が下がるとその差は大きくなります。 

そしてS1-PROのレース1の始まる時間が近づきます・・・。
台風はどこ?というような好天の秋空、どこからともなく金木犀の香りがします。11時25分、レース1がスタートです。

 

この名阪はコース幅が狭くパッシングポイントがあまりありません。つまりスタートが重要になります。

 

 

■S1-PROクラス レース1スタート直後の1コーナー進入で3/沖と06/五十住が激しくクラッシュ。1/小原もスタートを失敗し中位以下に沈みます。

 
HoleShotは4/金子カズユキが奪ます。そして2番手には7/呉トモヤが続きます。波乱のスタートとなりました。

 

序盤はこの二人のトップ争いが続きます。Lap3、7/呉本が4/金子を捉えトップを奪います。3/沖選手も06/五十住もスタート直後のクラッシュでほぼ最下位まで落ちた中、スタートの混乱を中盤手で抜けた1/小原が怒涛の追い上げを見せます。この抜きどころのない狭いコースにも関わらず魔法のようなパッシングを見せます。
1/小原はLap6で4/金子を捉え、同Lapのターマックでトップ7/呉本の背後に迫るとすかさずトップを奪います。

 

1/小原はそのペースを保ったまま後続を引き離します。目に見えぬ誰かを追っているようです。その誰かを追うような走りに終止符を打ったのは、チェッカーフラッグでした。
2位には呉本トモヤが、3位には4/金子カズユキが入りました。

 

■S1-PROクラス レース1結果
Race1のRESULTトップ10。ベストラップを見ると1/小原のタイムがずば抜けていることがわかります。

 

▲以前速報でもアップしましたがレース1のスタート直後の1コーナーの様子。トップに立ったのは4/金子カズユキ選手 


▲一時はトップを走った7/呉本トモヤ選手、2位に食い込む活躍です。現在ダートバイクプラス大阪に勤務しています。モタードのこと、オフバイクでのダート練習などなんでも聞いてくださいとのことです 


▲5位入賞の19/田淵トモユキ選手。フラットダートの練習が結果につながったのでしょうか。入賞おめでとうございます!

 

■S1-PROクラス レース2スターティンググリッドの最もイン側にはレース1の勝者1/小原が入ります。1コーナーのコーナーバンクに向かって一直線に加速する考え?(昼休みにこの1コーナーの路面状況を確認にきており、雑談でそのような話をしました)。
 
スタートをうまく決めたのは06/五十住でした(トップの連続画像がこのシーン)。そのすぐ横のイン側には1/小原がいます。が、その1/小原はコーナーアウト側のバンクに向かわずフルブレーキングし、王道ラインとは違うコーナーのインに向かいインベタラインを選びトップで抜けます。06/五十住もその直後に張り付き2番手で1コーナーを抜けていきます。3/沖は中盤手に埋もれてしまいます。1/小原、06/五十住、9/馬場、7/呉本の順となります。

 

続く2コーナーはダートのヘアピン。06/五十住がタイトに向きを変え、1/小原をさそうとしますが、1/小原はブレーキングせず、そのタイトコーナーのアウト側に向かいバンク使って旋回しフル加速。1/小原がトップ、その直後に06/五十住、9/馬場、7/呉本と続きます。1コーナー、2コーナーともに予想外のラインを選ぶ1/小原でした。

 

Lap2、トップ1/小原がダートからターマックに入るところでコースアウト、そのリカバリーの間に06/五十住がトップを奪います。トップが06/五十住、直後に1/小原、やや離れて9/馬場、7/呉本、そして3/沖の順。

 

Lap4。ホームストレートで1/小原が06/五十住の直後に迫ります。その差のままダートに入り、テーブルトップジャンプで2人が並びます。篠原カメラマンもこの展開を予想していたのか、そのテーブルトップジャンプの真下からその二人の接戦を撮影しています。再び1/小原がトップに立ちます。その後二人の間は徐々に開いていきますが、1/小原はペースを緩めることなく後続を引き離していきます・・・

 

そしてチェッカー。レース2を制したのは1/小原ケントでした。
2位には06五十住ヨウスケ、そして3/沖ユウヤが追い上げての3位に食い込みます。

 

レース1、レース2が終わってみればどのような状況からもトップに立てる1/小原の強さが明確になったRd.6のように感じました。てか、ぬかるんだダートに強いのは東北MXの伝統でしょうか。

 

■S1-PROクラス レース2結果
Race2のRESULTトップ10。上位三人のベストラップは他を抜け出ています。 


▲4位に入った9/馬場ヨウスケ選手。速いのですが、いつも何かに巻き込まれる9/馬場選手、本来の速さを見せつけました。豪快なジャンプが魅力です

■S1-PROクラス R6総合結果

 

レースレポートの中でスーパーモトのことや、選手について詳しく知りたいという方は以下のレポートをご覧ください。

 

⚫︎スーパーモトオールジャパンについて
https://www.krazy-web.com/custom/スーパーモトオールジャパン2026-観戦ガイド2-解説と/

 

⚫︎S1-PROクラスの選手について
https://www.krazy-web.com/custom/スーパーモト2026選手紹介-s1-pro-class-9月r6奈良むけ最新情報/

 


▲レース1で5位入賞の19/田淵トモユキ選手。ドロで汚れたツナギから接戦があったことがうかがえます。 

 

 


▲お昼休みにはテクニクスさん主催のコース体験走行も行われました。無料だし、写真も撮ってもらえます。受付けはレース当日の午前にテクニクスさんのブースで 

次ラウンドはこの週末、熊本HSRで開催です。残り2ラウンド4レース、まだまだわかりません。

 

1/小原堅斗 1位1位総合1位 50point 


06/五十住洋佑 6位2位総合2位 30point 


7/呉本朝也 2位6位総合3位 30point 

■S1-PROクラス R6終了時点のランンキング
首位1/小原と2位の3/沖の差は35と開き、沖と06/五十住の差は19となりました。 

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