2020.06.08
⑤「MOTARD TOKYO 2030」企業がレースに求めたこと

■一般企業がレースに求めたものがこの「MOTARD TOKYO 2030」にあった / Part508.Jun.2020「いよいよ レース開幕!MOTARD TOKYO 2030/Part4」の続きのPart5になります。
時は2030年の初夏、場所はTOKYO、アジアスーパーモタード選手権「MOTARD TOKYO 2030」の開幕ラウンドです。レース大好き愛ちゃんとその仲間達の未来のお話です。
※Part1は5月21日2020年に、Part2は5月24日、Part3は5月29日、Part4は6月4日にアップされています
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■化粧品メーカーAKIRAマーケティング担当/ジェームズ榊原氏に、企業がレースに求めるものは何かと聞いてみた。
「私は化粧品メーカーのマーケティングをやっています。レースやバイクについては詳しくはありません。
私達の化粧品はAKIRAというブランドで、男女を区別せず中性的な商品展開をしており、アジア全体がマーケットです。モータースポーツ以外にもアーティストやミュージシャンもサポートしています。」
「我社の誕生は2025年、まだ若いブランドですがアジアにおいて若い方々を中心にシェアを獲得しています。AKIRAブランドは欧米マーケットはあまり意識しておらず、アジアが中心です。
そういう意味では、このアジアスーパーモト選手権は非常に効率のいいコンテンツです」
「また、私たちのブランドのコンセプトは”挑戦力と実現力”です。挑戦というワードは世界で多くの企業が使っています。が、それはただのかけ声でしかないように私たちには聞こえます。挑戦し、且つ実現させることこそ重要とAKIRAというブランドは考えています」
「このアジアスーパーモト選手権で戦うアスリートライダーはまさに挑戦と実現の象徴です。レースでは挑戦し結果を出すことが求められます。数名のライダーとそのチームの皆さまのお力を借りてアジア全体にプロモーションと広告を展開させていただいています」
「またこのアジアスーパーモト東京ラウンド「MOTARD TOKYO」は、多くのモータースポーツコンテンツが参加しており、レースを観なくとも充分楽しめるのもいいですね。ずっと私たちのブースのあるエリアにいても楽しいです。
ゼッケン300がトレードマークだった元スーパーモト選手のミスタータカヤマ氏にアドバイスをいただきながらプロモーションを展開しています」

▲「他の二輪スポーツやモータースポーツもプロモーションエリアにブースを出したり、デモを行なっているのは、スポンサーする企業からも非常にありがたいです。二輪スポーツの宣伝効果についてはFMXの佐藤エイゴさんの存在はやはり大きいです。参考になっています。一度お話を聞きたかったです」AKIRAマーケティング担当/ジェームズ榊原氏
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ポンタ)スポンサー企業の意見ってめずらしいね。
賢太郎)以前ならタバコ産業やソフトドリンクやオイルメーカー、今(2020年6月現在)はエナジードリンクを筆頭に保険会社や金融、そしてビークル企業など多くの企業がレースやアスリートをプロモーションにつかっているよね。なんらかのみかえりが期待できるからスポンサーになっているわけだと思う。
たまに勘違いしている方がいるみたいなんだけど、スポンサーは10億ドル使ったら設定した期間内に10億ドル以上の価値や利益を生み出すことが必要・・・趣味でビジネスをやっているるわけではないからネ。
ポンタ)でも人と人は平等だから「オレ様は金を出しているのだから何でもいうことを聞け」ということはいけないよね。
賢太郎)それはもっての他だよね・・・(笑。でも意外と多いけど
つーか、この未来のお話を書いているのはKONDO designだけど、広告の仕事がメインなんだよね。実際二輪レーススポンサーの仕事も長くやっていたらしい。そこでの知識や体験がベースになっているンだろうね。
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■一般企業がレースに求めたもの。女性専用の二輪メーカー・マーケティング担当 ヨーコワタナベ氏
「ウチは女性専用の二論メーカーです。マーケットはアジアと欧州の一部です。本社はインドにあります。
製造しているのは車両だけではなく、アパレルに化粧品、ヘルメットなどの装備品も製造販売しています。」
「このアジアスーパーモトはFIMのもとではなく格はありませんが、アジアを中心に各国で開催され、マーケットも我がブランドとほぼマッチしています。女性クラスもあり、会場ではプロモーション効果がでやすい仕組みになっているので、とても有効なビジネスツールになっています」

「トラック(コース)席から離れて会場を歩き、ブースに来ていただく時間がレーススケジュールにあるのは非常にいいですね。これがなければ、我が社はスポンサーにはならなかったと思います」
「我社は選手のスポンサードも行なっています。選ぶ規準はランキングも重要ではありますが、我が社のコンセプト”初心者こそ最大価値の顧客”をキチンと行動できるアスリートであること。常にファッション的にも憧れの存在でいることを望み、期待します」
「メディアに出る際は、そのメディアの顧客数と接触時間を掛け合わせ数値化され、それが次年度の契約金に追加されます。ランキングの上下は契約金に影響をあたえません。レースをやらない一般人の私たちにとってみれば、アジアランキング3位も15位も同じくスーパーなアスリートだからです。わずかな差でしかありません。それよりも同じ考えを共有できることのほうが重要ととらえています。」
「また元全日本チャンピオンのイッキ氏をアドバイザーにむかえ、アスリートライダーとのコミュニケーションも密にとっています。
私社はレースアスリートをスピードアーティストと呼んでいます。スピードによる表現をつくり、観ているものに感動をあたえるアーティストです。」
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ポンタ)なんかスゴ・・・
賢太郎)いかにもな感じの方だね(苦笑。でも欧米やアジアでも、こーゆーなんでも数値化企業のほうが多いみたいだよ。精神論や付き合いの長さなどで決めるのは、日本や欧州の一部の地域の特徴なんじゃないかな。
ファッション業界では今もわりとこういう精神論や「つきあい」などが重要視されるらしいけど・・・
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つづくつづく、まだまだつづきます。・・・次のPart6 は6月第2週の週末頃にアップの予定です。
※登場人物はすべて仮名です。
photo:篠原成好+GLOVE graphic+マエダちゃん+KRAZy
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