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2024.07.31

全日本ハードエンデューロ R5 ダルマニアクス 予告編

ダルマニアクス-3

 
 

■全日本ハードエンデューロ2024 R5 山形ダルマニアクス 予告
KRAZyはなぜ全日本ハードを追う?
-31.Jul.2024- 

 7月13-14日、全日本ハードエンデューロ2024 R5ダルマニアクスが山形新庄市で開催されました。梅雨の中の開催で当日は雨かと思っていたのですが、真夏を思わせる2日間となりました。

 

 今日はその予告編です。今ラウンドのレポートのテーマは「KRAZyはなぜ全日本ハードエンデューロ選手権を追うのか」です。

 
 とか言いながら、いきまいてやってたら間違えました。Round5なのにRound4で画像を作ってた・・・。ああ、全部作り直しだぁ〜(笑。

 
 

ダルマニアクス-4

編集作業では、まず1枚のカットで表現するならどういうビジュアル?どういう言葉?っていう作業から始めることが多いです。で、今回もいろいろやってました。▲▼これらはその残骸です。他にもまだ5カットほどあります。その作業を行うことで、写真のセレクトの軸も決まるし(楽しそうと感じるカットがいいのか、かっこいいなのか、ハードですごい!などなど、今回は何を伝えたらいいかを自分なりにまとめています。

ダルマニアクス-2

▲ここはコースの最後の部分にあたる沢です。この沢もですが、山の中にも水の染み出している箇所が多くこのダルマニアクスは「水の郷」という印象でした。

 
 

◾️公道をみんなでパレード

 

 今回の山形新庄市で開催されたダルマニアクスでは公道を使ってのパレードランがありました。使用許可をとり一時的にナンバーのない車両の通行を可能にしてもらったそうです。

 

 これは良かったなぁ。意味はいろいろあるけど、単純に気分も盛り上がります。 

 
 

パレード
地元の方に先導してもらってのパレードラン。自分の後ろには地元の方々の観戦のかたがいらっしゃいました。1万人とは言わないけど、いつか500人1000人になったらいいなぁ。

パレード2

 
 

◾️今までの中で最も走行距離の長いコース?

 

 今回のコースの特徴は非常に長いこと。一部アスファルトの公道も使用していますが(時間制限での閉鎖)、それ以外のコースが非常に長く、1ラップが20キロくらいはあるのかな。ロケハンで歩こうと思ったら、時間が足りないくらい長かったです。

 

 気持ちのいい林道(砂利じゃない気持ちのいい林道でした)を中心に各セクションが用意されるというコースデザインでした。今回の取材撮影は選手と一緒にコースを走ることになるかなぁと思ったほど。歩いて撮影してたら間にあわない。

 
 

ダルマさん

ダルマニアクス-5

ダルマニアクス-1
ダルマランドと呼ばれたセクション、水量の多い沢のセクションです。

川と水の中を

ダルマニアクス-6
こちらは13日(土)に開催されたXクラス。ハードエンデューロの入門的クラスです。

 
 

◾️冷やし中華始めました、ハードも始めました。

 
 最近、暑いですね。そこで目にとまるのがあの「冷やし中華始めました」のチラシ。ついつい注文してしまいます。

 

 ってわけでで、ついでにKRAZyも「ハード始めました」。

 

 楽しいです、新しいことを始めるってのはホントーに楽しいです!モタードを始めた頃を思いまします。できなかったことができるようになる、ってシンプルに楽しいです。

 

 KRAZyは今年から全日本ハードエンデューロ選手権を追っています。ハードエンデューロ(以降ハードと略します)は以前から興味ありましたが、なかなかキッカケがなくって。本業もあるので、取材の時間とお金が作れないってもあったけど。

 

 かつてのゲロと呼ばれた時代は知らないんですが、2015年だったでしょうか、田中太一選手らがいなべで開催した観るためのハードエンデューロに興味を持ったのが始まりでした。

 
 

XXクラス#29

XXクラス#9

ダルマニアクス-5

#3-0
▲スタートから1時間ほどすると、遠くの林道に現れたのは#3大塚選手、コースではない林道を走ってきました。慌てて「そこはコースではない」とジェスチャーで伝えます。ここは沢なので水の音が響き渡っており、10m先ニコ声が届きません。大塚選手はすぐに気がつき来た林道を引き返します。

#44-3
▲1ラップ目、2番手で現れたのは#44阿部雄大選手。単独トップの#3大塚選手を追います。(すいません、何を勘違いしたか、名前を間違えていました!修正しました)

 

◾️失敗と挑戦

 

 何度も何度も挑戦する、失敗して当たり前、できるまで挑戦する。ハードではこんなシーンに出会うことがあります。

 これにやられました。「かっこいい!」と。

  

ハードはやるのも楽しいですが、観せる(魅せる?)競技でもあるように感じました。

  

・レースを近くで見ることができる。選手の戦う様子を手の届く距離から見ることができる。

  

・時には、何度も何度も失敗し、諦めずに挑戦し続け、ついには走破する、という姿を見ることができる。

  

・角度のあるヒルクライム、大きな岩の壁を乗り越える、水の流れる川を遡る、など、コースそのものがハードで見ていてエンターテイメント性がある。

  

 などなどです。
 観戦の際は山の中などを歩いていく必要があるので、楽はできません。が、ピクニックと思えばかなり楽しいです。

 今回のダルマランドエリアは沢で開けていましたので観戦には最高でした。
 
 

メーカーの多くの場合は広告宣伝費として選手に用品を出す、という形でサポートしています。それではマーケットは拡大しません。自分は広告企画が本業ですが、マーケットの拡大も仕事の一つです。サッカーやバスケット、そこまでじゃなくても、バレー、ラグビーが成功しているのは、そのスポーツをやらない人も参加できる状況を用意し、おばあちゃんも、妊婦さんも、こどもも参加できる、そんな環境を作ったからです。つまり、ファンのいる場所を用意しているからです。サッカーをやらない人は仲間じゃない、という空気はJリーグにはないですよね。

 
 

Xクラスxr100
このダルマニアクスではハードエンデューロの入門的Xクラスと、全日本選手権にあたるXXクラスが開催。この方はX クラスに参加。マシンはXR100。このXクラスに全日本選手権#9の木村ツカサ選手がCRF125Fで参加。途中までトップを独走していました。4st125のサイズは走破力があるんですね!中でもXR100は軽いし、エンジンはトルクあるし、チューン次第ではエンジンの回転も軽くなってサイコーに戦闘力のあるマシンになるます。福本さん(元MXチャンピオン・モトクロスごっこの先生)が作った120ccくらいのXR100も良かったなぁ

Xクラスぬかるみ
Xクラスは入門的と書きましたが、時間内に1ラップできたのは30人弱でした。ハードには変わりがありません。小川などの水のあるところは、時間とともに次第に荒れていきます。最初はただの小川だったところも、2時間後には50cmの深さのある泥沼エリアに変わっていきます。

ダルマニアクス-8
そんなわけであちこちに渋滞が発生。右はじでCRF125Fに乗っているのは3ラップ目の全日本#9/木村吏選手。木村ツカサ選手は他の選手の皆さんの邪魔にならいようにサクっと通過。無理やり行くんではなくあくまでもジェントルに。見事でした、勉強になりました!

 

◾️観戦する、つまりファン

 

 そのスポーツが人気になるには、そのスポーツをやってない方も仲間にできるかどうかが重要になってきます。

 
 そのスポーツをやってる人が1000人であっても、そのスポーツに興味をもっている人が100万人いれば、選手はプロになることができます。

 

 その選手がすごいスキルを持っていても、そのスポーツに関わるかた(そこにお金を使う方)が1000人だけなら、プロにはなれません。お金が動かないからです。

 

 スポンサーが生まれないことには、プロは生まれません。スポンサーする理由はそこに利益、または何らかの得があるからです。

 
 

ダルマニアクス-6
▲これはレース中です。トップを独走する#3/大塚正恒選手。勝手に大塚センパイと呼んでいます。後ろとは大きく差も開いたからなのか、川に浸かり身体を冷やす#3/大塚選手。

スタッフ集合写真日曜
ダルマニクス開催のスタッフのみなさんです(あ、全員じゃないや。ここにいない方もいます)。主催はCROSSISSIONですが、現地の皆さんのいろいろな努力によって開催されています。加藤さんダルマさんミウラさん、そして現地スタッフじゃないけど元KTM厚木のナッチャンさんお世話になりました〜

 

◾️Round4じゃなく、Round5

 
 写真の中にR4と入っていますが、R5の間違いです。全部間違えて作っちゃった。全部で50カットくらいかなぁ(笑。

 
 

 ハードの選手のみさんもトップクラスはスポンサードされている選手もいます。しかし、まだプロではありません。お金が動くほどのファンがいないからです。

 

 KRAZyは一人でもプロが生まれる環境を作れたらいいなぁと考えています。

 

 スポンサーが選手に用品を出し、その結果「選手のおかげで用品がいっぱい売れて儲かった!」って思ってもらえたらいいなと。

 

 もしくは「選手にはお金を出してもいいからウチの商品のイメージ戦略の軸になってほしい」って思ってもらえる、そんな環境ができたらいいなぁと思っています。

 

 一般商品の場合、CMにタレントさんが出ていますが、これはそれと同じ状況です。「3000万円支払ってウチのビールのCMに出てもらって、イメージキャラクターになってもらう」ってそういうことです。

 

 以前タレントさん俳優さんを使うCM仕事をやっていましたが「なんでこんな人に2000万も出すんだろ、2000万のうちの100万でいいからポーツ選手に使ってほしいなぁ」って思ってました(笑。たまにいるんですよ〜、可愛いからチヤホヤされてるワガママな女優さんとか。かなりムカっときます。そんな人に2000万円も払うなんて・・・。トホホです。

 
 

ダルマニアクス-1 2

 
 

次回は本編になります。遅くなってすいません!

 
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KRAZy/クレイジーはKONDO designが運営発信しています。KONDO designでは広告企画と制作(ポスターやCMなど)および商品企画開発などを行っています http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
質問・ご意見などはこちらアドレスへ 意見という大層なことでなく、こんなことがあったよ的な気軽なメールも嬉しいです 毎日1メールほど届いており、KRAZyの企画に反映させていただいております → kondo@krazy-web.com
KRAZy発行責任者:近藤正之/KONDO design

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