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2016.01.21

将来の仕事に広告 /その2

1

 
 

「お客さんの年齢層が高齢化しちゃって、このままだとおじいさんばっかになる、

  20年後にはこの商品なくなってしまいそうなんです。なにかアイディアないすかね・・・?」
 
先日このKRAZyWebマガジンで書きましたが、今週は広告の仕事について少しお話します。

将来、広告の仕事やそんな方面の仕事をやってみたい、というかたのためのです。

昨年末からの多くの質問メールいただきました。それにお答えしますね。

若いみなさんの将来の何かにお役にたてたらなぁ、と思ってちょっと書きます。2〜3回に分けてになります。

 
 
 
 

Crib750

 
 
 

あ、またまた紹介したい本があります。小沢正光という有名制作者の本です。

以下

http://www.saba-navi.com/2014/08/15/book-ozawasensei/

 

はい、すんごいことが書いてあります・・・(苦笑。

この制作者の名言集です。かなり笑えます。

       てか、こんなこと直接言われたら、笑わないと生きて行けない・・・(涙。

 

つまり、この仕事は精神的にタフじゃないと無理です。

ある意味、鈍感なかたに向いてます。

あと、人を喜ばせることが好き、てか、ウケルのが好きという方も。

・・・・・才能は必要有りません。才能はある程度作り上げることができるからです(たぶん)。

この本のなかの罵詈雑言はほぼすべて過去のものです。

でもこういうのは、慣れるんですよね〜。てか、はっきり言われるほうが全然ラクです。

無言で精神的に「できないの?」的に追いつめられるなら、こっちのほうが全然ラクです!

 
 

「なんか、そういうこと知りたいんじゃないですけど・・・」

と思われていますよね?

でも、これが制作の現場です。

才能は全く必要じゃないとは言いませんが(でもあまり必要じゃない)、まずはタフでないと無理・・・ここ重要です。

10日間徹夜して考えて作ったものでも、「あれ、違うかも・・・」と思ったらすべて捨てる

なんてことはザラなので、タフじゃないひとは向いてません。

      しかし、こんな能力はどうやって鍛えるんだろう・・・? ボクは楽観的なので、耐えられたみたい。

 
 
 
 

ハリソン君電車 750
関西のある企業のサービススタートを告知する広告。撮影そのものもイベント化し、注目を集める工夫も。

 
 
 

この小沢さん、世間一般では有名ではないと思いますが

キャンペーンなどの大きな仕事では、かかせない制作者のいひとりです。

広告の仕事をしていたら知らない者はいないという制作者です。

スーパードライ(立ち上げから2000年代まで)、後期のセブンスターのCM、Ajinomoto中華三昧など、

またレグノ他のブリジストンのイメージCM、ANA全日空、などなど多くのブランドを築きました。

若い頃、一緒に仕事してました。

ホントに数多くのことを学んだですよ。今も実践していることが多いですもん。

コノ本、よかったら読んでみてください。代理店やとくにこのH社を受けるかたは読んでみてください(参考にならないかなぁ)

 
 

  もっと実用になる本なら、同じく小沢さん著

  「プロフェッショナルアイディア」って本があります。kindle版が買えます。

  これは他の仕事でも役に立つかもです。また、すんごく刺激も強いけど(汗。

 
 
 
 

YamahaKomuro750
某バンドのライブ(全国ツアー)のためのオリジナルピアノのデザイン。ツアーのコンセプトを形にしました。

 
 
 

ここでの広告仕事って、いわゆる広告代理店的な仕事についてです。

また僕はデザイナー出身なので、そっち系です。

この仕事には営業やマーケティングやSP(セールスプロモーション)など別の専門分野の方々がいます。

ここでは主に制作的(※)な内容についてのお話です。

※制作:僕はHという広告代理店にいたんですが、ここではクリエイティブとは呼ばず

    「制作」と呼んでいました。今はクリエイティブって言うみたいだけど。

 
 
 

依頼先からの、依頼内容を、コミュニケーションなどの方法を使って、達成する。

広告制作とか広告企画って、簡単にしちゃうとこういう↑内容です。

   わかりにくいすか・・・。じゃ具体的に。

 
 

「新商品を出します、その商品の認知を急速に上げ、10年間売れつづけるブランドに育ててください。」

というのが一般的ですが、特殊なのでは以下のようなのも。

 
 

「なんかさ、このところソフトドリンクがぜんぜん売れないんだよ、なんか売れそうなの考えてもらえないすか?」・・・A

 

「●●のお客さんの年齢層が高齢化しちゃって、このままいくとおじいさんばっかになっちゃって、20年後にはこの商品なくなっちゃう

 なにかアイディアないすかね・・・?」・・・B

 

「今度新しい商品出るんだけど、このデザイン見て感想もらえないですかね?」・・・C

 

「今度、うちの会社が新しい10年計画を発表したんだけど、今までと全く違う方針なんですよ。

これを社内にうまく浸透させてほしいんです。なにかいい方法はないですか?」・・・D

 
 
 
 

WeRide750
三宅島エンデューロのネーミングとロゴ作成。同時に大会コンセプト(開催目的)も具体的にし、文章化しています。

 
 
 

CM考えて作る(正しくは「創る」)だけじゃないんです。

いろんな種類の依頼(仕事)があります。配属されるチームにもよるけど。

ただ共通することがあります。

 

  その商品の良い点と

    お客さんが求めてるコトの

      共通点を探し出すこと。

 

これをわかりやく例えると、

A君を学校内で人気者にし、3年間女子にモテモテにするということ、

なんていうコトと似てるような気がします。

 
 
  A君の持っている良い点と

    学校内の女子の求めている理想の男子像の

      共通点を見つける。

 
 
 
 

プリント

 
 
 

そう、A君しか持っていない魅力とか価値とかを見つけることなんです。

その魅力がいっぱいあるときは、学校内の女子が好きそうな魅力や価値にしぼります。

どんなにいい魅力でも、先生や世間のおじさんおばさんの人気をとってもここでは意味がないからです。

 
 

商品の場合、この魅力や価値がいっぱいあるってコトが多いです(ですよね、メーカーのみなさん)。

その中で、今の時代のなかで求められる価値や魅力をまず発見することです。

いっぱいあるときは最も可能性の高いことの1つか2つにしぼります。

 
 

で、ここでしぼったその魅力や価値が本当にすばらしい内容なら、僕ら制作者の仕事はここで終わりです。

その魅力や価値をそのまま世の中に発信すれば、目標は達成されるからです。

(実は、目標ってのがいろいろあるンだけど・・・)

 

制作がすごく必要になるのは、こういう場合じゃないときです。

 
 
 
 

monsterKenBlock750

 
 
 
 

そう、こんなことが仕事の内容です・・・。

(なんか、やってみたくならないような内容になったなぁ〜 すいません 汗)

 

つづく、つづく。次回はもう少し具体的なお話。(なんかやってみたくならないような内容だなぁ〜 汗)

 
 
 
 
 
 

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