2019.06.25
毎月25日はCMの裏側から /「クレームは自由を奪う」

■毎月25日はCMの裏側から /「クレームは自由を奪う」
KRAZyではCMなどの広告企画の仕事をしていますが※
形ある商品だけではなく、サービスという形の無い商品も担当することがあります。
たとえばイベントや大規模遊戯施設(あ、アミューズメントパークですね)
などもを担当したことがあるんですが、
なかなか興味深いンです。
ひとを良く見てるなぁって。
心理学を応用するんですね・・・さすがです。
※KRAZyの母体のKONDO designは広告企画や商品開発が主な仕事です。
イベントや遊戯施設ではお子どさんや若い方々が多くなりますよね。
どうしても迷子や怪我などのリスクが高くなります。
しかし、その処置方法があるんです。
あ、そうなんです…昨日のコーヒーブレイクのつづきです。
多くの質問や感想メールをいただきったので、もう少し詳しくお話しますね。

その処置方法は、お客様を自由に行動させないこと…なんだそう。
座ったままで楽しめる、ような仕組みにするんだそうです。
できるだけ座らせておくか、動かないようにするんですよ。
ですよね、でしょ、あそこの多くはそうなっていますよね…?
なにかが起きてクレームが来ないようにしているんです。
極力自由にさせず、縛ることで、問題が発生しないようにし
結果的にクレームも少なくする。
逆に考えると、クレームが僕らを縛ることにつながるわけなんです。
こんなこと書いていいのかな。
いいよね、もう。 てか、そろそろバレてますよね、みなさん気がついてますよね。

しかし、このレースというスポーツはその真逆です。
自由に行動することで成り立つスポーツです。※
その自由は大怪我や、最悪死亡も引き起こす可能性があります。
※ルールはあるけど、その1コーナーは50キロまで減速して進入しなさい、とか、そのヒルクライムは2速で挑戦しなさいという決めごとはありません。そこは自由です。
そういう意味では、自由を許してくれるレースというものを
主催する方々には感謝しかありません。
大きなリスクを背負ってやっているわけですから。
にもかかわらず、どのレースもあまり儲かってないのです、二輪は。
部分的にちゃんと大きな利益を出しているところもあるので
全部が困っているわけじゃないようですが。
「ババぬきなんですよ。
いつババをこの手でひくかわからない…。
いくら注意しても起きてしまうし、選手から誓約書をもらっていても無意味だし。
今のレース開催はそんなかんじ」
二輪レースを数多く企画運営している会社の代表が言っていました。
こんな話を聞いていて、
なんとかしないとレースそのものを運営するひとがいなくなっちゃうなぁ
なんて思っていた矢先にハードエンデューロの取材。
マクレまくり、コケまくり、クラッシュしまくりの失敗し放題。
いい風景だなぁって思ったんです。
もっというなら、そんな場所を提供してくれるコースや
企画運営をやっていただいているスタッフのみなさん、本当にありがとうございます!!
って思った次第なんです。

クレームって実は両者にとってマイナスなんだそう。
クレームとはもともとそういう意味じゃないんだと思うんですが
今は「モンク」ってことになってしまってて、また
受けた側は100%責任をとって改善しなきゃいけないみたいなことになってます。
だから、クレームがこないように事前に防御する。対策をとる。
それが僕らの自由を奪うことになったりもする。
野球観戦ではファウルボールがあぶないから、グランドから距離をとる
もしくはフェンスでしきる、となっていく。
それが進むと、ならテレビでもいいじゃん、メディアで見れがいいじゃんとなっていく。
球場にファンが来なくなると、ファンそのものが減ったそうです。
てなことから、逆にグランドに近づき、フェンスがなくなっています、MLBでは。
パ・リーグでもそういう改革を行い、セ・リーグでもややMLBのようになっているそう。
客が野球の展開にちゃんと注目し、打球やファウルボールからは自分で身を守り、
責任を負うようになったそう。
バカなクレームをつけることはないんだそうです(ゼロじゃないそうだけど)。

以前は「放送権料が入ればいい、球場に来てもらわなくてもいい」と考えていたんですが、
長くそうやっていたら地元のファンが減ったんだそうです。
やっぱ、球場に脚を運んでもらうことや選手に会うことが重要なんだそう。
そういう行為が、球団やそのスポーツへの深い愛を生むんだそうです。
無料放送をウェブでやってもファンは増えないってことです。
既存のファンは多少観るけど、しばらくすると会場に行くお客様も減り
全体の数も減少するそうです。
便利は愛を育まない。苦労や手間が愛を生み、そして育むんだそうです。
なんか別な方向に話がいっちゃったなぁ…(汗汗。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。
OTHER POST
- 2026.07.31 モンスターカクテルがかっぱ寿司で
- 2026.05.24 テスト
- 2026.03.23 CYCLING A GO GO Vol.44「2058年からやってきた國分玲と自転車の未来についてAIのお友達と一緒に考えた。」
- 2026.03.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」
- 2026.03.03 解説 / 吉澤博幸から始まったスーパーモタードMOTO1はスーパーモトへ。今年で21年目
- 2026.03.02 吉澤博幸から始まったスーパーモタードMOTO1はスーパーモトへ。今年で21年目
- 2026.02.21 CYCLING A GO GO Vol.43「1200年続く奇祭を目の当たりにしたときの言葉にならないこの感覚をお伝えします。」
- 2026.01.30 KRAZy GOODS 2026 New Design / Idea Sketch
- 2026.01.26 CYCLING A GO GO Vol.42「1月は新しいことへ胸を馳せて、生まれ変わることを誓うとき」
- 2026.01.17 We Love Motard ! / ストリートモタード特集2026 Part2
- 2026.01.16 We Love Motard ! / ストリートモタード特集2026 Part1
- 2026.01.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載 Vol.11
- 2025.12.24 ストリートモタード写真大々募集!
- 2025.12.24 Merry Cristmas!
- 2025.12.20 CYCLING A GO GO Vol.41「師走は何かと忙しく、それでもスポーツは心の中にかろうじてあるのね」
- 2025.12.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載 Vol.10
- 2025.11.21 KRAZyのアウトレットセールはオーバーオールで。今週日曜!
- 2025.11.20 CYCLING A GO GO Vol.40「モーターショー改めモビリティショーになると自転車は仲間入りするのか!?>」
- 2025.11.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載 Vol.09
- 2025.10.20 CYCLING A GO GO Vol.39「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースは観戦に行けなかったので、武道体験の話<番外編>」
Loading...



