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2012.02.02

表現

韓流ドラマ、すごいなと思います。
世の中にはびこった一部の常識をひっくりかえしたと思いました。
子どもの頃、自分の育った村というか地域にはいろんな方々が住んでいました。
ほんとうにいろんな方々が暮らしていました。
浮浪者のようなかたで、家もなくいつもうちの村を歩いている方。
布とは言えないような服を着てたです。
いろんな家の納屋などで(村は農家がほとんどで、牛など飼っている家も多かった)寝泊まりしていたようです。
家もいろいろでした。都会ではほとんど見なくなりましたがバラックのような家もまだありました。
仲良くしていた女の子の家は、半分がコンクリートの土間で、畳のある部分は六畳ぐらいでした。
土間は4畳半くらい。
そこに風呂桶があり、流しがある。風呂は薪でした。
その女の子は“もらいっ子”で、お父さんお母さんの本当の子ではなかった。村の誰もが知っていることでした。
やはり、少しだけ、ほんの少しだけ、差別されていました。それは子どもでもわかりました。
ってか、子どもだからわかる、というほうが正しいかもしれません。
差別されていたのは、村の生粋の住民ではないことも大きかったと思います。
農家以外の人はなんとなく「違う人」ととらえられていたように思います。
親の職業で差別されていた家族もありました。
はっきりとではないですが、それはしっかり存在しました。
また、いろんな国籍の方もいました。目の青い方々や、アジアの方などです。
とくにアジアの方々は、なぜか少し低くみられます。
そして、他の国の姿をした方々はなんとなく差別され、一部の方々は住む場所もちょっと離れていました。
当然ですが、学校では「差別はいけません」と教えられ
町内会の子どもの集会でも「差別は良くないことだ」と、よく言われてました。
(夏に町内対抗の球技大会があるのですが、ちゃんとみんなが試合に出れるように!と村の大人が
 注意していた。そんな時だけ、差別が減ります。)
しかし、現実は違います。多くのひとが、ひとをランクにわけて区別していました。
自分は別に、差別がどうとか、そんな高尚な考えはなかったのですが、
一度仲間はずれにされたことがあって、悲しい思いをしたことがありました。
(理由は、とても小さなことで「野球なんかかっこわるい、サッカーチームを作ろう!」って言ったからでした。。。
 あの頃は誰もが野球をやり、サッカーは超マイナースポーツだったんです。時代は変わりました 苦笑)
なので、差別に対して少しだけ格闘していました。
だからと言って「差別は良くない! いけないことだ!!」と言うわけにはいきません。
その友達が目の前にいるのに、そんなことは言えないからです。
ただ事実がそこにあるだけで、何かを言う権利もチャンスもない。
あるとき、思いきって作文に書きました。 そういえば、写生大会では絵にも描きました。
でも何も変わりませんでした。
その後、中学に進み、高校に進むと徐々にその現実は忘れました。
ただ、「差別はよくない」的な事はときおり耳にしていました。
マスコミや本や教科書からです。
でも何かが変わる感じはありませんでした。現実では結婚の障害になったり、就職で何かあったりと
それまでどうりの様でした(地元での話です)。
しかし、それが今では薄れ、大きく変わりました。
いくら正しいことでも、そのまま言ったところで多くのひとのココロには届きません。
届かなければ、そのメッセージはメッセージになったとは言えないように思います。
ただし届ける方法はあったのです。それが「表現」というものです。
自分は「表現」というものを創りたいと思っています。
「ひとを傷つけてはいけません」と言うのではなく
そう実感できるようなメッセージを作れたらいいな、と思っています。
        休日の土曜日に、こんな話、すいません(汗
文字だけではココロに届かないことが多いです(届くものもありますけど、強いものならば)。
そこにメロディがつくと、その言葉がココロに届くことがあります。
それを歌がうまいひとが歌うと、もっと多くのひとのココロに届くことがあります。
場合によってはその言葉が他の国の言葉でもココロに届くことがあります。
「表現」ってそういうことなのかな~、と思っています。
*このブログは「KRAZy Web Magazine / krazy-web.com 」のTOPICSページです。
 KRAZy(クレイジー)とは、ストリート系スポーツとX系モト文化を紹介するメディアです。
 2011年はペーパーマガジンの再発行を予定しています。
 ご質問や、ご意見はご希望は kondo○krazy-web.com (○の部分を@に換えてください)までお願いいたします。
 発行責任者:近藤正之

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