2013.10.16
Husqvarna TE250R 2014 / 110th Anniver
最後のX-LightエンジンのハスクバーナTE250Rが、もうすぐ限定販売になります。
ハスクバーナ110周年アニバーサリーモデル(Husqvarna 110th anniversary edition)です。
(あ、上の写真は2013年型です。アニバーサリーモデルではありません!すいません。)
あ、そうです。先日正式発表されましたが、
ハスクバーナは生まれ変わって来年からは違うマシンになるわけです。
つまり、このX-Lightエンジンとこの絶妙なフレームの組み合わせのTE250Rはもうコレで最後ってこと。
限定販売の最後の20台です。
ハスクバーナジャパンさんのHPにアップされています。(↓)
http://husqvarna-motorcyclesjapan.com/wps/2013/10/news-release/
このTE250Rは、2013年型に試乗させていただいています。
ホント、とってもいいバイクでした。
イタリア人が造るとやっぱこうなるの?ってくらい、楽しむことが上手いイタリア人らしいんです。
で、以前のこのKRAZyWebMagazineに載せたインプレをもう一度掲載します。
古いからもうダメ、ということはないと思います。
良いものは良いし、このTE250Rの乗り味は他には無いものだからです。
チャンとしたお店がお近くにあれば、今後もメンテも大丈夫ですから、
おすすめのバイクであることはかわりがありません。
ってことでもう一度紹介しま〜す。では。
(一部書き足した部分もあります)
今日は、雑誌KRAZyの「トップライダーの本番車に乗ってみた」の続きです。
これは、トップライダーのマシンをあえて中級&サンデーライダーが乗ってみる、
そこで感じたあれこれをそのまま忠実に書いてみる、っていう企画です。
そのなかの
Husqvarna(ハスクバーナ)TE250R
釘村 忠
のレポートの続きです。
ここで試乗させていただいたのはJEC2013#19釘村選手の今年のマシンです。
釘村選手といえば全日本モトクロスのヤマハワークスライダー。
去年(2012年)はJECの日高に参戦しいきなり総合2位。
「モトクロスのワークス出身だから、トーゼンじゃないの?」と思われるかもしれないですが
エンデューロはそんなに甘くないです。
ただ速いだけじゃ、あの長くいろんな状況のあるレースを走りきることはできません。
で、その釘村選手の2013年に乗るのがこのマシン、ハスクバーナTE250R
これ、すごーくいいです。
いい意味で乗りやすい! など、あちこちで書かれていますが、本当です!
この2013年型は、2012年型と見た目は似ていますが、全く新しくなりました。
まずはスタンダード車について。
まず出力感が、かわりました。
すごーくざっくり言うと、パワーバンドが広がって、どこからでも欲しいパワーが得られる。
インジェクションがケーヒンに変わった、また、ヘッド周りを新しくした、などがその理由のようです。
そして、車体も変わりました。
車体が小さくなったような感じ、というか、振り回しやすくなった。
キャスター角などは変更されていないことになっていますが、昨年のとは全く違うハンドリングです。
具体的印象は省きます(そこは、雑誌KRAZyVol.17 KRAZyTeeが表紙のヤツです)。
ひとことで言うなら、
スペックには現れていませんが全くのニューマシン。これはぜひ試乗してみてください!
です。
この日はスタンダード状態の試乗車と釘村選手の本番車と、どちらも乗りましたが
釘村車のほうが僕には乗りやすかったです。
変更点は、排気系の変更とサスのダンパー調整のみ(バネもスタンダード、リバルビングもなし)。
ひきしまった足と、アクラポビッチが生む出力感(これが最高にスムースで気持ちいいっす)の
バランスがよくて、もう自由自在に振り回せます。車体がひとまわり小さくなったような感じです。
うねるような大きなギャップが続くようなところでも、振られることがなく、そのまま突っ込めます。
「ひきしまった」と書きましたが、「硬い」んじゃないんですよ。
動くけど、無駄に動かない。っていう動き。そう!動くんですよ、わりと。
(自分の体重は60kgくらい、たぶん釘村選手と同じくらいだと思います。確認すんのわすれた、汗。
身長も同じくらいです)
河川敷によくある(写真がここです)、うねるような大きなギャップの直後のフラットなコーナー
なんてのも、しっかりインにつけます。
ブレーキングで車体が暴れないし(大きなギャップがあっても)、
またフロントがしなやかに動いてフロントタイヤのグリップ感がすばらしく、
ブレーキングしつつもフラットなコーナーのインに車体を向けることができる。
(轍のない完全フラットな路面です。ただし、グリップのいい路面でした。)
車体が小さく感じるというのは、具体的にはこういうシーンです。
フラットなコーナーで、イン側の轍もない新しい路面を通過できる
というのは自分にはとてもありがたいです。
自分は疲れてくると、ついバンクを使ったり(結局、遠回り)、出来上がったラインを通りがちになります。
(人が通ったところって多少えぐれてるから、そこにフロントを入れたくなりますよね)
だんだん新しいラインを選ぶことが難しくなるんですよ、自分。 もう路面があれてしまっていて、ひどい状況なのに。
そんな時でも、安心とともに(フロントの接地感が強いから)行きたい方向に向きが変えられる(振り回せる)のは
すごくうれしい、助かります。
そんなアシなんです(スタンダードも同じです。でも釘村車はそれがより安心して行える)。
ヘタなくせに、小理屈を書いてますね(汗汗。
でもこれが実感です。個人的な印象かもしれませんがでも実感です。
自分のような中級ライダーでも存分に使えるマシンです。
また、たぶんだけど、ある程度オフが乗れたら初級の方でも乗りやすいと思います。
上級者が乗ったらどうなのか、
それはJEC第1戦の広島で釘村選手が答えを出してくれると思います。
(この第1戦は圧倒的な速さで勝利しています。
その後の北海道夕張2DAYSでも、両日ともに勝利。つまり出たレースはすべて圧倒的な速さで勝利)
このアシはダンパー調整だけってことですから、ドライバー1本でここまで行けるんだなぁってのも、
感動でした。
(現在の車体はバネの変更なども行われていますが、スペシャルパーツは使っていないそうです。
またこれは予想なんですが、もしかしたらこのマシン、こういう試乗用にアシをやや中級レベルにあわせてあるのかも。)
この体験と感覚は忘れられません! 本当にいい体験でした。身体にしみ込ませておきたいと思いました。
鈴木ケンジ車のWR450Fのアシもインパクトありましたが、これも全く別なタイプのアシとして
インパクトがあったです。
いいものを体験するのはいいことなんだな、とあらためて思いました。
※写真の車体には#101がついていますが、外装が違うだけでマシンそのものは釘村車。
これ以降は10月の現在書き足した文章です。
とにかく、乗って楽しいバイク。
元気なエンジンだけど、じゃじゃ馬でもなく、で自由自在に振り回せる。
速いとかそういうのとはちょっと違う魅力があって、乗るのがとても楽しい!ってバイクです。
だって中級の自分でも自由自在に振り回せるですもん。そりゃ楽しいですよね。
そんなバイクでした!
■ 釘村車&釘村選手
エンジンオイル:eni
タイヤ:
チューブ:ムース
ホイール:
サスペンション F:スタンダード R:同上
ブレーキシステム:F&Rともに、マスターシリンダー、キャリパー、ローター、すべてスタンダード
排気系:アクラポビッチ TC250R用
電動ファン:
ハンドルバー:スタンダード
レバー関係:同上
シート:同上
チェーン:同上
スプロケット:同上
クラッチ:同上
ガード類(ハンドガード、エンジンガードなど):同上
デカール:ウラン マーキング デザイン
ヘルッメット:SHOEI
ゴーグル:オークリー
ウエア:THOR
グローブ:THOR
ブーツ:アルパインスターズ
プロテクター類:リアットブレス、ドンジョイ
キャメルバッグの中:
ヘルメットペイント:レイバーペイント
ハスクバーナ ジャパンの広報でもある釘村氏からのアピール↓
TE250Rはすごく乗りやすく、初級者~上級者のひともビックリすると思います。
サスセッティングの幅もあり、モトクロスでも充分走れる仕様になっています。
特に初級者の人に乗ってもらいたいです!
■ 2014アニバーサリーモデルの主な仕様 です。
エンジン形式 水冷4ストローク単気筒 DOHC4ラジアルチタンバルブ
総排気量 249.5cc/302.44cc
ボア×ストローク 79×50.9mm/82×57.35mm
ギア 6速
始動方式 セル・キック
フュエールシステム φ42 KEIHIN製エレクトリックインジェクションシステム
ブレーキ(フロント) 油圧式ウェーブタイプディスクφ260mm
ブレーキ(リア) 油圧式フローティングウェーブタイプディスクφ240mm
サスペンション(フロント) KYB製 倒立式テレスコピックフォークφ48mm
サスペンション(リア) KYB製 フルアジャスタブルショック
タイヤ(フロント) 90/90-21′
タイヤ(リア) 120/90-18′
ホイールベース 1470mm
最低地上高 290mm
シート高 950mm
フュエールタンク容量 8.5リットル
車両重量(乾燥重量) 109kg
希望小売価格(税込) 990,000円
詳しくはこちら↓。
http://husqvarna-motorcyclesjapan.com/wps/2013/10/news-release/
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