2017.06.02
4st Twin-Cam 125 / SWM SM125R 試乗インプレ

4スト ツインカム 125cc / SWM SM125R 試乗インプレ! 遅くなりました〜
すいません!試乗インプレ遅くなっちゃいました(汗。
先日、予告編的なのをアップしましたが、あれは実物をストリートで見て、乗った(※)感想からあえて作りました。
このSWMの125シリーズをひと言でいうと、「250のような本格フルサイズ! なのに125ccという親しみのあるバイク」と感じたんですよ。クルマでコンパクトカーなのに高級車というのがありますが、そういう今までにないジャンルのバイクかも。
見た目は全くフルサイズ! ボールドでマッシブなフォルムが印象的です。
特にリアホイールは太い! モタードらしさ満点。なのに価格は4o万円代!
モタードタイプのSM125Rが499,000(税込)、オフタイプのRS125Rは489,000円(税込)!!
あ、このSMはモタードタイプ。RS125Rというオフロードタイプも同時に存在します。
この2車はフレームもエンジンも同じです。オフのほうは次回レポしますね。
※実物をストリートで見て乗った:モーターサイクルショーなどでは見ていたんですが、ストリートでの印象が違ったんです。
※ボールド:フォント用語ですが、骨太というような意味です。KRAZyでよく使う英文フォントはヘルベチカのボールドというフォント。これ以上太いのはヘビーと言うんですが、ボールドは太いだけじゃなく余計な肉が無いというニュアンスも
ちなみにこのレポの後にオフロードタイプのRS125Rのインプレレポートもアップ。こちら↓
https://www.krazy-web.com/custom/4st-twin-cam-125-swm-rs125r-オフロード仕様-インプレ/

それもそのはずなんです、実は。
あのイタリアンハスクの250SMRのフレームをほぼそのまま使っているんです。
組み立ても同じ北イタリアの工場で組み立てているそうです。
日本の輸入元もイタリアンハスクと同じ MV AGUSTA JAPANさんです。 これ意外と重要。

リアホイールは4.00インチでタイヤは140。存在感のあるタイヤがなかなかです。当然、前後17インチ。
このリアからのフォルムも特徴的です。
見た目は250なんですよね。なので、予告編では排気量がわからないようにしてみました。125とは思えない見た目だったからです。

ホイールベースは1500mm。
他の車両とくらべると、え〜と、KTM250EXC-Fは約1472mm、WR250Xは1435mm となっています。
ほぼ同じです。というかちょっと大きい。乗った印象はWRにちかいサイズ感です。

真横からみるとこんな。
シート高は914mmとなっていますから、それなりに高いです・・・。
このシート高が高いのは、じつは運動性の高さにつながるような気がしています。
シートがフラットなことも、お尻の位置を動かしやすさ(荷重をフロントにかけやすい)につながっています。レーサーマシンと同じ良さがあります。
足付きはちょっとアレです(汗。 僕は171cmですが、足付きはそれなり。普通に足はつきますが、かかとはつきません。
KRAZyではイタリアンハスクの250SMRを2タイプ、各1年以上合計3年以上乗っていました(今も乗っていますよ)。
ぶっちゃけ、ほぼ同じフレームに同じシートだと思いますが、このフラットなシートは積極的にお尻の位置を変えることができていいんです

「でもこのバイクはSWMというメーカーなんでしょ?なぜイタリアンハスクなの?」という疑問がでてくると思います。
それはSWMというブランドがイタリアンハスクのフレームの権利等を買うなどして造っているからなんです。こういうのは欧州ではよくあります。
有名な例では、クルマのミニ(ミニクーパーの名前で有名なあれ)は多くのメーカーで造られていました。英国ではオースチン、モーリス、高級車メーカーでは高級車版が(内装が高級)生産されたり、またイタリアでも造られていたりします。よく出来た設計の車両は他のメーカーがその生産権を買って生産することはよくあります。

SWMって聞き馴染みの無いブランドですよね。実は古いイタリアのブランドなんです。
もともとは競技車両を生産していたブランドです。エンデューロとかモトクロスやトライアルです。1971年の創業。僕らオッサン世代は何となく知っています。というか、70年代はそれなりに知られたブランドです。
ロゴデザインにその歴史を感じますよね。アパレルがあったら人気がでるかも。

水冷 DOHC 4バルブの 124.7cc 6速。
出力感はアクセルに素直に準ずる扱いやすいモノ。比較的軽く回るエンジンですが、DOHCからイメージするような高回転型エンジンではありません。以前、イタリアンハスクにヤマハ製125ccエンジンを載せた車両(SMR125 TE125)がありましたが、あれとは全く違います。もう少し軽く回る印象で、やや高回転域に(ややですけど)パワーピークがあるようです。
すいません、以前、KRAZyで「このエンジンを使用」と書きましたが、別のエンジンでした!(汗)。
速度は、2速で約45km、3速で約70km超、4速で90km弱、5速6速はフケきるには直線が足りなかったので試せませんでした。リアのスプロケはもう少し大きいくらいがストリートでは乗りやすくキビキビ感も出てたのしいかも。
当然、一般交通の流れに乗って走るには充分な速度です。
エンジンの始動はセルのみ。キックはありません。
詳しいスペック表は下に
もしくはSWM motorcycles Japan 公式サイト https://www.swm-motorcycles.jp/lineup/main.php?mode=detail&article=16

モタードらしく300mm大型ローターが装備されています。
ブレーキは特徴的で、リアブレーキを踏むと同時にフロントブレーキも作動します。レーシングなライディングでは邪魔と感じる方もいるかもしれませんが、自分は使いやすかったです。砂利などのグリップの悪いところではこのリアブレーキだけを使うのもありです。砂利などの路面ではフロントブレーキをかけるのが難しく、コワい思いをすることがありますよね。これはそれがないわけです。
あ、フロントブレーキは一般と同じで、フロントのみが作動します。
自分は街中でこのような軽量のオフ系バイク(サスストロークの長いタイプ)に乗るとき、低い速度ではリアブレーキをよく使っています。とくに速度調整の減速時です。リアブレーキを使うと車体が前傾しにくく、むしろ前後のサスが同時にクッと下がっていい感じ。
あ、低い速度のときに限りますよ、制動距離が長くなりますからね。だからなのか、このシステムにはすぐになじめました。むしろ、いいと思いました。絶妙に前後にブレーキをかけていました。一度、水たまりのあるような雨のアスファルトでもためしてみたいです。
(てか、この「リアブレーキを踏むと同時にフロントブレーキも作動」は解除できるので、なじめないという方は解除するってのも可能。メーカーはおすすめはしてないですけど)

排気音はかなり低く抑えられています。イタリアンハスクのSMR125やTE125を思い出させる音色です。スカルビーニなどの社外排気システムが発売されたらおもしろそう。

サスは前後ともにストリートにあわせてよく動くタイプ。自分は体重が60キロですが、たぶん70キロ超でも問題無いと思います。
オフ仕様のRSで石がゴロゴロの(ソフトボールからハンドボール大くらい)場所を走ったんですが、このよく動くフロントのためか、軽々と走破します。モトクロスコースや本格エンデューロセクションは無理だけど、林道とか河川敷にあったようなコースなら問題無いと思います!

テールはこんなかんじ。ウェインカーはスタイリッシュなデザイン。首がゴムなので、多少ぶつけても大丈夫。

タンクは125の割に幅がひろくニーブリップしやすいです。う〜ん、写真ではよく分からないですね(汗。
長距離でお尻がいたくなりそうなシート・・・と思われますよね。同じようなシートのハスクバーナSMR250で横浜から新潟まで行ったことがありますが、それほど痛くはならなかったです。コツがあるような気がするんですよ。お尻の位置をこまめに変えるンです。峠やサーキットではお尻はいたくならない、それってお尻の位置をこまめに変えているからかなと。で、このときはやってみていたんですが、効果ありました。
※スーパーモトのレーシングライドでは、今は着座位置を変えない方向です。コンマ数秒を刻むレベルでの話なので、あんまりストリートでは関係ないけど・・・まぁ、雑学として。

エンジン形式:水冷 DOHC 4バルブ 単気筒
総排気量:124.7cc
最高出力:11kw/10,500rpm
最大トルク:11Nm/8,500rpm
始動方式:エレクトリックスターター
燃料供給方式:フューエルインジェクション
ギア:6速
燃料タンク容量:7.2L
全長×全幅×全高:2106mm×820mm×1165mm
ホイールベース:1500mm
シート高:914mm
乾燥重量:120kg
前後リム:F 2.75×17 R 4.00×17
前後タイヤ:F 110/70-17 R140/70-17

思いついたときに気軽にパっと乗って、行きたいところにパっと行く・・・。
ピクニックに行くような楽しい気分になるバイクかも。
もうひとつの魅力は、その気軽さとはま逆だけど125の長距離ツーリングマシン!かも。
やっぱ車体安定してるし、ライディングポジションにも無理がないから疲れないし。
SWM SM125R 公式サイト
https://www.swm-motorcycles.jp/lineup/main.php?mode=detail&article=16
こちらはオフタイプの SWM RS125R 公式サイト
https://www.swm-motorcycles.jp/lineup/main.php?mode=detail&article=15

KRAZyではJust My Coolっていうプロジェクトを進行中です。エンジンの大きさにこだわらず、自分が楽しい!って思えるバイクもいいかも。っていう考えです。この考えの象徴として、4st125の魅力を訴求しています。大きなバイクもいいけど、4st125もメチャメチャ楽しいよ!構えず乗れて、スピードを出さなくても楽しい。バイクが本来持っていた楽しさがここにあるかも。ってことを言い続けています。
このSWM SM125Rはまさにそういうバイクかも。
オフ仕様のRS125Rは、このつぎにアップしま〜す。
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。
それは「これから」のファン、つまりお金を出してまでこの情報を得ることはない方々に向かった内容だからです。
活動資金は広告出稿料もありますが、グッズの売り上げにもたよっています。
もしよければ、グッズを年に1回購入いただけますでしょうか。グッズの販売は年に4〜5回、販売形態は通販です。
発行責任者:近藤正之
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