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2014.02.07

Beta RR2T 250 / 2014

プリント

 
 
 

Beta RR2T 250 の2014型、つまり、エンデューロ用の2st 250ccマシンです。

Beta(ベータ)と言えばトライアルマシンの世界トップメーカー。

Betaはイタリア製らしくデザインもエレガントです。

スタックしたときに車体を持ち上げるためのグリップも車体の中に込み込まれたり。

というか、こういう機能的なデザインもすばらしいんですが、

デザインに遊びごころも忘れていないのもBetaの特徴でもあるように感じます。

 

今回はJNCCのAAクラスで活躍する#7小林雅人(マサヒト)選手のマシンに試乗させていただきました。

チャンバーなどにへこみがあるのは、昨年イベントで試乗車として使われていた車体のためです。

車体はキチンと整備され、同時にセッティングも#7小林マサヒト選手のものになっています。

 
 
 

RR4T125_1

 
 
 

このマシンは、小林マサヒト選手の本番車です。

エンジンの出力特性を小林選手の好みに合わせていますが、それ以外はノーマル仕様です。

スペシャルパーツは組んでいません。つまり誰でもこれと同じ仕様に仕上げることができます。

 

昨年の春、このKRAZy WebでRR2T 300(2st 300cc)のインプレッションレポートを書きましたが

あの時もこの小林マサヒト選手のマシンでした。

小林マサヒト選手の仕上げ方向は「下から粘るエンジン」特性にすること。

これが、実にいいんですよ。てか、少なくとも自分には。

今回、完全ノーマル仕様に乗ることが出来なかったので比較が出来なかったのですが

どうやら違う性格になっているみたいです。

 
 
 

RR4T125_1

 
 
 

で、えーと、今回も「中級ライダーがあくまでも個人的に感じたことをそのまま書く」というコンセプトで

レポートします!

よろしくお願いしま〜す。

 
 
 

RR2T250_Fローター

 
 
 

まず、このマサヒト選手のRR2T 250のうれしいのは、パワーの出方です。

2stの250ccのレース仕様というと、

とんでもないパワーを出力しエキセントリックな性格で中級ライダーには手におえない。

というイメージがあると思います。

しかし、このマサヒト車は全く違い、低い回転からやんわりとトルクのあるパワーをもらうことができます。

高い回転域を使わずとも、コントロールに必用なパワーを得ることができるんです。

低い回転域の出力をぼやかす方向に持って行っていき、粘る性格にしてます。と小林マサヒト選手。

実際、3速固定でほぼ走れます。小さな8の字も3速でぎりぎりできちゃいました。

低回転域でねばるエンジンです。

ただ、できればファイナルをもう少しショートにすれば最高!って感じでした。

小林選手ほどの速度で走れないからです、ハイ。。。汗

(この車体はスプロケもノーマルのままでした)

 
 
 

RR2T250_2

 
 
 

チャンバーは今の多くの2stマシン同様、豊かなトルクを生みそうな形状です。

この写真は渡辺裕之選手の車体です。

あ、レジェンド#10石井正美選手同様、今年Betaにチェンジです。

(石井選手は300、渡辺選手は250みたい。どちらも2stです)

JECを奔る大川原潤選手も今年はBetaのようです。

今年はトップライダーにBetaが増えそうな気配ですね。

どうやら上級ライダーにとってもいいマシンのようです。

 

そうですよね、

小林マサヒト選手もだけど、JEC(全日本エンデューロ選手権)の和泉拓選手もいい結果を出していますからね。

 
 
 

RR2T250_サイレンサー短
フロントのブレーキシステムはNISSIN.

 
 
 

つまり、このRR2T 250は、昨年乗った300と非常に似ているってことです。

が、250のほうがエンジンがやや軽く回るような感じがあり、すぐに回転を上がりたがるような感じがしました。

なんていうか、自分にはもう少しトロくてもいいような気もしました。

小林選手とは使用回転域も、走る速度も違うからなんでしょうね。

ここらへんはキャブの変更やエンジンオイルなどでも性格を変えることができるンでしょうね。

 
 
 

RR2T250_サイレンサー短
リアもNISSIN.

 
 
 

また、もうひとつのこのRR2T 250の特徴は、車体が小さく感じること。

見た目も実際も一般の他の車体と変わりはありません。ちなみにKTMの同じ2st250ccと比べてみると、

KTM 250EXC ・・・1482mm

Beta RR2T 250 ・・・1482mm

はい数字上では全く同じです。。。

 
 
 

RR2T250_サイレンサー短
始動はセルとキック。エンジンのかかりの良さはすごいですよ。セルボタンを押した瞬間にかかります!ホント。

 
 
 

コンパクトに感じる車体は2stの軽い車体と相まって、

決して上手くもない自分にとっても、最高に振り回しやすい車体と感じました。

どこにでも行くことができる! って感じです。

ちょっとこのラインに挑戦してみようかな、と思える。

こういうのって、レースで疲れたときや

林道から外れてちょこっと脇に入ったときには本当にありがたいです。

 
 
 

RR2T250_サイレンサー短

 
 
 

あれ、やっぱ、去年2013年型の小林選手の300に乗ったときと同じことを書いているような気が。。。汗

 
 
 

RR2T250_2
エンジンガードは、Beta Motor Japanでもあるワイズモトスポーツさんのを使用。

 
 
 

基本的に似ています、この今年の250と300(2013年型)。

ただ2013年の300のほうが、やはり低い回転域でのトルクが豊かなようです。

 

ベータの日本輸入代理店のワイズモトスポーツさんのHPはコチラです(↓)。

http://wise-motosports.ocnk.net

 
 
 

RR2T250_2
8mmのソケットとヘキサゴンが1本、シートを外したところに(フレームに)収納されています。これはベンリ。

 
 
 

 
 
 

RR2T250_2

 
 
 

この日は日曜日だったせいか、朝から多くのライダーが集まってました。

クロスパーク勝沼の佐野直人選手も小林選手と一緒に来てくれました。

ありがとうございま〜す!

あ、そうそう、大和市に開店したウブカタジャパンの産方さんも。

ウブカタ ジャパンさんからは、空冷の125(RR4T 125 2014年型、未発売)をお借りして

試乗も行いました。これは後日レポしま〜す。

 
 
 
 
 
 

RR2T250_2

 
 
 

こちらは佐野選手のRR2T 250です。今年このRR2T 250に乗り換えたそうです。

写真はリンクガードです。車高調整も可能。

仙台のストレンジモーターサイクル(和泉タク選手のショップ)で購入。

 
 
 
RR2T250_サイレンサー短

 
 
 
安心のリアローターガード。これも佐野選手のマシン。

以下すべて佐野選手のマシンから。
 
 
 

RR2T250_リンクガード

 
 
 

ワイドステップ。 コレすごくいいす! 車体が身体と一体化します。

 
 
 

RR2T250_サイレンサー短

 
 
 

佐野選手はノーマルのサイレンサーを40mmほどカット。

サイレンサーのショート化をしているにもかかわらず

エンジン出力が低回転域でややねばる性格でした。

コーナーでエンジン回転をさげてしまっても(汗)、立ち上がりで半クラは必用なかったです。

エンジンオイルにはヒロコー(広島高潤 http://www.kz-hiroko.com )を使っているとか。

 
 
 

RR2T250_2
小林マサヒト選手です。こうして見ると車高は高く見えますが、乗ると沈むので一般的な高さです。てか、やや低いほうかも。

 
 
 

Beta RR2T 250 2014のザックリスペック。

乾燥重量:104kg (F:50kg R:54kg)

始動:セル&キック

ミッション:6速

ガソリンタンク:9.5 L

リザーブ:1.6 L

シート高:930mm

サスF:マルゾッキ

サスR:ザックス

価格:¥1,0050,000/RR2T250 ¥1,092,000/RR2T300 (税込価格)

詳細はこちら(↓)

http://betamotor.jp/endulo2T/rr-2t.htm

 
 

まとめ:中級者の方にこそ、一度試乗していただきたいバイクです。

      ・コンパクトな車体に、軽い車重

      ・低い回転域からもやんわり出力されるパワー、まるで2stと4stの中間の3stみたい。

      ・なので3速固定で多くのシーンを走れるほど低速から出力され、また粘るエンジン。

      ・つまり、積極的にコントロールしやすいし、したくなるバイクです。

    速いバイクというより(たぶん速いんだと思います。トップライダーが結果出してますから)、

    「積極的にふりまわしたくなる」というか、「コントロールしたくなるバイク」でした。

    ナンバーが取得できるのもありがたいです。

 
 

ただ、試乗会の車両はノーマルの250かもしれません。。。

このインプレは小林マサヒト選手と佐野直人選手のRR2T 250で行っています。

この2台は出力特性がノーマルではありません、下にふっています。

また今日の2台はサスも好みに変更されています。

自分は、やや動く佐野選手のマシンの脚の方が、コブやコーナーで上手くあわせられたです。

 
 
 

ユータロー

 
 
 

ユータロー選手のタイヤ注目っす。