2019.06.24
G-NET R2 Mt.Monkey Scramble チーズナッツパーク / Part2

■G-NET 2019 Round2 Mt.Monkey Scramble チーズナッツパーク福島 5月26日
5月26日、福島チーズナッツパークで G-NET 2019 Round2 Mt.Monkey Scrambleが
開催されました。ここはそのレポートのPart2になります。
G-NETとはハードエンデューロの全日本シリーズ戦です。
Round1は奈良トライアルマウンテンで3月3日に開催されています。
今回がRound2。
コースは自然の地形を利用し、そのデザインは名前のとおり非常にハード。
そのセクションをクリアすることすら難しいというオフロードレースです。
今ラウンドも3時間のなかで1ラップもできなかったという選手が数多くいます。
そのなかでトップクラスのライダー達は周回を重ね、
勝った#1高橋ヒロシ選手は6ラップしています。最速ラップは25分。
多くのライダーが半分もクリアできない難セクションをこなしていきます。
取材の僕らも四つん這いになってもきびしい、そんなハードなコースです。
レポートPart1はこちらに↓
https://www.krazy-web.com/custom/g-net-r2-mt-monkey-scramble/

■早くも蝉の夏?
この日は5月の最終週の26日、梅雨直前の福島猪苗代、まるで初夏を思わせる一日…
というか初夏でした。
そうなんです、なんと、もう蝉が鳴いているではありませんか…
ん、蝉? いや、さすがにまだ早いような…
と思ったら、あの声はカエルなんだとか。みなさん、知ってました?
だって樹の上から聞こえてましたよね…。
当日朝、レースが始まる前にコースに入り、撮影ポイントを探していたとき
一緒にコースに入った方から聞いたんです。
ホントにびっくりしました!
てか、いまだに信じれてないんですけどね。

■わずかな失敗も許されないこの世の中…失敗し放題という幸せ
「失敗し放題良いですね。僕もまだまだ年間に500回位は転んでます(笑」
・・・和泉拓選手
「”失敗し放題という幸せ”
そうなんですよ。ロードだと朝一転倒でその日終了、ついでに財布とかバイクとか
身体とか
下手すると生活まで終了するのに
僕クロストレーナー買って2.5年、たぶん6~700回は転んでますが何も終了してません
ひたすら楽しい!」
・・・山本タケフミ
レポートPart1では、「失敗し放題の幸せ」と書かせていただいたんですが
それについて選手のみなさんから上記のようなコメントをいただきました。
あ、間違ってなかったんだなと。
他にも以下のようなコメントをいただきました。
ありがとうございます!
「素晴らしいレポート。
オートバイに乗り続けて20年以上経って転ぶ喜びを知りました。」
・・・根本茂
「失敗し放題という幸せも同感ですが、
数あるモータースポーツのなかでクラッシュシーンが
大抵のケースで笑える(大変失礼なのですが・・・)希少なスポーツだと思います。
それでいて、やってることがアメージング w
やめられない訳です。」
・・・#1高橋博/ロッシ
「こういう視点からのレポート、超面白い〜!!
みんなおいでよ、失敗し放題の世界へ!」
・・・#2山本アヤト
「転ぶときには一歩でも前へ〜♫
っていっぱい転んで笑いましょう(^з^)-☆
七転び八起き〜 ゴロンゴロン 笑」
・・・滑川勝之
■今一番の贅沢、それは失敗させてもらえること?
先にも書きましたが、このハードエンデューロは前に進むことすら難しい
というほどの難セクションがつづくオフロードレースです。
つまり、多くの選手がひたすら失敗しつづけます。
むしろ「成功は奇跡!」というくらい。
でも全員がその失敗を楽しんでいました。
ただ、誤解してほしくはないのが
転倒することにどの選手も慣れていますから怪我は非常に少ないということ。
路面は土ですから痛くもありません。
いえ痛いのは痛ですがプロテクターが守ってくれたり、
また転倒に慣れることで怪我にはつながりません。
常に守られていて、怪我をする自由すらないのが今の社会、
とくに学校はそんなかんじですね(知人の勤務する中学校や幼稚園を見てびっくりしました)。
怪我してはじめて何が本当に危ないのか、どこまでやると本当に危険なのか
また、直感としての身の危険を学ぶチャンスがない。
クレームが怖いから学校や園としては極力そこは避けたいのだそう。
この日、数多くの失敗を楽しむ選手の方々を見ていて、
こういうのが今最も贅沢な場所であり時間のかも、と感じました。
こんだけ失敗がゆるされることって、日常生活では無いですよね。
■日本のエンデューロのトップライダーが参加
G-NET R2には昨日紹介した選手以外にもこんな選手が参加されていました。
今年のISDE日本代表の渡辺マナブ選手、
エクストリームバイクからモタード、そしてビッグオフまで乗りこなす和泉選手や
近藤選手に栗田選手などなど・・・。
MFJの元での全日本ではないのですが、日本のトップライダーが参戦しています。

※渡辺選手は今回初参戦となったのですが、残念なことに序盤でマシントラブルとなりリタイヤしています。

■全日本エンデューロ選手権 G-NET 2019 Round2 Mt.Monkey Scramble を走った選手達。
このPart2では、昨日の上位6位以外の選手のみなさんを紹介します。
できるだけ多く紹介したいと思ったのですが
ほんの一部の選手となってしまいました…。
ではさっそく。

▲#63和泉タク選手。なにげにスルスルと登っていくので、なかなか絵にならない(汗。ハードエンデューロでは今2stがメジャーです。半数以上の選手が2stで、上位に限ればほぼ全員が2st。そのなかで4st350ccで参戦していた和泉選手でした。あ、ミニトレ300もいつかちゃんとインプレしたいと考えています。BETAクロストレイナー300に19+16インチホイールを履かせ、出力特性もわからかにセットし、アクセル&クラッチも徹底的に軽くした、というコンフォートマシンです。ほんとは購入し、どんどん使った上でレポートしたいんですけど


▲角度は表現しづらいので横から撮影することが多いんですが、それでもなかなか伝えられない。ここはもう立つのも難しい角度です。



▲現代の多くの遊び、なかでもお金を支払って体験する遊び・特にアトラクションというのは、ドキドキしたりびっくりはしますが、ほぼ何も起きません。無事におわります。でもここでは無事に終わるほうがめずらしい。それがスポーツの魅力なのかもしれません。

▲ここもコース。ちょっとわかりにくいんですが、かなりの角度のあるキャンバーを走行。ちょっと気を許すとズルズルと谷に落ちていきます。僕も落ちました、歩いてて。

▲4stがメジャーだった頃、2ストローク小排気量と言えばこの近藤ユースケ選手でした。が、なんと今は4ストローク。

▲そして今2ストローク小排気量と言えばこの鈴木ケンジ選手。ライディング写真からは想像できないくらい身体は小柄です。






▲珍しくヒルクライム途中でマシンを止めた#1ロッシ(高橋ヒロシ)選手。あわてず先のラインを注意深く探す。




▲エンジン音はするのですが、なぜか逃げない小鳥…「そこのラインじゃないのになぁ」とか観戦してるんでしょうか。


▲ハードエンデューロは観戦向きのモータースポーツと思っています。まだまだ観戦のお客様はすごく少ないけど、いつか多くの観戦者がいる、というスポーツになったらいいなと思っています。その魅力ですが、まず間近から観戦できるコト。声をかけて話ができるくらい近くで観ることができます。全体にスピードが低いので、ひとりの選手をしっかり観れます。山のなかにコースを作ることが多いのですが、歩いているだけでも気持ちいいです。晴れても雨でもかなり気持ちいい。一方、難しい点は、選手を知っていたほうが観てて面白いこと(詳しい選手紹介のあるプログラムがあれば問題ないと思います。KRAZyも協力します)。コースの全長は非常に長いため、どこかに座っての観戦ができません。つまりコースの造られたその山などに入っていく必要があります。これができない、楽しめないと難しい(でも、ピクニックって流行ってますよね。やってみると本当に気持ちいいし、楽しいですよ)。






▲数多くの失敗があるから成功が最高に気持ちいいのかも。フロントをわずかにうかせ、リヤタイヤにしっかりトラクションを与え急角度のヒルクライムを駆け上がる。あと10メートルで頂点。


「全日本ハードエンデューロ選手権「G-NET」ではオリジナルグッズを販売チュー!ちょっとHP覗いてみませんか。あ、レースもぜひ観に来てください」と#2山本アヤト選手に言わせてみたりして・・・前半は言ってません、KRAZyが勝手に言わせました(汗汗。G-NETだって続いていくためには利益も出ないとねー♬
↓ ↓ ↓ ↓
http://www.g-net.hardenduro.jp

<今日のコーヒーブレイク>
広告企画や商品開発の仕事で、イベントや大規模遊戯施設を担当したことがあります。
イベントや遊戯施設ではお子どさんや若い方々が多いです。
どうしても怪我などのリスクが高くなります。
しかし、その処置方法があるんです。
それはお客様を自由に行動させないこと…(苦笑。
座ったままで楽しいことを体験できる、というのが理想です。
できるだけ座らせておくか、動かないようにするんですよ。
ですよね、でしょ、あの多くはそうなっていますよね…?
しかし、このレースというスポーツはその真逆です。
なかでもハードエンデューロは真逆のなかの真逆です。
いつ大怪我してもおかしくないわけですから。
そういう意味ではこういうレースを主催する方々に感謝です。
大きなリスクを背負ってやっている、と考えたらもっといいことがあってもいいよなぁ。
せめて儲かるとか…。
リスクを背負って開催しなおかつ赤字、なんてどこか間違ってるような気がするンですよね。
あ、なにか不都合があったらクレームやモンクじゃなく意見を言えばいいそうです。
モンクは子どもにのみに許された行為、大人は意見。
イタリアの古いことわざにあるそうです。
クレームやモンクは結局、僕らの自由を奪うことになり
気がつかないうちに座らせられ安全ベルトで動かないようにされ、
与えられるだけの人生になっちゃうかも。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。
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