2021.07.15
毎月15の日はKRAZyについて/「表現を活用できないか」

■毎月15の日はKRAZyについて/「表現を活用できないか」-15.May.2021-
こんにちはコンドーです。
KRAZyはバイクなどのアクティブライディングスポーツの普及が活動目的です。
ですがこのKRAZyはメディアを通じて活動しているので「表現物」という面も持っています。
自分はその「表現」を作ることを本業にしています。企業や個人依頼者からいただいた問題点・課題を、表現などアイディアで解決するのが本業です。
一般に広告屋と言われています。
広告屋はその「表現」を商品やビジネスの中で活用する職業です。表に出てくることはあまりない裏方の仕事です。
※有名な方もいますが、表に出てこない方の方が圧倒的に多いです。デザイナーのOさんは世界一とも言われたこともあるのですが、あまり表には出てきません。本人が表に出ちゃうとやりにくいという側面もあるのかも。作った表現が世に出ていくことは必要ですが、本人の顔も名前も有名じゃないほうがいい。生活ぶりや容姿、些細なことを突っ込まれる可能性もあるし。そういう危険性を回避する意味でも多くの方々が表に出てきません。名前すら知られてないけど、とても世の中の役に立っている方が大勢います。
■表現とは何?
この「表現」は「説明」とは違います。この違いを解説すのは難しいですが、大きく違います。人のココロを動かすのが「表現」で、かっこいいなぁとか、かわいいなぁとか、おいしそうだなぁとかの感情をひき起こすものです。
「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」
は俳句ですが、これは「表現」です。その情景が浮かび、ナニかココロが動きます。
その、蝉が鳴いている様子を
「蝉がうるさいほどに鳴いています」や
「蝉の声がうるさく、岩にその声が染み込んでいくほど。そのような状況になると、まるで音がない世界にいるようだ」
という文章は「説明」です。
■実験しています
KRAZyではその表現においてしばしば実験をしています。すいません。
「機能などのスペックや利便性に頼らず、ただ好きになってもらうことで商品を売ることはできないか?」などです….。
・・・・わかりにくいですね、すいません。実は多くの成功している商品やメーカーはこの手法をとっています。主に海外ですが。トヨタも近年この手法を取り入れ、その作業の真っ只中という状況です。

■機能やスペックに頼らない価値は強い。
一般に多くの日本の商品は、機能におけるスペック(数字)で価値を作り売っていきます。
「1度で2度美味しい」グリコキャラメル・・・お得なキャラメルということですよね(笑。
「燃費は〇〇、前後にカメラ搭載、なのに□□□□円!」・・・これもよくあります、お得と言っています。
「アルミフレーム採用!45ps 国内最高パワー」・・・これは最もわかりやすい。
「売り上げ日本一」・・・これもある意味、最も売れたという数字に頼っています。
機能におけるスペック(数字)で売るというのは良い製品を作って販売しているので正義のようです。が、違う見方をすると大きな欠点もあります。技術開発による大量消費と、必要以上の性能を与えてしまう点です。必要ではない性能で、売るためだけに存在する性能です。時には性能バブルを引き起こします。
スペックだけで戦うという方法はそこ差があるときは効果はあります。が、いつかライバルは追いついてきます。そうするとその性能に差が無くなるので、他の点で争うことになります。それが価格競争です。
ではどうしたらいいんでしょうか。
・・・ちなみに、これが「ブランド」という考えが普及していくきっかけにもなっているようです。
※「ブランド」を日本語に訳すと「信頼」が最も近い意味だと思います。ブランドって意味がわかりにくいと思うんですが、信頼とと耐えるとわかりやすくなると思います。自分は会社員時代からあまり一般的ではない時代から上司にしつこく言われ、やっていました…理解し実践できるようになるのに10年くらいかかりました(汗。
■好きになってもらう
これが最も強い商品価値です。好かれてしまえば性能もスペックもあまり重要ではなくなります※。同じ性能を持ったライバルが登場しても、負けることはありません。これが日本のエナジードリンクがレッブーやモンエネに勝てない理由のひとつです。
これは人に例えるとわかりやすいです。
好きになっっちゃうと、その人がどうであれ関係なくなってしまいます。
が、スペックで選ばれた場合は(年収が1億とか、美しいとか)それを超えるスペックを持った人が現れると、鞍替えする可能性があります。
※機能価値が全く必要ないことはあまりないのですが、半分でいい、20%でいい、という場合はあります。最もわかりやすい例はファッションブランドです。ファッションでもアウトドアファッションは既存のファッションに比べ性能スペックが重要になるので、やや機能価値の存在が高いようです。

■KRAZyのアパレルは、デザインと、好きになってもらうことが性能。
なので、性能や機能、つまりスペックのあるものはあえて作らないようにしています・・・。常識とは全く逆のように感じると思いますが、これの方が強い商品になれるンです。ホントなんです、なかなか信用してもらえないけど。
自分はデザイナー出身です。ココロを動かすことが仕事です。乗り物のようにモノを運ぶことはできませんが、ココロを動かすことは多少できます。
ココロを動かす、つまり、「なんだかかっこいい」とか「カワイイ」とかのココロの中に何かを生み出す作業。アパレルやグッズを作り始めたころ、「どーせなら、そのチカラを信じてみよう!てか、それだけで戦ってみよう!」と考えました。難しい方がやりがいもあるし。
アパレルはイメージに左右されます。ココロのありように左右されます。デザイン以外にもココロを動かす方法はあります。
王道の一つは「人の魅力」を活用することです。例えばアスリートのチカラです。
他にも考えられます。人気のアイコン(アイドル)を作ることです。これはなかなか難しいです・・・本人の力や、やる気も必要ですから。
これがうまくいくなら、アパレルと同じようにバイクもこの方法が可能ということになります。
※実際クルマ業界は今この方法で販売しています。
だって、バイクは素晴らしい機能をそもそも持っていますよね。それ以外にもイメージやなんだか好きになっちゃうという魅力があれば鬼に金棒です。必要以上の性能を搭載する必要はなくなります。ずっと同じ性能のまま販売できると製造コストは非常に安くなります。コカ・コーラがその代表例です。
モノゴトが流行る時には、憧れの対象となるスターが必要です。製品だけではなかなか新しい文化は普及しません。
■KRAZAyは実験を忘れず、進化し続けるよう努力します
アパレルやグッズ制作の裏目的は実はこれです。他にもいくつかの目的があるんだけど、それはまたいつか。
KRAZyはこれからもちょっとづつだけど変化・進化していきま〜す。変えるのはなかなか怖いし、メンドーだけど変わります♫
読者の皆さんの顔色をうかがう事はあまりしません、すいません(汗。だってそのやり方は、お客様の後ろを歩いていて好みを伺っているようで、KRAZyが人なら、なんか魅力的ではないなぁと。
むしろ、「こんなのはどうですか?」って信じたことをやってみて、その中のひとつでも気にしてもらえたらいいな、というやり方で進みます。でも、わがままになったり(多少は許して 汗)、傲慢にはならない(これも多少は許して 苦笑)ようにします。

MonsterEnergyは情緒価値を作ることに成功しました。多くの方々が自分のものにステッカーを貼ってくれます。「好き」だからですよね。おいしいとか、元気が出る以上に、好きだから。
■ちなみに・・・機能価値と情緒価値
モノゴトにが大きく2つの価値があるそうです・・・物性的価値(機能価値)と、イメージ価値(情緒価値/エモーショナル価値)です。
この2つの比率は商品によって違うし、ジャンルによっても違いがあるそうです。
ファッションの場合は物性的価値(機能価値)はわずか。5%とか10%とか。
イメージ価値(情緒価値/エモーショナル価値)がそのほとんどを占めています。
薬はどうでしょうか。
たぶん物性的価値(機能価値)がほとんどだと想像します。イメージ価値(情緒価値/エモーショナル価値)の持つ比率は少ない。ファイザーがいいのか、どれがいいのか?ということです。
■脳は曖昧。そしてプロは必要
ヒトは脳で何かを判断します。が、その脳は思った以上に感覚的なんだそうです。論理的ではないんだって・・・。なんかわかるような(笑。
モノを選ぶときや好きになる時も、さほど論理的で選んでいるわけではなく、かなりイメージに左右されていると言われています。
論理的ではないことは体験からも感じますよね。そーなんです、実はココロが何かを決めているらしい。つまり「感情(エモーション)」ってヤツです。モノの機能的な性能や、スペック的数字だけじゃない。ましてや便利性でもない。
事実強いブランド(信頼)を持つメーカーや商品の共通点は「利便性はあまり持っていない。スペックでも勝負しない」です。とにかく特定のイメージを持ち「好きになってもらう」。トヨタさんは今それを行っています。



プロ選手が存在することは重要だと思っています。そのスポーツ全体の憧れを作るからです。特にこどもはその選手への憧れからそのスポーツに興味を持つことが多く、未来をになっていきます。
選手はイメージ、つまり脳が大きく影響を受ける情緒価値を作りだします。その選手を観る・応援するという意味でレースを観にに行く、これも二輪界に関係することになるし、おばあちゃんも3歳の少年も参加できます。バイクに乗らなくとも、二輪界に関係してもらうことも可能にしてくれます。
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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
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