2013.10.25
KRAZyの企画発行は KRAZy DESIGN
KRAZyは、KRAZy DESIGN(旧KONDO design)で企画し発行しています。
制作は、GLOVE graphic、篠原成好、佐藤敏光、安田みゆき、マエダハジメ、オニキカイ、クニオカキイチ、オオシマ、Kenny、Motorada、そしてKRAZyCrewとKRAZyFamily 他
KRAZy design / 近藤正之 コンドウマサユキ
1986
博報堂入社 デザイナーとして第2制作室に配属。
1990
Panasonic 大型テレビ『画王』キャンペーン。
この画王は累積100万台のヒット商品となりました。このヒットをきっかけに、他のメーカーも「帝王」などの名前にするなど大きなブームとなりました。今も「ラ王」「バイク王」など、このネーミングと同じ手法を使うものがあります。
「画王」とは子どもが口に出したくなる音「がおー!」を意識しつつ、「〜の王」という意味も込めています。合法的に「これがナンバー1ですよ」と伝えるためのアイディアでした。
とは言うものの実は、「王様を主人公にしよう! だって破天荒なストーリーにできるし、まだ華やかで大馬鹿なビジュアルも許される。美しい画面、豪華なイメージ、そして強いデビュー感も表現できるし、タレントさんも使わずにできるし(タレントを使うのはダサイ、てかクリエイターの能力が低い。という思いが現場クリエイターにはあるんです)」というアイディアの方が先だったんだけど。あまり知られてないですけど。
画質がいい→絵がきれい→華やかなビジュアル→王様の生活 と連想したんですよね。それに王様って、なにをやっても許される。宇宙に行くのもアリだし、リビングに華やかな動物がいるのもアリ。なのでいくらでもストーリーが考えられます。また、王様というキャラクターがとても強い。タレントの持つ記号性よりぜんぜん強い。子どもでもキオクできるし、店頭でも遠くからでも認識できます。全国各地の電気屋さんの店頭に王様の等身大のタテ看板が広告になる。そういう意味で王様をテレビのキャラクターにしようと考えました。てかこの企画を採用してくれた松下電器宣伝部のPanasonic担当高田部長はすごかったなぁ。F先輩のふたりと深夜までうだうだと雑談しながら考えた企画でした。
1991
小室哲哉&TMネットワーク 新イメージ作成プロジェクト。TMネットワーク全国ツアーのステージデザインと、そのツアー用のオリジナルピアノデザインを担当。このピアノはヤマハ楽器に今も保存されています。
1992
Suntory Beer 『毎日おいしい生吟醸〜♪』キャンペ−ン
1993
ツーカーホン関西『ハリソン君』キャンペーン。ハリソン・フォード氏を起用し、『関西に転勤してきて、ケータイデンワとともに頑張る「ハリソン君」というサラリーマン』を演じてもらいました。撮影は関西の街のなかでゲリラ的に行い、ラジオや週間誌なども使って注目をあつめる。ハリソン・フォード氏が関西の街中で撮影したという期待のなか、CMやポスター新聞を出稿し再び話題に。
その次の年にはジャネット ジャクソンを起用し、ふたたび注目を集めました。
▲ポスター / シリーズ1・・・ターゲットはケータイを仕事で使う方々。なのでサラリーマンの日常を描きました。その日常って良く見るとかなり風変わりです、世界から見ると。と考え、ハリソン・フォードさんにその日本のサラリーマンの日常を普通に演じてもらいました。駅の売店で牛乳とパンの朝食、混んだ電車でも仕事、接待ゴルフ、ママちゃりに乗って営業、などなどを演じてもらいました。撮影は実際の街のなかで行なっています。
ポスター / シリーズ2
▲新年の新聞広告 父ハリソンと家族篇
西武百貨店 ロフト
▲ポスター/交通広告
1996
『TOYOTA CARIB』、『TOYOTA Nadia』他キャンペーン
1998
Team CABIN Honda
CABIN レーシングチーム『チーム キャビン ホンダ』のイメージアップ広告。
1998〜2012
JT 日本たばこ『CABIN』シリーズ
ブランドの構築と育成のための広告。
2000
ハウス食品『六甲のおいしい水』キャンペーン
サントリー 『V.S.O.P アメリカン』、『V.S.O.P 赤ワイン樽仕上げ』、『V.S.O.P 土曜はオウチでブランデー♬』 キャンペーン
▲『V.S.O.P 赤ワイン樽仕上げ』新聞広告
2001
日興アセットマネジメント『始めよう投資信託』新聞シリーズ広告
2002
ミツカン納豆『金のつぶ』シリーズ
「金のつぶ食べよう〜♪」の歌とともにCMで有名に。パッケージデザイン、商品企画も担当。
納豆「金のつぶ」はいろいろな機能のある食品でした。が、機能性食品というイメージが強くなると、納豆の最大の価値である日本古来の身体にいい発酵食品というイメージを壊してしまいます…なのでパッケージはできるだけ日本古来のイメージを持つようにデザインしていました。おかげさまでヒット商品となりました。
2005
都市型モータースポーツイベント『マルチプレックス』 PR及び DVD製作。
DVDはアバンギャルドなオープニング映像が話題に。
2006
博報堂を退社、独立。KONDO designを設立。
MOTO1をプロモーションするMOTO1フリーペーパーを発行。
2007
KRAZy発行
三宅島イベント「WE RIDE」 ネーミング及びロゴデザイン、大会コンセプト文も担当させていただきました。
数年後、再び担当。プログラムや記念Tシャツも制作。
2008
アサヒスーパードライ『MLB 松井&松坂』 キャンペーン。
レッドソックスに入団した松坂とヤンキース松井を使い、スーパードライのイメージの若返りを図る。
▲ポスター コレ、実は新聞の60段(見開き2ページ)で提案したんです。けどかなわず、駅の大型ポスターに。
2009 ~ 2012
ソフトドリンクの商品企画など、飲料の企画開発。
アプリリア Japan、日本生命 他
2010
KRAZy Web Magazine スタート
2012
19歳はリフト無料。SNOW19
ゲレンデに若者を呼び込む施策。全国各地のスキー場で実施。2013年のこの冬はお客様がゲレンデに戻ってきました。
スポーツランドSUGO、SUNTORY 他
2013
フリーマガジンKRAZyを再発行。欧州でもKRAZyマガジンが評価され賞をいただきました。
2014〜2022
Monster Energy Japan、TOYOTA、WE RIDE Miyakejima、JT日本たばこ、Sportsland SUGO、D.I.D、TKKY、ウエストポイント・オフロードヴィレッジ、DAYTONA、桶川スポーツランド、YAMATO COATING、CROSS MISSION、MyRoom仙台、ハヤサカサイクル、松下電工、KIRIN、アトム、Husqvarna Japan、靖和会、ダイリキ、FR Corse、Mario Art Scool、SUGO学園他
▲モンスターエナジー
▲モンスターエナジー駅ジャック
▲モンスターエナジー駅ジャック
▲Do you need an emotion? SUGO!ロゴ
▲JT日本たばこ Seven Stars
KONDO designが得意とするのは、
クルマから家電、そして化粧品からビールまで、男女年齢を問わず多様な商品の広告企画と制作をやっています。とにきは商品企画やパッケージデザイン、またステージや楽器のデザインもさせていただきました。得意な表現は「誰でも理解でき共感できる表現」ではないかと思っています。一部のターゲットに向かった尖った表現より(ファッション広告とか)、幅広いターゲットに送る表現が得意なのかな、と自分では思っています。
過去そして現在担当のクライアント
サントリー、サッポロビール、アサヒビール、カナダドライ、日本コカコーラ、ANA、TOYOTA、Panasonic、National、日立、日本生命、Canon、DDI、関西TU-KA、DOCOMO、ミツカン、ハウス食品、NISSIN、としまえん、ISETAN、Loft、クリニーク、リクルート、JT日本たばこ、東京ガス、GUNZE、東レ、ヤマハ楽器、小室哲哉、TMネットワーク、日興アセットマネジメント、Red Bull Japan、Monster Energy Japan、スポーツランドSUGO、ヤマハ発動機販売、BMW Motorrad Japan、KTM japan、アプリリアJapan、アルファ・ロメオ ジャパン、D.I.D、DAYTONA、東京都三宅島、ウェストポイント オフロードヴィレッジ、TKKY、桶川スポーツランド、YAMATO COATING、CROSS MISSION、MyRoom仙台、ハヤサカサイクル、松下電工、KIRIN、アトム、Husqvarna Japan、靖和会、ダイリキ、FR Corse、Mario Art Scool、SUGO学園他。