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2013.06.05

Red Bull X-Fighters OSAKA / Part2


 
 
フリースタイル・モトクロス(FMX)の世界大会Red Bull X-Fighters World Tour Rd.4がこの土曜日の6月1日、

大阪城公園西の丸庭園にて開催されました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

今回の大坂開催はアジア初開催です。

その大坂城を望むスタンドはラッキーな11,000人の観客で埋め尽くされました。

チケットはプレミアとなり、最終的には¥70000という価格がついたという話も。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
このX-Fightersの日本開催はサトウエイゴの夢でした。夢というか実現されるべき目標でした。

サトウエイゴと言えば、X-Fightersのなかでただひとりの日本人ライダーであり、

MX-VIRUSのメンバーであり日本のFMXカルチャーを創りひっぱったひとりです。

東野タカがここにいるのも、エイゴがいたからと言ってもいいと思います。
 
 
写真はエイゴの顔の入った大きな垂れ幕がスタンドで広げられた瞬間。

これはRed Bullからのプレゼントで、このスタンドのお客様の協力をもらって広げられました。。。(涙。

自分はこのスタンド下方にいたので直接は見ることができなかったけど、

この幕を広げることに協力した(参加した)お客さんの盛り上がりはすごかったです。

ラッキーでしたよね、このスタンドのみなさんは。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

そんなX-Fighters決勝は、金曜日の予選を勝ち残った8人が戦いました。

予選を勝ち抜いた最初の12人のなかにはダイス(鈴木大助)も入っています。ドバイに続き2大会連続です。

ダイスはRd.1のメキシコも参加予定だったけど、エイゴのことがあってキャンセルしています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

ダイスは、BBアキラとともにエイゴと日本のFMXを引っ張ってきたライダーです。

以前、鮫川の森さんのMXパークでの取材したときのさらりと言った熱い言葉は忘れません。

そう、エイゴのあのときもダイスは一緒だったと聞いています。

 

この開催は、そういう今までのいろいろがあった上での実現でした。

そういう意味では「誰が勝つのか?」ということ以上に、この瞬間が夢のようだったというファンの方々も多かったと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
8人のなかでキレたライディングを見せたのは、

パジェスとシャーウッド、そしてタカ(東野)のように見えました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
タカはなかでも凄かった。

誰がみてもパワフルで勢いがありアクションも大きく見えました。

身体はひとまわり小さいのですが(185cmくらいのパジェスと比べたら15cmくらい違います)、誰よりも大きく見えます。

パフォーマンスが身体からはじき出すような感じ、、、

「このランが最後、思い切り飛ぶんだ。自分にとって最高の時間にする!」というように見えました。

タカはあまりエイゴのことは語りませんが、パジェス*以上にエイゴは彼の中にいるだろうし

意味の大きなX-Fightersだったはずです

(タカはモンスターエナジーのライダー、つまりライバルブランドのイベントへの参加です。またこの大坂は彼の地元です)
 
 
 
 
(※)トム パジェス(Thomas Pages)はフランス国籍ですが、X-Fightersのなかでは特にエイゴを兄のように慕っていました。

トムがなにもかも上手く行かくなったとき、エイゴに助言をもらったことで立ち直ったと言われています。

今回もウェアにエイゴの顔と名前をプリントし、

またエイゴの名前の入った日本の国旗を腰につけたままでランしています。

エイゴはX-Fightersのライダーのなかでは最も歳上で、兄のような存在だったようです。

(そう、実はエイゴはこの大坂大会を実現したなら、これを最後に引退することを考えていました。。。)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
決勝は、2人づつがひと組になりバトル形式で戦います。

準々決勝、準決勝、と戦い最後に残ったのは、そのトム パジェスと東野タカでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

↑)写真はダイス。金曜日の日本人予選を勝ち抜き本予選を戦いました。結果は10位。おしいです〜。
 
 
 
東野タカ vs トム パジェス、これは最高の組み合わせです。

2人とも「エイゴ」なんです。

エイゴなくしてはここにいない2人なんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

これはトム パジェス。トムはこのあと徹夜で香川のサヌキライダーズミーティングに向かいます。生前のエイゴからのお願いのために。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
いちいち演出されています、盛り上げるのが上手いんですよ。   とーぜんだけど。
 

この写真は準決勝かな。

ランのあと、戦った2人のライダーはお客様から見えるところに上がり、ジャッジの結果を待つ。

5つの項目があって、その中で3つをとれば勝ちとなるわけです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

興味深いのは“スタイル”という項目。そのライダーらしいかどうか、という項目です。

難易度だけじゃなくすることで危険度を上げない工夫でもあると思うけど

それだけじゃなく、個性ということを大切にしているんだと思います。

これはFMX全体の特徴でもあるんです。

個性はラン以外にの見た目でもそういうのはあります。

エイゴの場合ならMXウェアは着ません。一般的なファッションをすることが多い。X-Fighters以外でも同じです。

X-FightersではハーフパンツにロンTeeです。日本をイメージした赤とシロの組み合わせが多かったように思います。

見ている側も誰なのかがわかりやすくていいですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
決勝のランが終わった後のタカとトム パジェス。

ベストを尽くしたランを讃え合います。

戦ってはいますが、それはケンカや戦争ではなく、スポーツです。

そこで大切なのは戦った相手への尊敬なのかな、なんかかっこいいすよね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
エイゴをリスペクトする二人はエイゴの名前の入った国旗を手に、ジャッジを待ちます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
わずかのポイント差でしたが、タカが勝利。

X-Fightersで初の日本人の勝利です。

 
 

今まではエイゴの2位が最高でした。それを乗り越えた瞬間です。

タカはX-GAMESでも勝っています。今間違いなく世界最高のFMXライダーです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
2位はトム パジェエス/仏(左)

3位はアダム ジョーンズ/米(右)。

 

自分はいつも思うのは、2位3位の2人の、勝った人を讃え合う様に感動します。

このときのアダム ジョーンズも、トム パジェスもすばらしかった。。。

スポーツは戦いだけど、その本質は相手を認めることなんだなぁ、なんて思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
他にもいっぱい書きたいことがあるけど、どう書いていいのかわかりません、

サヌキで行われたイベントも含めて。

 
 

7年前、森さんのところでのエイゴやダイスやBBアキラとの話、聞いていたひとがいたなら不可能かもと感じた話、

それが実現した一日でした。

そしてこれはFMXだけじゃなく、ゴローさんとの10年分の会話、この日の吉川選手との話、タク選手との話、

そしてエルヅベルグでのタイチの活躍や、太田ファミリーや最近のタイスケや蓮選手の思い、

みんなみんなこの10年分のすべてが、ひとつの答えになって現れたような一日でもありました。

 
 

誰かがやってくれる、誰かがやってくれないのはおかしい、じゃなく、自ら行動しここまでやってきた日本のFMX関係者を尊敬します。

てか、尊敬だけじゃなく行動しなきゃね。

結果を求めず、とにかく信じた方向に歩いていこうかなと思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タイスケ、大丈夫?  てか、死ななきゃ、たいていは大丈夫だから。
 
 
 

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