2019.02.07
RX-03 Spec R の Front120と R150がいよいよ発売!

■IRC RX-03 Spec R の Front120とR150がいよいよ発売!レースでもスリックに勝利
筑波TTやモタードレースで人気のタイヤRX-01 Spec Rの後継となる、
RX-03 SpecRの Front120と Rear150がついに発売となりました。
他のサイズは発売されていたのですが、
このサイズのみ発売が遅れていました。
テストも兼ねて、昨年の年末台湾で行なわれたスーパーモト選手権で
#300高山ナオト選手が使用。
なんとスリックタイヤを相手に勝利しました。
このレースには日本からも参戦があり、
またアジア選手権に参戦する台湾地元のトップライダーも参戦しており
水準の高いレースです。ダートセクションは日本よりハード、
ハイスピードコーナー(100キロを超えるコーナー)は無いのですが
スーパーモトにはうってつけのコースです。

▲テスト中の#300高山ナオト選手。マシンはKX250F、コースは桶川スポーツランドです。Photo:N.Shinohara
「当初より開発に携わらせていただきました今回新発売となる
RX-03 specR F120 R150は、
公道走行はもとよりモタードサーキット走行まで
幅広く対応出来る新型マルチタイヤです!
現在では僕自身モタード車両『CRF450R』に装着し
サーキット走行に使用しておりますが、
グリップ性能、耐久性と申し分ありません。
サイドのコンパウンドをソフトに変更しており、
コーナリングの安定性を高め、
安全と扱いやすさを追求したライダーにとって
必須アイテムとなることでしょう。
生まれ変わったRX03Rを、是非お試しください!」
このSpecRの120と150の開発の一部を担った
スパーモトライダーの#300高山直人からいただいたコメントです。

▲台湾での#300高山選手。2018年は台湾やアジア選手権に参戦。アジアにも多くのファンがいる。日本と台湾でモタフレンズレッスンなどのスクールや走行会を開催しています。
レースで使っての感想は
「スライド時のマシンコントロール性が高く
スライドしながらマシンをクリップポイントに向かわせることが容易。
これが難しいと直線的にただ流れるだけになりタイムロスになる。
このコントロール性はタイムアップに繋がります。
とても実践的な性能」
とも#300高山選手はこたえています。

▲#300高山直人選手.日本のスーパーモトスポーツを築き上げてきたひとり。全日本スーパーモト選手権(MOTO1)の排気量無制限クラスで、あえて300ccで戦いチャンピオンを獲得。300はそのときのゼッケン。その前は一般公道用のWR250Xでmoto2クラス(全日本250ccクラス)に参戦。レーサーマシン達と互角の戦いをみせ話題に。常に新しいことに挑戦しつづけています。
スリックタイヤを含めハイグリップタイヤは
温度管理の厳しいのが特徴です。
タイヤがその指定された温度になっていないと
その性能が発揮されません。
サーキット走行を主眼に置いており
公道での使用、たとえば四季による温度変化や
雨のことはあまり考慮されていません・・・。
冬期は関東でも走っても走っても暖まらず
てゆーか、むしろアスファルトの温度が低いため、
その冷たさによって全く暖まらないこともしばしば。
雨も同じです。
またモタードの場合、DR-Z400であっても車両は軽く
パワーはそれほどではありません。
負荷があまりかからないため、タイヤ温度もあがりにくいのです。
つまり、しばしばハイグリップではなくなっていて、
あぶないわけです。
とくにモタード車や、
車重が軽くエキセントリックなパワーを持たない車両はとくに。

このRX03 Spec Rは RX-01 Spec Rに比べ、よりグリップ性能の高い
タイヤに進化しました。HPはこちら↓
http://www.irc-tire.com/ja/mc/products/onroad/rx-03_specR/
公道での使用においては「性能の発揮できる温度の幅が広い」というのも
重要なファクターだと思います。
この03 Spec Rは一般公道でも暖まりやすい(グリップ性能を発揮するまで時間がかからない)ように感じます。
レースではタイヤを暖めるウォーマーを使っていますよね。
パドックであのタイヤに巻いているアレがタイヤウォーマーです。
ハイグリップタイヤはそのタイヤの温度が重要で
暖まっていなければ全くグリップしないため、暖めています。
あ、実はKRAZyでもこのRX-03 Spec Rを使っています。今は2セット目。
BETAの4st125ccモタード+体重60キロなので、負荷は軽いです。
いわば「モタード用のタイヤ」ということで使ってみています。
主に公道での使用、たまに峠、同じくらいの頻度でサーキット走行、という使用内容です。
個人的には(サーキットでの感想ですが)、
●冬期でも暖まりやすい
●グリップ感が掴みやすい(破綻する際、唐突に破綻・滑るのではなく
事前からその情報が届くので対応しやすい。
これは、うまく暖まったスリックタイヤにも似ています)
と感じます。
●車両も軽く自分の体重も60キロ程度で、また車両もハイパワーではないためか
持ちもいいです。4000-5000キロくらいは充分持ちます。
価格が安いのもいいです!躊躇せずに(←これ重要)新しいタイヤに交換できます。
どんなすごい性能があってもタイヤがダメなら無意味ですし。
※オープン価格だけど、前後で25000円くらいかな。
一方、困るのはビートが硬く、タイヤ交換がなかなか大変なこと・・・(汗
でもこれは慣れなんでしょうね。
エンデユーロやハードエンデューロ系のみなさんは
IRCのタイヤをサクサク交換しますから。
※エンデューロやハードエンデューロではIRCタイヤは非常に人気です。とくにハードエンデューロは強いです。全日本ハードエンデューロ選手権のチャンピオンを含め、多くのトップライダーがIRCを使っています。

スリックでの走行タイムとこのRX-03SpecRとのタイムの比較も面白いかも、と考えています。天候や気温、路面温度などいろいろと条件があって単純比較は意味がないんだけど、話題としては面白いですよね。KRAZyの母体であるKONDO designでは商品開発もたびたび行ないます。そこで感じるのは「高価なものが高性能とはかぎらない」ってこと。商品の性能ってその多くが噂なんですよね・・・本当の性能じゃなく。本当の性能って実は僕ら一般人には感じにくいことが多い。だからイメージや価格がその性能を左右することが多い・・・つまりイメージは性能に繋がるわけです。ということから「ブランドが大切」と企業が考えるようになったワケです。世の中複雑です。「すばらしい性能なんだけど高価なんだよなぁ、これで安かったらなぁ」という声をしばしば耳にするんですが、実際に価格を下げると、性能が低いイメージ(ランクの低い商品)を生み出すことがあります・・・。実に難しいです。
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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
広告企画と制作が主な仕事。時には商品企画なども。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラなどを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
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