2018.09.18
RZ250からNSR250SP

■RZ250からNSR250SP/マーケットの開拓と消費
1980年、話題となっていたRZ250が発表されます。
2ストローク250cc、サイレンサーはそれまでの筒状ではなくチャンバー型に。ハンドルバーも狭く低い。ステップはバックステップとなりました。
とにかくすごかったのはワリキリのよさと、そのエンジン。5500回からのパワーバンドに入ってからの出力はまるでモトクロスマシンのような出力特性でした。5500転以下も走るのですが、ただ回っているだけ、しかし2000回転しかないパワーバンドのなかではイキイキと走ります。
当時RD250を友人が乗っていたので、2スト250は慣れていたのですが、別の世界をRZ250は見せてくれました。
RZ250はそれまでになかった新しいバイクのジャンルを創り、新しいバイクの楽しみ方を創り出しました。マーケティング的にいうなら新しいマーケットを創り出したということになります。
その2st250ccという文化(というかジャンル)は、各メーカーからの新しい商品の投入により活性化していきます。違う角度からみると、どんどん高性能なバイク(というかレースでも勝てるバイク)が販売されたとも言えるのかなと思います。※
※RZ250の次のRZ250Rは、RZ250のエキセントリックさを抑え、逆にしっとりしたシャーシになるのが面白かった。別な意味での高性能化した」ようです。

これは最終的にはNSR250SPというほぼレーサーマシンに近い商品を生み出し、そこで終わりを告げます・・・。個人的には2st250ccという文化やジャンルを消費してしまったように感じていました。もったいないことをしたように感じました。
しかしその後の規制もあって、日本の公道用車両では2stはもう製造されていません。つまりこの事態とは別に、消えてなくなる運命にあったのかもしれません。
高性能化(レースでも勝てる速い車両)という需要は、ときにそのマーケットそのものも消費してしまうことがあります。
ある程度は売れないとその文化もジャンルも活性化しないんだけど、売れすぎておかしな方向に行ってしまいその商品が先鋭化され、結局マーケットを小さくすることがあります。
ほんとにむずかしいですね。
すいません、どうでもいい話でした。
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
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