2015.11.30
SUGO 2DAYS ENDURO / JEC R5 - 6 全日本エンデユーロ 最終戦 Part2

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SUGO 2DAYS ED / JEC 全日本エンデユーロ2015 第5戦 6戦
オンタイム制が標準となった日本のエンデューロスポーツ。
その全日本選手権のRound5、Round6がスポーツランドSUGOで開催されました。
「SUGO 2デイズ エンデューロ」とよばれる2日間にわたるレースです。
自然の地形のなかに1周約25キロ強のコースが用意され、そこを1日5〜3周するレースです。

落ち葉の絨毯。観戦などの歩くボクらには素敵な絨毯ですが、ライダーにとってはやっかい。路面がどうなっているのかわからないからです。
トップクラスはIA(※)と呼ばれますが、1日130キロほどを走ります。
走るだけでなく、マシンの整備などもライダーが行わなければなりません。
バイクに関わる多くの能力が試されるスポーツです。
11月19日(土)がDAY1のRound5、20日(日)がDAY2のRound6のファイナルラウンドとなります。
前日の金曜日にもパラついた雨もあがり、この2日間は晴れときどき曇りという天候。
東北の秋の終わりの最高の2日間となりました。
※IA : International A の略です。MFJの発行する国際ライセンスです。
ロードレースやモトクロスやトライアルにもこのIAというクラスがあり、
各ジャンルの最高峰のクラスになります。
てか、一般人にとっては、レースライセンス持っているだけでもかっこいいです。

3ロードコースを観に来た若い男性。この日は四輪の走行日。FIAT500やスーパー7も走ってました。
スポーツランドSUGOはロードコース、モトクロスコース(日本唯一のインターナショナルコース)、
カートコース(ロードコースの中にあります)、キックバイクやミニバイク用のエンジョイコースなどがある
総合モータースポーツ施設です。
設立は1975年、今年40周年です。
(施設はそれ以前からありますが、名称が違います)
Beyond the emotion. がこのSUGOの目指すところです。
紅葉の落ち葉の絨毯となった、SUGO 2DAYSのコース。
そこをライダー達が通過し徐々に轍ができていく。
IAから始まり、そしてIB、Nationalとつづいていきます。
「最初のラップのルート(※1)がいいんじゃない?
落ち葉が舞い上がる中をライダーが駆け抜ける・・・
きれいでしょ。最初の1周目だけだよね、こーゆーシーンが撮れるのは。」
どこをどののように撮影するかに直前まで迷っていたら
SUGOの藤原さんがこんなヒントを。
KRAZyが何をねらってるのか?何を言いたいのかがバレてる・・・(苦笑。
そう、↑こ〜んなコースなんですよ。最高でしょ。
走ってみたくなるでしょ。
SUGOの一番気持ちのいい季節です(てか、ここは自然が気持ちいいので、四季それぞれが気持ちいいけどね。)
ライダーは承認B2クラス北海道から参戦の#454雨森選手です。
※1ルート:このJECのシリーズはオンタイム制と言う制度で戦います。
順位はタイムで決まります。他の選手との位置関係(順番)ではありません。
今回はタイムを計測する区間が3つ設けられています。
今回の1周は約25キロ。タイム計測区間以外はルートと呼ばれ、タイムは計測されません。
が、規定の時刻にタイムチェックポイントを通過しなければなりません。
こ〜んなウッズとかもね、コースです。
いや〜、ウッズまで絵になるSUGO。
写真はB2クラスの#498中畑選手です。写真ありがとうございました!
今回はクロステストにモトクロスコースも含まれました。
ここはスピードが大切になるテスト区間(※2)です。
トライアルマシンなどを使うとこのテスト区間はタイムが出ないわけです。
なので、結果的に写真のようなエンデューロバイクが使用されます。
※2/テスト区間:タイムを計測する区間のこと。今回は3+1つ。
クロステスト・・・モトクロスコースのようなスピードの出るテスト区間。
エンヂューロテスト・・自然の山などの地形の中を走る、走破力とスピードが必要。
エクストリームテスト・トライアル的な高低差のあるセクション。ブロックや丸太やタイヤなど走破力が試される。
ファイナルクロス・・・これは2日間の最後に行われる。モトクロスコースでのテスト区間。

JNCC AA2チャンピオンの石戸谷蓮選手がNationalクラスに参戦。超速いわけですが、MFJ的なラセンスが無いのでまずはこのクラスを走ることになります。
今回もファイナルクロスにはモトクロスコースが使用されました。
ホールショットの#303石戸谷蓮(イシドヤ レン)選手。そこに続いたのはトライアルIBの大神智樹(オオガミトモキ)選手。
この2人は来年シリーズを追うのかなぁ、期待します!
余談ですが、この2人はKRAZyの近所です。
とは言え、そうそう気持ちのいいところばかりじゃないんですよね・・・(苦笑。
こんなところもあったり、
なんだか密林って感じですね、写真だと。
ここはルートです。
ここはず〜っと下り+濡れているので、やや意地悪なセクションです。
慣れてしまえば、どうと言う事はないのですが、僕らには難しいです。
こういうところで意外と体力を使ってしまう。
そうなんですよ。
ドガッとアクセル開けて、ブァァ〜〜ッと駆け抜けるっていうシーンは少なくて
とにかく丁寧にコースを走破することが求められるというコースデザインです。
スピードよりコントロールです。
特にこのSUGOはそういうコースです。
そういう意味でシェルコやベータの人気が急速に高くなっているんですね、きっと。
ちょっとエンデューロのイメージが変わったでしょ。
JECのSUGOはこんな感じが普通だったから、この視点を忘れていました。
これに比べJNCCはもう少しスピードが大切ですよね。
コースは簡単なところばかりじゃない(IBクラス以上の方々には難所にあたいする場所は無いそうですが)
んですが、基本が忠実にできて丁寧に走ることにきつければ、走破できます。
難しいけど努力すれば達成できる。絶対に不可能、ではない。
だから楽しい。
「なんでこんなつらそうなことするの?」って思われてる方もいますよね、今も(苦笑。
つらいというか難しいからこそ、できたときが楽しいんじゃないのかな、と思います。
山を登るのと似ているのかも。
最近流行ってますよね・・・山や自然の中を苦労して歩く楽しさもようやく理解され始めてきたってか。
KRAZyが勝手に注目したのが、このリエフの50ccで挑戦したB1クラスの#497太田選手です。
2日間を走りきりました。
バイクは小さくても問題ありません。
最新の高性能レースマシンじゃなくても走破できます。
(むしろBやCクラスなら4st185くらいのが楽に走ることができるような気がします・・・どうなんだろ)
IB#107前橋孝洋選手.
あ、そうです。#107前橋孝洋選手は、DAY1(Round5)とDAY2(Round6)共に勝利しチャンピオンとなりました。
来年はIAです。
今年急成長をみせたIAの#18小菅タイキ選手とは同じチームオープンエリアに所属。
この2人がこれからのエンデューロを面白くしてくれるのかも。
Round5 DAY1の勝利で、ほぼチャンピオンを決めた#2釘村タダシ選手。
DAY1のスタートでは、またもやエンジンがかからずペナルティを受けてしまいます。最悪のスタートとなってしまいます。
その直後のクロステストでもややミスをしていました。
が、結局終わってみればDAY1を勝利。
DAY2は転倒を繰り返しやや空回りで3位となったものの、最終的には念願の2015年のチャンピオンをとりました。
ヤマハ時代の先輩#1鈴木ケンジ選手とまっこうから戦いを挑み、組み伏せてのチャンピオン獲得です。
「とれて、ホッとしました(苦笑。マジうれしいすよ〜。
来年も参戦の予定です。まだチームの決定は出てないけど、自分は走りたいと思っていますよ」
と答えてくれました。
最初に会ったのはハクスバーナ(MVアグスタジャパン)の広報としての釘村タダシ選手でした。
モトクロスのヤマハワークスに所属していたのですが、そのときの釘村選手は知りません。
まじめでまっすぐな釘村さんが自分にとっての釘村選手。
ようやくチャンピオンの獲得、おめでとうございます!
(こっちもなんだかホっとしましたよ)
#1鈴木ケンジ選手は、今回デビューしたばかりのヤマハWR450FXを持ち込んでの参戦です。
DAY1 2位
DAY2 1位
総合 1位 という結果。
2015年のチャンピオンは釘村選手に譲ったものの、大きな意味ではこのJECのキングです。
すばらしい活躍を見せたのは#22横澤拓夢(ヨコザワタクム)選手。
現役のJMX IAのライダーです
DAY1 3位 DAY2 3位という結果。
総合でも3位です。
なんだか面白くなってきました。
スーパーモトではロードのトップライダーが参戦し、エンデューロでもMXのトップライダーが参戦。
クロスオーバーって新しい何かを生むんですよね、たいてい。
ワクワク。
今年一番の成長株はこの#18小菅タイキ選手ではないでしょうか。
父の#5小菅選手はまだ追い抜けないだろうと思っていたのですが
この SUGO2 DAYSであっさり抜いちゃいました。
2日間の総合は5位です。
なんとDAY1は4位に入っています。
#6太田マサナリ選手は
DAY1 6位 DAY2 4位、総合4位。
このSUGO 2DAYSを最後に、チャンピオンシップを全戦戦うのはおわりになるそうです。
なんか残念ですね。
金銭的な問題だそうです。せっかくこれから、ってときなんですけどね。
トップアスリートってこれがつらいです。
こんなに豊かな世の中なのに、トップの数人がプロになれないなんてなんだかなぁって思っちゃいます。
DAY2の後半、調子のわるかった#3内山裕太郎選手は総合6位。
DAY1は5位。
でも#3ユウタロー選手はいつも安定しています。さすがです。
4st250のシェルコで絶好調の#5小菅コウジ選手。
てか、シェルコのおかげってわけでもなく、日頃の乗り込みの成果なんでしょうけど。
あ、でも「シェルコは乗ってて楽しいからまた乗って練習する」とも言ってましたね。
2日間の総合7位。
IAクラスルーキーの#18タイキ選手(小菅コウジ選手の息子さん)に抜かれてしまいました。
でも#5小菅コウジ選手の2015年シリーズポイントランキングは5位、コチラは抜かれていません。
#18小菅タイキ選手は6位です(コレがまたスゲ〜! コ スゲ〜! あ、すいません 汗・・・)。
紅葉の中で行われたってのがこれで伝わりますか。
これはクロステストの一部ですが、こんな風景なんです。
絶景のなかでレースって贅沢です。
写真は#16太田ユキヒト選手、ひさびさの参戦。てか今年は初だっけ?
エンデューロってワイルドでタフで、ってイメージなんですが
その反面、非常に繊細でスタイリッシュでもあると感じました。
これについてはまた次にでも。
ウィメンズクラスの#202福田雅美選手です。
DAY1 DAY2 共に勝利。
2015年シリーズチャンピオンも獲得です。
おめでとうございます。
女性と海外からの参戦がこれからは大切なのかな。
つづくつづく、次回は水曜日です。
あ、写真が欲しい!という方は、お名前を入れてデザインし(日高のときのように)大きなデータに仕上げて
販売いたします!
ほぼ全員の写真を撮っていますので、ここになくても大丈夫です!
とりあえずどんな写真があるのかの確認だけでもできますので
ヨロで〜す。
写真使用等のご希望などありましたら、お気軽にメールください。kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。
それは、これからのバイクファンや、これからのレースファンの方にも見ていただきたいからです。活動資金は広告出稿料もありますが、グッズの売り上げにもたよっています。
もしよければ、グッズを年に1回購入いただけますでしょうか。グッズの販売は年に4〜5回、販売形態は通販です。次回は今月11月を予定です。
KRAZyのレポはすべてこのTOPICSに一度アップされます。
その後一週間程度で、各ジャンルに振り分け、もう一度アップされます。
古いレポや情報を探す場合は、RaceReportやEventなどの各ジャンルをのぞいてみてくださ〜い。
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