2019.07.06
Supermoto Japan R3 福島 レースレポ Part2 / S2 & S1 OPEN

■スーパーモトジャパン 2019 R3福島 エビスサーキット レースレポ part2 / S2 & S1 OPEN
アジア選手権で戦っていた#101佐々木貴志選手が戻ってきました。
ひさびさにこの250ccクラスに戻ってきました。
あえてストリートタイヤで戦う挑戦とともに。
6月15-16日、全日本スーパーモトチャンピオンシップ/スーパーモトジャパン2019
Round3 福島が、福島東北サファリパーク内にあるエビスサーキットで開催されました。
話題となった#101佐々木選手+ストリートタイヤでのS2クラス参戦でしたが、
そのストリートタイヤの実力をみせるチャンスは今回はなく、
朝のタイムアタックから、ウェットでのレースとなりました。
■S2 class / 世界のダートラ#70大森が初勝利。
S2クラスは参加人数が少ないのですが、じつは実力派がそろっています。
先の#101佐々木タカシ選手もですが、この福島とSUGOにのみ参戦する大場和樹選手、
ダートトラックの世界的選手の#70大森雅俊選手、
今年、乗れている#20馬場大介選手、などなど
マシンの差よりライダーの差が結果に出るのがこのS2/250ccクラスです。
今回のようにダートは完全ウェット、アスファルトのライン上はドライ
というコースコンディションの場合、より一層ライダーのチカラが問われます。
そのハーフウェットレースに勝ったのは、
ダートラックで世界的に有名な#70大森マサトシ選手でした。
Lap5でトップに立つとそのまま後続を引き離しての初勝利。おめでとうございます。
しかし、いまだに右コーナーは苦手なんだそう・・・※
2位に入ったのは#20馬場ダイスケ選手、肩の痛みに耐えての我慢のレースで17ポイントを獲得。
3位には最終ラップでひとつ順位を上げた#22西村泰樹選手。初表彰台となりました。
↑すいません、まちがえました。初表彰台ではありませんでした(7月6日21:45)
このようなスリッピーな路面はダートトラックの選手が強いです!
おめでとうございます。
ちなみにこの#70大森選手もドライではストリートタイヤを使用しています。
※ダートトラックレースは左コーナーのみの楕円コースで戦うため、左コーナーは得意なのですが右コーナーが上手く曲がれないとか。得意な左コーナーでは見た目には転倒しているように見えるほどバイクをバンクさせます。ちなみに今回もスタート直後の左ヘアピンコーナーでアウトに弾かれ転倒かと思わせたのですが、このダートラのテクニックで上手く旋回し、好位置をキープしました。ここで弾かれたままだとしたら、そのままアウトに膨らみ下位に落ちていたのではないでしょうか。大森選手と言えば#70、覚えてくださいね。大森選手はyou tubeに多くのダートトラック動画があります。一度ぜひ。

▲初勝利を上げた#70大森マサトシ選手。ダートトラックの世界的に有名な現役選手です。

▲2位に入ったのは#20馬場ダイスケ選手。レース直前の練習で左肩を痛めたと言っていたのですが、どうやら骨折していたようです。痛みに耐えての2位です。

▲3位に入った#22西村泰樹選手。初表彰台です。←すいません、まちがえました。初ではありません。
<S2 class Result>
1/#70大森雅俊/SRF&FTR
2/#20馬場大介/MADNUTS RACING
3/#22西村泰樹/ハラツヨ★ワークス
4/#101佐々木貴志/Team IRC+モタフレンズ
5/#9住吉敏治/TOYZ Racing
6/#32中原美海/RTOUTRunwithVesrah
<S2 class R3 Ranking>
1/#20馬場大介・・・52pt
2/#22西村泰樹・・・45
3/#70大森雅俊・・・44
4/#7森本圭・・・20(R1 R3欠場)
5/#12近藤一磨・・・17(R2 R3欠場)
6/#9住吉敏治・・・17(R2欠場)

▲最終ラップまで3位を走っていたのですが、裏ストレートエンドでハイサイドクラッシュ。惜しくも5位となった#9住吉選手。「雨は得意という意識はないです。が、雨であっても練習しているためか、それへの特別意識がないです」とのこと。はやり「雨こそ練習」のようです。
▼ひさびさに日本のレースに戻って来た#101佐々木選手。ホールショットを決めトップに立つものの、転倒で4位に。急遽参戦が決まったようでマシンがレーシング仕様に仕上がってなかった様子。「このところ人気がいまひとつのS2クラス、参加者が減少の一途。もうすこし盛りあがってほしい。RX-03 specRは日本でただ一つのスーパーモトを考慮したタイヤ。実際に使ってみるとかなり高い性能があると感じました。とにかくコントロール性が高い。これはスリック並みの走りができるのでは?なら、これでS2クラスに挑戦してみよう」と考えた佐々木選手。実は#70大森選手もドライではこのタイヤを使っています。


■S1 OPEN class / #14小原堅斗選手が勝利。
S1 OPEN classは2回のレッドフラッグが振られ、決勝は8周のレースとなりました。
3度目のスタートでホールショットを決めトップを奪ったのはベテラン#8千葉聡選手。
こういう荒れたレースではベテランが実力を発揮します。
それをポールポジションスタートの#14小原堅斗選手が追う、という展開。
レース中盤、#14小原ケントが#8千葉をとらえトップが入れ替わります。
#8千葉も#14小原に離されまいと追います。

▲#8千葉と小原のトップ争い。雨は激しくなり、千葉はゴーグルトラブルからかゴーグルを外してしまいます。
最終ラップ、その#8千葉を追っていた#4中島俊介がとらえ2位に浮上。
#4中島は今期すでに2勝をあげており、ポイントリーダーです。
2度のレッドフラッグの後の荒れたレースでチェッカーを1番に受けたのは
小原ケント選手。今期初勝利です。
2位は#4中島俊介選手、3位には千葉サトシ選手が入りました。
<S1 OPEN class Result>
1/#14小原堅斗/VORTEX916DR+花巻レーシング
2/#4中島俊介/CHINKASS PEROZE
3/#8千葉智/陸奥組&JU宮城&裏テクニカ
4/#44錦織慎一郎/
5/#6増田浩/CPスポーツ ハスクバーナ長野
6/#17薄井保彦/Husqvarna東名横浜

▲#14小原ケント選手。参戦すれば入賞か優勝、なのですが、全戦に参戦できてないのが残念です。

▲#4中島シュンスケ選手。今期すでに2勝をあげポイントリーダー。エ?あのチーム名はなんて読むのか?・・・さぁ ww

▲ベテラン#8千葉サトシ。まだスーパーモタードと呼ばれていたころからレースを続けています。最も古いライダーのひとり。

<S1 OPEN class R3 Ranking>
1/#4中島俊介・・・57pt
2/#6増田浩・・・39
3/#8千葉智・・・38
4/#14小原堅斗・・・37(R2欠場)
5/#43瀧川貴士・・・17(R1 R3欠場)
6/#21菅野景介・・・15(R1 R3欠場)
※レッドフラッグがレース中に振られた場合、それはレース中断を意味します。大きなクラッシュの発生による救急活動の発生や、急な雨によりスリックタイヤままの走行が危険と判断された場合などがあります。今回はこの2つでした。
※スリックタイヤはドライでのグリップを重視しています。路面に雨などの水がある場合、水はけ機能がほぼ無いため(溝が切られていない)、非常に滑りやすいです。まるで氷の上を走っているかのよう。またスリックは特定の温度のなかでのみ性能を発揮します。低い温度、高すぎる温度ではストリートタイヤ以下の性能になってしまいます。ピットで、タイヤになにかを巻き付けているのは、適正な温度に維持しスタート直後から性能を発揮させるため。タイヤは走行中の圧力や路面からの熱で温度があがります。そこでの温度で性能を発揮するように作られています。これはハイグリップタイヤも同様で、公道でハイグリップタイヤを使う際は温度に気をつけてください。

▲S1 OPEN classで注目されたのは4位に入った#44錦織慎一郎選手。今年から全日本に昇格したばかり。去年の冬に開催されたオーバーオール10というジャンルオーバーのレースでもすばらしい走りを見せました。注目の選手です。このようなスリッピーな路面が得意・・・?

▲最初のレッドフラッグ後の2度目のスタートで好スタートを決め3番手につけた#32新沼伸介選手。しかしこのあとレッドフラッグでレース中断・・・。このまま進んでいたらまたちょっと違う展開になっていたかも。この後、雨が本格的に降ってきます。
次はエリア(地方選手権)のレポートです。
もう少々お待ちください。
最近のスーパーモトはロードレースやダートトラックからの参戦が増えています。
現役ライダーが参戦しています。
理由はそろぞれいろいろあるようですが、
最も大きな理由は、費用がかからない、マシンが壊れない、
マシンコントロールを覚えやすいなどのようです。
みなさんもやってみませんか。
カートコースなどで走行させてくれるサーキットが各地であります。
サーキット走行だけならライセンスも必要ありません。
またMFJのレースにでるにはライセンスが必要ですが、その費用は1万円です。
高いと言われる方も多いですが、
1万円という現金だで、レースに参加する権利がいただけるなら安いような気もします(苦笑。
レースにはいろいろとルールもあるのだから試験とかあってもおかしく無いような気もする…
お金だけで権利がもらえるなら安いような…
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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
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