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2014.07.12

Supermoto Japan R4 TSタカタ攻略法byリュータPart2

リュータ2013広島

 
 

supermoto Japan Hiroshima / TSタカタサーキットの攻略法 by#3金児リュータ ・・その2

競艇に転向を決め、明日の(7月13日)のHiroshima ラウンドからスーパーモトへの参戦をとりやめた#3リュータ選手に

このTSタカタの攻略法ってのを聞いてみたンですが、その答えは意外にも

「死ぬ気で走る」と「暑さと高い湿度のなか、2レースを最後まで戦い抜ける体力」

という内容でした。。。

技術もあるけどやっぱ精神的なことや、体力といった基本的なことがポイントになるんすね・・・。

 

とは言え、やっぱ「コーナリング速度をなるべく落とさない」①

また、「メリハリをつけ、丁寧にキチンと走る」②というのもポイントだと。

昨年のマシンのTCは、エンデューロ用に開発したエンジンをベースにしたモトクロスマシン

というややパワー不足のマシンでした。

パワーの足りない部分はコーナリングなどで稼いでいたんだと思うのですが

基本的なことをきちんとやって、タイムを出しているんですね。

 
 
 
 
 
 

リュータ2012広島2

 
 
 

ここでちょっと、酷暑と体力についてもう少し詳しく。

 

Hiroshimaラウンドは毎年7月末開催され、非常に高温で、またこの高田の地域性か、湿度が高いのが特徴です。

(今年は雨っぽいけど)

それに加え、サーキット内は夏の太陽熱でアスファルトが高温になっていて、

またその照り返す太陽熱も加わってものすごく暑いです。

高湿度サウナ+上からと下からの太陽熱であぶられる、みたいな感じです。

 

「でもバイクって、アクセルをあければ走るんでしょ、なんで疲れるの?」という疑問もあるかと思いますが

モタードの場合もかなり身体を使います。モトクロスと似ていますが、それに高速を加えたライディングです。

パワーがあり非常に機敏に反応するマシン(※)、よく動くサスペンション、ダートセクションでの走りのため

車体を押さえつけたり持ち上げたり、する必要があります。

アスファルト上ではアクセルをあけるだけで走っているように見えますが、じゃじゃ馬を押さえつけるというか

一緒に機敏に身体を動かすことをやって、マシンがどっかにぶっ飛んでいくのを身体でコントロールしています。

  (たまにリュータ選手がウォーミングアップなどで、右手だけでライディングすることがありますが

   身体をマシンと一緒に動かすことができれば、ハンドルバーには触っているだけでいいことになります。

   押さえつけるというのではなく、理想はこのように一緒に動く、です。

   その身体の動きを確認するためにやっているようです。

   今モトクロスのIA-1で活躍している#777星野優位選手もよくやっていました)

 

つまり非常に体力を使います。また、高速スピードは、精神的にも疲れますです。
 

「ヒート1が終わると、身体がものすごく熱くなっていて冷やしたくなります。汗だくですしね。

 でも、自分の場合なるべく冷やさないようにしていました。

 ここで冷やしたら最高に気持ちもいいし疲れもとれるンですけど、ヒート2が最後まで持たなくなるんです。」

レース後の選手は非常に疲れています。

特にS1 pro classは激しく疲れているように感じます。

 

※パワーがあり非常に機敏に反応するマシン:パワーは数字的には50PS程度なので、ロードバイクに比べて大したことはないのですが、

ものすごく機微に反応するエンジンなんです。ちょっとアクセルひねっただけで、ドカン!とパワーが出ます。

今のエンジンは以前ほど凶暴ではないですが、それでもなかなかの凶暴ぶりです。

 
 
 
 

死ぬ気で走る。

これもわかりやすく言うと、持っている力を100%、もしくはそれ以上出し切る。ということかなと思います。

去年のヒロシマではタイムアタックでは1番タイムを出し、ヒート2では勝利します。

この時は、スタンドから見て左奥になる3コーナー、左奥のコーナーに向かう左に緩く旋回する直線、

その先の右コーナー進入(※2)、など

(※2:ダートでタイヤついた土がここに落ちている、ダートを出てから最初の右コーナーんですね。しかも下りながらの進入です。)

がポイントになっていたようです。

 
 
 
 

コーナリングスピードを落とさない、というのは当たり前のように感じますが、実は逆の走り方もあります。

コーナリング中はバイクが傾いていて非常にリスキーな状態です。

できるならこの時間を極力短くしたいですよね。(もしくはバンクさせずに旋回するか)

なので、出来るだけバンクする時間を短くし、小さい円で旋回しコーナリングを終わらせる、

言い換えると、イン→イン→インでコーナーを抜けるということ。

一般的には、コーナーの円の直径を大きくとることが大切で、アウト→イン→アウト

といわれていますが、イン→イン→インや

または加速を重視するため、イン→イン→アウトというようなラインどりをすることがあります。

古くはロードレースのスペンサー(Honda)がそうでした。

スペンサーのマシンはパワーがあったため(スペンサーがピーキーな高出力のエンジンを使い切れたため)

直線で勝負する走り方でした。

実際はここまで極端ではないのですが、こういう走りのほうが少ないリスクで好タイムを連続して出すことができます。

(1ラップのタイムで戦うわけではなく、決められた周回数で戦うわけですから、連続して出せることも重要です)

モタードマシンの場合、中速からのパワーが扱いやすく、且つ、うまく出せていると

このライディングがより有効になります。

たぶん佐合選手はこういうライディングを意識しているように思います。

(が、得意なのは高速コースなんですよね。菅生とか琵琶湖とか伊那は苦手なように感じます)

 
 
 
 
 
 

リュータ2013広島3
これがコース図。上にニョキって伸びている2つのコーナーが特徴的なTSタカタサーキットです。スタンド前にダートセクションがもうけられます。
 
 

そんなこんなでいろいろ話を聞いているうちに、面白いコトを聞きました。

ライバルはほぼ全員モトクロスのIA出身(佐合潔、Jaws増田、森田Ikki、みなMXのIAです。中でも佐合選手は125ccのチャンピオンです)。

なので、ダートセクションは彼らのほうが圧倒的に速いわけです。

速いというより、懐が深いというか、無理ができる、という方が近いのかもしれません。

ですから、リュータ選手は彼らに追われる場合、「ダートで仕掛けてくるだろう」と予想するわけです。

なにしろ、追ってくるのはダートを走って30年!みたいな選手達ですからね。

 
 

で、「ダートセクションでは、捕まってないですよ〜的な走りをこころがけるすよ(笑」ということを言っていました(笑。

わかる、わかる!って感じです。

言葉も面白いけど、なんかリアルだなぁと。

 
 

ずいぶん前ですが、自分もモタードレースをそれなりに真剣にやっていたことがあります。

MXのIAのライダーが後ろにつかれたときは(レースじゃなく、練習とかですよ)

襲いかかってくる〜!!って感じがひしひしと伝わってきたをおぼえています。

実際には襲いかかってくることはありませんでしたよ。

先の3人は、自分レベルをパスする場合はこちらがビビらないようなところでパスしていきます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

攻略法とかの、そういうなんていうか「便利なノウハウ」なんてのは無いんですね。。。、

とにかく基本的なことをきちんと行う。

そんで自分の限界まで出し切る。

そのための体力を作っておく。

そっかー!。。。

 

攻略法という話がなんだか違う方向にいっちゃいましたが、それなりに面白いかなと思いまとめてみました。

 

と、今日はいつになく、「ライディングについて」というコアな内容でした。

 
 
 
 
 

今日はいよいよレースです。雨のようですね、西日本は。

あ、JNCCも九州ですね。かなりなことになってそう。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
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