2017.08.11
Supermoto Japan R5 世羅広島 S1 OPEN & S2 / その2

■Supermoto Japan Rd.5 世羅 S1 OPEN & S2 / レースレポその2
8月の最初の週末の5-6日、モトクロスコースでスーパーモトジャパンのRound5が開催されました。
広島県福山市の近くの世羅グリーンパーク弘楽園という全日本モトクロスも行なわれるコースです。今日は昨日のレースレポートのつづきです。
アスファルトセクションはこの弘楽園内にあるカートコースを。ダートはこのモトクロス会場の一部を使用しました。ダートセクションの長いコース設定となり、いつもとはちょっと違うレース展開になりました。そう、ホールショットがタイムアタックトップのライダーとなるわけではないこともあって、バトルが多く順位の入れ替わりのい激しい展開になりました。
トップクラスのS1 PRO のレースレポートは、8月10日のレポをご覧ください。

スーパーモトというレースは、ロードレースとモトクロスを足したレースです。つまりアスファルトも土の上も走りジャンプなどのセクションもあります。あらゆる路面状況を走ることができないと勝つことができません。
マシンはサスペンション性能や車体の軽さが必要となるためモトクロスマシンを使います。
タイヤはアスファルトのタイムアップを考え(※)ロードレース用のタイヤを使います。つまりモトクロスとロードレースをミックスしたマシンになります。
※ オフロードタイヤで走るとオフロードセクションは速いのですがアスファルトがかなり遅い。むしろロードレースタイヤを使い、オフロードはライダーのテクニックでカバーするほうが全体にタイムが出ることから、ロードレース用のタイヤを使うことになったという経緯があります。
ただオフロードセクションが全体の70%となれば、オフロードタイヤかダートトラック用タイヤが速いかもしれません。

スーパーモトの大きな特徴は、狭いスペースでもレースが開催できて、そのため全体を見渡すことが可能。そのためレースを初めて見るかたにも分かりやすいというのがあります。
また、今ではあまりなくなりましたが、スピードが余り出ないため公道レースも行ないやすい。また、狭いスペースでも可能ということから街の空きスペース(スーパーの駐車場や公園など)でも開催できます。
サーキットまで行かずともバイクレースが見れるのもスーパーモトの魅力のひとつです。
日本でもかつてはお台場(今モタースポーツイベントをよく行なうあそこ)で開催したり、サマーソニックの会場でも開催しています。サマソニは盛り上がりましたよ(Free Paper KRAZyに当時の記事があります)。

今日はそのスーパーモトジャパンR5の S1 OPENとS2のレポートです。
トップクラスのS1 PROのレポは8月10日のをご覧ください。
S1 OPEN class
排気量無制限クラス。モトクロスマシンは一般に450ccなどが最大ですが、海外では500や600ccなどもあります。またレース用じゃない車輛では600ccなどもあります。このような車輛はすべて含まれます。
が、エンジン排気量が大きくなったからと言って速いわけではないのが面白いところです。
S2 class
250ccクラス。
主にモトクロスマシンの250ccクラスを使います。ただし2ストロークの場合は、125ccとなります。
エンジンのパワーに余裕がないため、効率良くそのパワーを使わなければなりません。またその余裕の少なさは(つねにフルパワーを使っているため)パッシングを難しくさせます。つまり頭脳戦の要素もあるのがこのS2です。


#4
S1 OPEN class / ロードレース出身の#4佐藤友之選手が勝利
スーパーモトジャパンシリーズのなかでも屈指のロングダートを制したのは、ロードレースライダーの#4佐藤トモユキ選手でした。巧みなスタートで2番手につけると、以前は苦手としていたダートセクションでアタックし、トップを奪います。
その後は追う後続のミスもあり、その差を広げチェッカー!今期初勝利となりました。
ロード出身ですがダートを苦にしない走りでの勝利でした。
ポイントはスタート直後のバンクのある1コーナー。多くの選手がイン側のラインを選んだのですが#4佐藤選手はアウトのバンク上のラインを選んだあの走りだったように思います。
「イン側は加速ができないです。でもバンクの上のラインからなら、加速で前に出れるって考えました。上手くいきました!」
こう書くと、そりゃそうだよね、ってなるんだけど、実はなかなかそうでもないンです・・・このスタートは見てましたけど。バンクを使っての旋回が素早いこと。そこからの加速がトラクションをかけてしっかりできること。最後に重要なのは、どのラインが前に出れるラインかの見極めのような。巧みでした。

2位に入ったのは#38松浦サトシ選手です。#38松浦選手はダートトラック出身です。今年この全日本に昇格したばかりのルーキー選手ですが、表彰台の常連となりました。真ん中に立つ日も近いのでは。
#38松浦選手の走りは豪快です。ハングオフからの高速スライドは絵になるので撮影は楽です。ありがとうございます!

#8
3位に入ったのは#8中島俊介選手。今期表彰台は初です。が。優勝候補のひとりであることは間違いありません。今年はちょっと歯車があってない?というか低速コースのほうが得意?
このS1 OPENは今年も激しい戦いが展開しています。
#40富田シンジ選手(2016年のS2チャンピオン)、#5ベンバサット・ミッキー選手、そしてこの#4佐藤トモユキ選手に#38松浦サトシ選手、#8中島シュンスケ選手。まだ表彰台に立てていませんが、#7田中圭介選手も実力はあります。激しい戦いがつづきます。

9
あ、そうだ、追記。開幕から2連勝していた#5ミッキー選手が8月アタマの練習走行中に怪我をしてしまったようです。足首の骨折だとか。復帰にはちょっと時間がかかりそう。チームメイトの#40富田選手とのシリーズチャンピオン争いをしていたのですが、脱落です。

10
スタートでホールショットを決めたのは#42の松村選手でした。今年S2からクラスを変更してこのS1 OPENに参戦しています。このまま上位に食い込む?新しいスターが生まれる?と思ったんですが・・・Lap3のダンロップコーナー(ダート)でのラインの奪い合いのバトルの末、エンジンをストールさせてしまい下位におちてしまいます。
速さはあるんですよね。荒けずりですが注目の選手です!


S2 class / #11平翔太選手連勝!
#11平選手、速いです。というか強い! そして上手い!!
ホールショットを奪うとそのオープニングラップで後続との差をつくり、その差をラップごとに広げてそのままチェカー。圧倒的なレース運びで連勝です。タイムタックでも2位との差が2秒弱の1:52.067
#11平ショウタ選手、これで今までモトクロスもレースもあまりやったことが無いって言うからすごすぎ。こういうのもスーパーモトの大きな魅力かもですね。実力さえあれば上位に食い込める、というか勝利も可能。
次のSUGOも熊本からDune★Motoさんから参戦だそうです。これはもしかすると・・・

2位に入ったのは#25小倉ヒロヤス選手。オープニングラップですばやく2位に上がり、中盤には後続との差を徐々に広げそのままチェッカー。表彰台は今年2度目。おめでとうございます!
これでポイントは54pointで単独2位。

3位に入ったのは#14管野ケイスケ選手。タイムアタックでは55秒台の8番手でしたが、激しい3位争いを制して3位表彰台です。
レース終盤、この3位争いが激しくなります。#14管野選手、#30森本選手、#7堀田選手の3人による戦い。少しのミスで順位の入れ替わるきびしい戦いが5ラップほど続きます。誰が3位に入ってもおかしくなかったです、見応えありましたよ。

3位争いを展開した#14菅野選手や#30森本選手もですが、四国からの参戦が多かったです。四国はライダーによるスーパーモトスポーツの盛り上げ活動が盛んです。いつか取材に行きたいなぁ。

今ラウンドのMVP(Most Valuable Player てか、Rider?)は誰かなぁ・・・考え中です。
MVPの賞品はKRAZyTeeとステッカーセットになります。前ラウンドの受賞者は沖縄の稲福さんでしたが先日ようやく発送(汗)。赤嶺選手のお店に送ったんだけど、とどきました?
てか赤嶺リョータ選手、参戦しないンですか。速いのになぁ。

ただ今 KRAZyGOODS販売チュー、いつになく人気がない・・・(汗)。 だめ?この色。今まではこのシリーズすごく人気あったのになぁ。この色もテストでは人気あったのになぁ。
あ、次はエリア(地方選手権)のレポです。12日の予定。
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。
それは「これから」のファン、つまりお金を出してまでこの情報を得ることはない方々に向かった内容だからです。
活動資金は広告出稿料もありますが、グッズの売り上げにもたよっています。
もしよければ、グッズを年に1回購入いただけますでしょうか。グッズの販売は年に8〜10回、販売形態は通販です。
発行責任者:近藤正之
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