2016.10.19
Supermoto Japan R8 奈良 S1 PRO class / Part1

Supermoto Japan R8 奈良 レースレポPart1 / S1 PRO class
10月15-16日奈良県名阪スポーツランドでスーパーモトジャパンR8が開催されました。
今ラウンドの見所は長いダートセクションです。
全日本モトクロスのスタートとそのコースの一部を使うというコースデザイン!
そしてスタートはモトクロスのような横一列一斉スタートです。
ちょっと他では見る事のできない迫力のダートセクションのレースとなりました。

当日は気持ちのいい秋晴れ、完全なドライとなりました。
曇のち午後からは天候がくずれるかも、という予報をうらぎり
終日晴れの一日となりました。
お客様が多く入るといいなぁと思ったのですが、そこはちょっと少なめ・・・。
う〜ん、KRAZyも事前告知や話題の提供などもっとがんばらないといけないと反省!(汗

3
ダートセクションは土ではなく、サンドです(↑)。
これはスタート直後のコースのアップ写真。
かなり細かい砂で、スタート直後の1コーナーはとくに細かく、まるで火鉢のなかの灰という感じ。
速度を乗せたまま上手くコーナーに入らないとこの細かな灰のようなサンドにタイヤが埋まってしまいそう。
特にイン側は砂の粒が細かいような。
スタートも難しいです。
モタードはロードタイヤを使うため、サンドではグリップしません。
いかにリヤタイヤをグリップさせ、また車体をまっすぐ保ったまま加速できるかが勝負になります。

スターティングマシンてのはこういうヤツです。
モトクロスのスタートで使うあれ。
これがパタンと倒れたらスタートになります。

今回のレースクイーンは柑子木美帆さんです。
ありがとうございま〜す!
このスーパーモトジャパンとは、MFJ全日本スーパーモト選手権の名称です。
つまり正式な日本を代表する選手権になります。
が、まだまだ発展途上。だから完全なプロライダーもまだいません。
だからこ、そみんなで作り上げていこう!っていう余白があるような気がします。
柑子木さんもそのひとり。
いかがですか、みなさんも参加しませんか?レースを走るだけがレースへの参加じゃないです。
コースマーシャルも必要だし、こういうレースクイーンさんも必要。
他にも各チームもいろんな役割があって、そこで参加するというものアリです。
チームや選手のメカやドライバー、また応援もひとつの参加です。
いかがですか〜(と、ひとしきりPR・・・汗)

6
今回は参加ライダーも話題が。
このスーパーモトを初期の初期からライダーとして参加してきた増田智義選手も今回ひさびさの参戦。
JAWSのあだ名で有名ですね。
あ、今は主流となった4ストロークのモトクロスマシンの開発ライダー(ヤマハ)でもありました。
先日古い写真が出て来て、そこにJAWSの走る姿を発見。
2002か03年の湯河原のコースを走るJWAS選手です。あ、この日は自分も走ってたんだけど、
友人が撮った写真にJAWSが写ってた。なつかし〜・・・。
他にもあの三苫進選手も参加しました。
三苫選手もこのスーパーモトを作り上げてきたライダーのひとりです。
しばらく参戦していなかったので、今回はトップクラスではなく、その下のS1 OPEN クラスで参戦。
「アスファルトは全然走ってない(苦笑」と三苫選手。

コースは約半分がサンドのダートセクション、アスファルトのサーキットが半分。
なのでタイヤの選択が難しい。
1アスファルト用のスリックタイヤをそのまま使う
2そのスリックに溝を掘り(※)ダートでもグリップするようにしたタイヤ
3レインタイヤを使いそこに補助的に溝を加えたタイヤ
などの選択があります。
それぞれにメリットがありデメリットがあります。
左:#8吉田雄一選手のリヤタイヤ。スリックにオリジナルデザインのミゾを掘っています。
中:#7五十住洋佑選手。左右比対称!1コーナーは右旋回。そこに特化した?
右:#2森田一輝選手。レインに溝を軽く追加。レインはダートでの食いつきが良いようですが
長く持たない。このS1 PRO クラスは2レースあるのですが、タイヤは1セットしか使えません。
つまり、2レース目のアスファルトがきつくなるわけです。
レインタイヤはアスファルトでは減りも早く、また熱に弱いんです。
選手ひとりひとりの戦い方がここから見ることができます。
※溝:レース用のタイヤは溝を掘ることができます。
そういう溝を掘るマシンがあるんですね。この溝でタイヤの剛性をあえて落としたり、ダートでのグリップを増したり
しながら各ライダーが調整していきます。
このタイヤの話だけでもなかなか面白いんですよね。
いつか特集したいです。コレがわかるとレースの展開もわかるし、そのライダーが何を考えているのかも予想できます。
イッキ選手はたぶんですがスイタートにすべてをかけたんだと思います。
レース後半はタイヤが熱でタレてきます。そこまでに勝負を決めたいと考えていたはず。
なので・・・

ダートセクションでのバトルは迫力ありました!
特にこのS1 PRO クラスは面白かったです。

9
今日はトップクラスのS1 PRO クラスのレポです。
注目の選手は、 あ、これはレース前にアップしたレポをご覧ください。
↓ ↓ ↓
https://www.krazy-web.com/custom/supermoto-japan-r8-ランキングポイント/
さて、誰が勝つのでしょうか。
このトップクラスは午前と午後に2レース行われます。

そうです! 勝ったのは#2森田イッキ選手でした(SRF宮城+FTR)。
スタート直後のダートでトップを奪うとそのまま一気に後続を振り切っての勝利。
レース1も2も勝利でおさめ、2勝をあげました。
これで年間チャンピオンが見えてきました。

「今日のレースは楽しかったです!
JAWSさん(増田智義)の存在がプレッシャーでした。
たぶん敵はJAWSさんだろうと 思っていました。
JAWSさんはタイムがどうのなど関係なく強いですから
なにがおきるかわからないと思っていました。
今回も最後には2位ですから。
タイヤのチョイスがポイントでした。
昨日の事前走行でいろいろタイヤは試してみて、なんとなく結論を出したんだけど
最後は公式練習であの組み合わせに決めました(前後レイン/BS)
スタートをポイントにあのチョイスになりました。
スタートで前に出る作戦でした。
タイムアタックもあまり重要視はしていなく、タイヤ温存を考えました。
(タイムアタックは途中でやめています)
2レース走って結果的にはタイヤは思った以上に持ちました。
ハードブレーキングも無かったせいか、しっかりもちました。
そのため、レース後半も落ち着いて走れました。
レースは序盤が勝負だと考えていました。
スタートで前に出て、前半にスパートをかけていくという作戦です。
計画通りにすすみました!」
表彰後の#2森田イッキ選手へのインタビューより。
仙台までの帰路は楽しい車中となるようです。
あ、今森田選手は福田さんから(フクダテクニカ)ダイエット指令が出ているそう。
「70kgを超えるとマルガリータ(頭をバリカンで丸がり)」
なんだって。レース後の体重計は・・・69.5kg!
あぶないあぶない(笑。

両レースともに2位となったJAWS(増田智義)選手。絵になるなぁ。
レース1、レース2ともに2位に食い込んだのは#13JAWS増田選手(増田智義 / JAWS Racing)でした。
JAWS選手は今ラウンドも前日のセットアップ走行を行っていません。
タイヤ選択も悩まず、スリックのまま(リアはミゾを増やしていますが、軽く。フロントはノーマルのまま/M)。
レースは当日ぶっつけ本番です。
それでもこの位置。スタートが決められていれば勝っていたのでは と思います。
JAWS選手は今年、開幕ラウンドから参戦してませんでした。
この日がひさびさの参戦。
やはりJAWS選手がいないと、レースは面白く無いですね。
それにしても迫力ある追上げでした。JAWSという名前のとうりでした。
バイクから降りたらニコニコしてるのに、この対比がすごいなぁ。

レース1でホールショットを決めた#73青木選手.
今回注目のもうひとりは#73青木優治選手(平塚テクニック AOKIRINGYO AMSOIL)。
レース1では鮮やかなホールショットを決め(作年も)レースをひっぱります。
中盤まで2位を走行します。
結果は5位ですが、すばらしい走りでした。
ヒート2も4位に入りました。
あ、スタートの秘策を聞いたけど内緒です〜(笑!

若い#9城取諒選手(Husqvarna 長野)もレース1では、結果を出しました。
ベルギーで行われたスーパーモトイベントレースに参戦し、世界と戦ってきました。
今ラウンドでも、MX IA IBのライダーを相手に、3位に食い込みました。
こういうのがスーパーモトの面白いところです。
ベルギーの話、いつか聞かせて!

15
#8吉田雄一選手(Technix)、今回もきっちり結果を出しました!
ロード出身ですが、レース2では3位、レース1も6位に入りました。
レース2では最終ラップまで2位だったのでですが、惜しかった。
レース2では見事なスタートを決めほぼホールショットだったのでは
(僕は撮影の都合上、1コーナーの立ち上がりで待っていたため、1コーナーの侵入は見えない)
このサンドはロードタイヤにとって、とても難しいコースです。
いくらタイヤの溝を増やしたといっても、それはわずかの差です。
空気圧や体重のかけ方の違いでも変わります。
そこはやはりライディングがもっとも重要です。
レース2では最もイン側のグリッドを選んでいました。
もうそこは一度アウトにふらないと1コーナーに入れないというようなグリッド。
でも見ていて思ったんですが、意味が深いと思いました。
「僕が一番インになると思っていたから、横に吉田くんが入ってびっくりしました」と
森田イッキ選手も言っています。
吉田選手ってかなり小柄なんですよ、なので足がつきにくい。
こういうサンドではかなりふりなんですけど・・・。
マシンコントロールが上手いんでしょうね。今度スクールがあったら教えてもらいたいなぁ。
モタード版チビテク講座とかいいかも(あ、ガルルさん、ごめんなさい。冗談です 汗)。

R7で初勝利をあげた#7五十住洋佑(C.G.PHANTOM Racing× Prorsum Ride)はレース1で4位に。
レース2は転倒から下位に落ちてしまいました。残念。
このサンドはいつ転倒してもおかしくない、そういう難しいコースです。
ワンミスが大きく結果にひびく、そのミスをいかに小さくするかも結果につながるのかなぁ。
MX出身のライダーはミスはするけど、最少におさえているようでした。

高山選手は300ccのマシンで戦いました(MotaFriends 12 ROKKKETZ)。
車体が軽いので、ダートでコントロールしやすいんですね。
またパワーもトルクも急激に出力されることなく抑えられているので、かえって車体を前にはこびやすい。
というか以前も書きましたが、低い回転域からトルクが出ているので、車体を前に運びやすいです。
(ダートではタイヤがグリップしないので、あまり大きなトルクが急激に出て来ると、滑りやすく前に進まない)
という特徴があります。
結果は惨敗。しかし、レース2では6位に食い込みました。
今回のサンドではパワーが足りなかったのかも。
ここではあまり関係ないけど、このエンジンはエンデューロにいいと思いますよ〜。
だれか試してみませんか?アテナの300ccキットを組んでいます。

18
カッケ〜!
#22木下裕規選手(TEAM HAMMER)です。
ひさびさの参戦でした。結果はだせなかったけど、目立ってました!
あ、今回のBEST LOOKING賞は#22木下選手です!
ウェアと車体の組み合わせもかっこいいけど、今回はライディングも含めて!。
かっこいいって大切だと思います。見た目って大切ですよね。
モンスターのステッカーって世界中で人気です。世の中の多くの方がクルマやスマホなどに貼ったりしています。
またそのアパレルも人気です。
それはあのマークかっこいいと感じているからですよね。かっこいいってものすごく強い吸引力があるんだと思います。
今日本でも技術を売りにしていた産業も「このカッコイイ(見た目)はかなり重要、スペック以上に大切である」と考えるようになりました。

ベルギーでのスーパーモトイベントレースから帰国したばかりの#4新井誠選手(CP sport Husqvarna長野)は
風邪のためか乗れていなかった・・・。
練習の時点でも身体が、脳がイメージするようにうまく動いていないような感じ。
転倒も多いし。一度はマシンにやちあたりして怒ってた・・・(苦笑。

レース2の最終ラップ、ダートセクションで起きました。
ジャンプからの左バンクコーナーからのフラットな右コーナー
この間にJAWS選手が前をいく#8吉田選手にアタック。見事でした!
「きっとどこかでしかける、とするとこの区間。次がラストだから絶対にアタックする」と
思っていたんです・・・。
メモ&撮影のつい目の前のことに気をとられていてそこに移動しなかった。
バンクをつかった豪快なパッシングはすごかったです。
遠くからみていただけ、それも重要なところが見えなかった。

表彰台の#73青木優治選手、うれしそう。
おめでとうございます!

お、トニー監督。
エリア中日本作戦はいかがすか〜。
つづく。次はS1OPENと S2クラスです。
エリアはそのつぎなので・・・土曜日?
土曜日はお台場からSUGOなので、書けそうもない。もしかしたら来週・・・汗。
あ、エリアクラスの各地区のチャンピオンのみなさん、KRAZyから賞品を提供したいです。
そう、年頭に言ってたあれです。
もう各地区のチャンピオンが決まり始めていますよね。
これも詳しくは後日詳細を。
質問などはこのアドレスへお気軽に→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。
それは「これから」のファン、つまりお金を出してまでこの情報を得ることはない方々に向かった内容だからです。
活動資金は広告出稿料もありますが、グッズの売り上げにもたよっています。
もしよければ、グッズを年に1回購入いただけますでしょうか。グッズの販売は年に4〜5回、販売形態は通販です。
レポは各ジャンルごとに掲載されています。どのジャンルにも分類できないものは2カ所に掲載か、TOPICSに掲載されます。
古いレポや情報を探す場合は、RaceReportやEventなどの各ジャンルをのぞいてみてください。
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発行責任者:近藤正之
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