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2024.02.01

ホット・ハッチバックっていうネーミングが、ミニクーパーやシビックの存在価値をあげた。

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■4スト125ccは小さいとか入門用な価値だけ?-1.Feb.2024- 

 突然ですけど、CRF125FとかTT-R125、ストリートならCB125Rなどのやや小さい4st125くらいのバイクをミニモトって呼んだりしますよね、なんか違う言い方ないかなぁ・・・。

 

 な〜んてことをたまに考えています。

 

 バイクとして魅力あるサイズだと思うんです。免許制度が変わると125はかなり身近になりますし、そもそも誰でも乗りやすい、使いやすいサイズだし。つーか、バイクの魅力も体感しやすいし。
 

 サイズとして小さいから「ミニ」って呼ぶのは正しいんだけど、この名前だといつまでも入門用バイクのイメージのままなのかなぁと。入門用っていうイメージだと、いつかは大きいのに買い替える必要が出てきます。一生乗っててもいいはずなのに。
 
 

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▲全日本エンデューロ選手権日高2デイズでは総合10位に入ったAD/Tacこと和泉選手(ストレンジモーターサイクル)。KTMやハスクなどのレース用マシンを抑え総合10位です、初心者用の適当な性能の低いバイクではないことが証明されました。

 
■クルマにはホット・ハッチバックというジャンルが

 

 ミニ・クーパー(初代)やルノーサンクやチンクやシビックなどはホット・ハッチ(ホット・ハッチバック)とも呼ばれてましたよね。だからなのか、このサイズのクルマは入門用ではなく堂々とこのサイズのクルマを楽しみました。このジャンル名によって「小さい」だけではない価値が出てきて、他と互角ジャンルになれたりしますよね。

 

 そんな「新しいジャンルを作れる、そして、わかりやすい」っとゆー愛称というかジャンル名はないかなぁって。

 
 

ベータ桶スポコンドーライド
▲4スト125ccのBetaモタード。これはKRAZyの車両です。ストリートメインで、ツーリングは年に1回くらい。で、たま〜にミニサーキットも走ります。ストレート遅いですけど、うまく走らせたらまぁまぁ走ります。というか、速い遅いじゃなくって、乗ってて楽しいんですよね〜〜♪♪♪

 
 

■ミニってだけじゃない

 

 以前からこのサイズに乗っているんですけど、いろんな価値があるように感じています。某選手から言われたのは「スキルアップにとてもいいバイクですよ。いろんなことに挑戦しやすいです」とか「バイクの基本操作が低いリスクで身に付くバイクです。パワーでリアを流す、というのもこれなら簡単に身につきます」とか。ロードレースのトップの選手もシーズンオフになるとこのサイズのバイクで(XR100やCRF100もよく使われます)乗り込む姿をよく目にしていました。

 

 スーパーモトのレースでも、実はすごく楽しいような気がしています。自分もまだ現役の頃、あえてパワーを抑えた遅いマシンで練習していたことがありました。自分は走行ラインのつなぎ方が下手だったんですがこのパワーのないバイクで乗り込むことで、少しは身につきました。

 

 そんなスポーツ的なシーンだけじゃなくストリートでもすごく魅力があるんじゃないかなぁと感じています。フルサイズに近いけど、コンパクトで軽く、また足もつきやすい。身長が150cm台の方でも気軽に乗れる。高速道路が使えないのが欠点だけど、使わないって決めたらあんまり不便でもないです。

 

■もっと積極的で、プラスな意味を持つ言葉

 

 「ミニモト」ってのが悪いネーミングなわけじゃないけど、もっと積極的な意味を持つ名前はないかなぁって。「初心者用の」って言葉を感じさせないネーミングはないですかね。

 
 

リュータ&ケイコ
▲4st125ccモタードのハスクバーナSMS4(SM125R)と金児隆太選手と奥様のケイコさん。「今度新しい4スト125のモタードがハスクから出るらしいンすよ。ちょっと乗ったんですが、まじで面白いす!試乗会で乗ってみてください、KRAZyで取り上げてください!!」と、当時スーパーモト選手権/MOTO1の最高峰クラス#3だった金児選手から電話が。乗ってみたらこれが面白い。てなわけでKRAZyで特集するために「楽しいモタード」「カワイイ(オシャレ)モタード」「みじかなモタード」というテーマで撮影した際の1カット。場所は浜名湖周辺です。カメラマンはカッシー。

 
 

■「マイナーっていいことかも」という意味を込めてKRAZy

 

 KRAZyってCRAZYと同じ意味なんですが、「マイナーはいいこと」「マイナーこそ価値がある」という価値観を表現する言葉を探してて発見したんです。ある映画のセリフでした。

 
※CRAZYの意味は本来は「気がちがってる」という言葉から「とんでもなくすごい」という意味が今はあります。それは今では「周囲に似たものがない」という意味を持つようになっています。つまりそれは「とても個性的な」という状態です。とても個性的とは「マイナー」な状態です。CRAZYには「すごい:というニュアンスがあるので、「マイナーはかっこいい」という意味になるのかなぁと考えました。マイナーなものにCRAZYというコピーをつけると、急に価値が変わるように感じたんです。
 

 マイナーとメジャーのどっちが価値があるか?という場合、多くの方がメジャーを選ぶと思います。が、広告企画ではマイナーな価値・性能を持つ人が重宝されます。誰も真似をできない人ほど大切にされます、替えが効かないからです。バイクは所詮マイナーです。モータースポーツもエクストリームスポーツも基本的には日本ではマイナーです。でも、マイナーだから魅力的で価値がある、というところからスタートすることで、興味を持ってもらうことができるのかも、と考えたんです。
※KRAZyはモトスポーツやライド系スポーツ、時にはストリートスポーツ(エクストリームスポーツ)の魅力を紹介する目的で始めました。

 
 

ttr125

 
 

■今は思いつかないし、何の役にも立たないかもだけど

 

・コンパクトマシン(ミニより、コンパクトの方が意味が積極的かなぁと)

・ライトウェイトバイク(クルマのライトウェイトスポーツから)

・スキルアップバイク

・ライディングマシン(ライディングスキルが身につく)

・1/8(125ccは1000の1/8)

・125(今は4ストしかないので、125ccを言い換える言葉でもいいのかなぁ)

・ダンシング(軽い、操作が楽を言い換えてみました)

・ファンバイク(楽しいバイク)

・ライトストリート

・・・・・

 
といろんな切り口を考えては、それをステップにまた考えてるんですが、なかなか思いつかないです。思いついたからってどうなるわけじゃないけど、何かの役に立つかなぁって。

 
 

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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之/KONDO design

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