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2016.07.24

Yamaha YZ125X 試乗インプレ

Y

 
 

プリント
 

YZ125をベースにしたエンデューロクロスカントリーバイクYZ125Xが発表になりました。

先週の15日、スポーツランドSUGOで試乗させていただきました。

 

今回も初級中級な自分が乗った感想をそのまま正直に書く

という無謀なインプレレポートになります。

僕らに必要な性能、僕らだから感じる性能ってのもあるのかな、というのが意図です。

なので、上級のみなさんには参考にならないかもしれません!

 

ってことで・・・。

 
 
 
 
 

1表紙
2
 
 

車両はこんな感じ↑。

見た目は、YZ125とあまり変わりません。

大きく違うのは、スタンドが付いてることと、リアホイールが18インチになってるなど・・・

しかし、実際は

 ●エンジン出力をエンデューロ等で使いやすい特性に変更(燃焼室の形状変更、YPVS作動特性最適化)

 ●高回転時にはYZ125並みの高出力を維持(専用CDIユニット)

 ●前後サスペンションの専用セッティング

 ●リアタイヤ18インチ化(YZ125は19インチ)

 ●フロントブレーキローターの大型化(270mm)

 ●2次減速比変更(T50)

 ●サイドスタンドなどエンデューロ用装備追加(サイドスタンド、リザーブ切り替えコック付燃料タンク、シールチェーン)

けっこういろいろ違うンです。(詳しくはヤマハHP(↓)をご覧ください)

http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2016/0610/yz-enduro.html#.V1pffJLwIIY.facebook

 

見た目はあまりかわりがないですが、乗ってみると今までの2st125モトクロスマシンとは大違い!

 
 
 
 
 

車体
3
 
 

そういう意味では、あのYZ125の軽さとコンパクト感を持ったまま、

エンデューロ&クロスカントリーバイクに仕上げてあるというわけです。

「The Real Light Enduro」がコンセプトだそうです。

 

なのに価格はYZ125とほぼ同じで、580,000円(税別)!!

ここにブルー・クルー(bLU CRU)のサポート態勢も付いてくるわけです。

 
 
 
 
 
 

車体
4
 
 

開発ライダーはレースで活躍する鈴木健二選手です。

クロスカントリーレースのJNCCや、エンデューロレースのJECで何度もチャンピオンを獲得しています。

というかチャンピオンということ以上に、

今のこのエンデューロ文化が栄えているのはこのケンジ選手がいてこそのような気がします。

 
 
 
 
 
 

車体逆サイド
5
 
 

このYZ125Xは、実戦でテストを繰り返してきました。

↑の写真は、JNCCR2の近畿大会のときのモノ。

ややモトクロス的なコースということもあって、スピードレースでした。

なので、とにかくずっとアクセル全開です。

今ではあまり聞かない2st小排気料の排気音が会場にひびきわたっていました。

 
 
 
 
 
 

後ろから
6
 
 

この音で、見える前から鈴木ケンジ選手がやってくることがわかるんです(汗。

とにかく、ずっと全開。3時間。

エンジンの耐久性はすごい。ヤマルーブオイルもすごいってことすね。

(ケンジ選手のガスとの混合比を確認するのわすれた 汗
 参考になんないけど、参考になるかもしれないし・・・)

 
 
 
 
 
 

JNCC_丘の上
7
 
 

先日のJNCC R5鈴蘭では、一時総合でトップに立っています。

これは驚きました。「え! マジ!?」って。小池田選手はどこに行ったの? と混乱したくらい(汗。

 

このときはたしかガス補給のために順位が落ちたんですよね。

 
 
 

走り
8
 
 

というと、モトクロッサーのように速い!という印象になるかもしれませんが

かなり違います。

 

低回転域のトルクが豊かになっていて、かなり粘る出力特性になっています。

予想以上でした。ほんとうに。

それもただ回っているというのではなく

ちゃんとマシンコントロールできるくらいの力が出ています。

 

3速で斜面のブッシュの中をうろうろと走ることができ、こぶや短い登りならクラッチを当てずとも

ゆっくり登って行きます。

この「ゆっくり確実走行」ができるのがうれしいです!

パイーンじゃなくても有効出力が得られます。

 
 
 
 
 
 

走り
9
 
 

パワーを得る為にはアクセルをあけてパイーーンッ!

というイメージが2at125ccにはありますが、Xは違いました。

ウォ オオ、 ウォ オオオ と、低回転でトラクションさせ、ゆっくり・まったり、走ることができます。

そのためか、車体はより一層コンパクトに感じ、数字以上に軽く感じます。

これは実際に体験してみてください。

 

あ、始動はキックのみです。セルはありません。

セルがついたらなぁ・・・とは思います。

 

が、キックは力をかけずとも軽く踏み降ろすことができます。圧縮比をさげているため、より一層軽くなっています。

手でも可能かも、たぶん。   ためさなかったのが残念です。

 
 

でも、やっぱセルがあったらなぁ・・・。

年間1000台売れて、それが5年にわたってつくづく、となったら可能かなぁ。

アジアで人気が出ないかなぁ。アジアのみなさんも小柄僕だから、軽いバイクは好かれると思うンですよね。

メカが簡単なのも好かれると思うんだよなぁ。

(でも先日のWORLD KRAZyでの英語のYZ125X記事はアジアではあまり人気は無かったです。欧州やオーストラリアの方が読まれてた・・
 じゃ欧州で売れないかなぁ。)

 
 
 
 
 
 

ブッシュ
10
 
 

とてもコントロールしやすく(振り回しやすく)、またYZ125以上にコンパクトに感じるのは

初期でよく動くサスの効果もあるのかもしれません。

これくらい動いてくれると助かります!これもYZ125X専用です。

 

なにしろずっとそんなビンビンに飛ばし続けるわけじゃないですからね。

パイーンとか元気なのは最初だけです。1時間も走ったら、疲れないマシンがいいです自分は。

 

個人的にはRが動きすぎるような気も・・・気がしただけです。

そこらへんは各自みなさんが仕上げてください、好みもあるでしょうし、体重も違うでしょうし

とにかくここまではやりました、ということだと。

 
 
 
 
 
 

走り
12
 
 

2速でフルロックの8時の字を描いてみました。クラッチはつかわず、アクセルワークのみで。

はい、簡単にできちゃいました。

3速でも挑戦・・・なんとか、できました。

こんなくらい極低回転域でもトルクがでています。すごいでしょ。

 
 
 
 
 
 

エンジン
13
 
 

18インチホイールです、

これはありがたい、コレでEDタイヤが選べるしレースに出る為にホイール買う必要もなくなりました。

あ、そうです。フトントローターがちょっと大きくなったそうです。

実感はできませんでしたが、

長時間&JNCC鈴蘭のようなコースではきっと効果あると思います。

 
 
 
 
 
 

ヨコ車体右チャンバー
14
 
 

タイトル
 

KRAZyが注目してるのはブルー・クルー(bLU cRU)というサービスです。

http://riders.yamaha-motor.co.jp/blucru/

 

「ヤマハYZシリーズの アマチュアオーナーのための レース参戦サポートプログラム」

です、これは。

サービスというかサポート態勢というか、いずれにしろコレはすばらしいなぁと。

スポーツが栄えるにはハードも重要だけど、ソフトも重要だと思います。

また、こういうソフトがそのブランドのなにかを築いていくような気もします。

他のジャンルではこのソフトによっても、各自のブランドを築き強いファンを作っています。

 
 

具体的には、バイク購入時のオイル製品プレゼントや、表彰台にあがると金券もらえたり、

またライディングスクールも行われます。

JNCCなどではレーシングサービスも行われ、ライディングやマシンセティングの相談にも乗ってもらえます。

これはコースが目の前にあるわけですから、かなり実戦的なアドバイスをもらえるのではないでしょうか。

また同時に部品貸与なども行われるそうです。

そういう意味では、このサポートプログラムは利用価値がありますよね。

またメーカーがこういうことを行うコトで、レースは無謀運転というような間違ったイメージも変わるような気もします。

新聞やニュースで「公道でレース!3人が犠牲」とかいう間違った言葉使いも減るような気がします。

 

このブルー・クルー(bLU cRU)海外ではすでに行われていて、それが日本でも始まったんだそうです。

もしかすると、まだかゆいところに手が届いていないかもしれないけど、

徐々に進化すればいいと思います。

お客様の声を蓄積して、どんどん良くなって行くといいなぁと。

 
 
 

一方で、きっとすばらしいサポートプログラムなんだと思うけど、

正直、体験してみないとわからないような気もする・・・・です。

かといって、バイクは買えないしなぁ。

 
 
 
 
 
 

走り
下手な自分でも2速でフルロック8の字が描けます。3速も試しましたがなんとかできました。
 
 

とにかく試乗のチャンスがあったら乗ってみてください。

チャンスがなくても試乗目的に行くのもいいと思います。

きっとおどろきがあると思います。

 

ただ、個人的な感想をはっきり言わせていただくなら、初心者用では無いように思いました。

同じ初心者でも「エンデューロやクロスカントリーが上手くなりたい、まだまだだけど」という方にはとてもいいと思います。

整備もしやすいし、ライディングも覚えやすいし、操作の難しい点も残っているので練習になるし。

本当の初心者には、TTR125やセローが向いてるように思います。(TTR125は今も欲しい!)

「バイクなりに走れば、たいていのところは行けちゃう。」というバイクではなく、あくまでも、

すごくコントロールしやすいオフロードバイク、のような気がします。

 
 
 
 
 
 

車体
15

 
 

↑こういう姿が一番かっこいいなぁと。

    あ、125Xはちゃんとスタンドはあるから、自立はするんですけどね。

 

YZ125Xは日本のエンデューロやクロスカントリーに向いてるのかなと感じました。

コース状況もだけど、日本人の体型的なことも含めて。

日本製の日本向け。僕らのココロがわかってるから、ツボをついている。

この日の帰り道、車中で思ったのは「J-POPみたいだな」って。

 

もうひとつ思ったのは、日本の豊かな里山を自由自在に駆け回る小型犬の姿。

シバ犬が薮のなかや樹々の間や崖を走り回る姿です。すごく楽しそうに走る。

YZ125Xなら、そんな具合に走り回れるような気がしました。

 
 
 

この日は本当に楽しかったです。もっともっと乗りたかったなぁ。

仕事というより完全に遊びでした。すいません!

 
 
 
 
 
 

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発行責任者:近藤正之

 
 
 

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